簡単で驚く!“たっぷり薬味が決め手”レパートリーに加えたい絶品「魚」レシピ2品
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
先日、福岡市長浜鮮魚市場の市民感謝デーに行きました。市場の一部が一般開放されて新鮮な魚介類が購入できるイベントなんですが、とにかくとにかく大盛況! ちなみに令和6年度、今後は6月8日、10月12日、11月9日、12月14日の開催が予定されているようです。
人の多さと安さ(後、あのお魚ソング)に冷静な判断を欠きそうになりましたが、結果いいお買い物ができました。
今回は、そこで手に入れた旬のアジと真鯛の活用レシピをご紹介します。
1:たっぷりの薬味が◎意外と簡単「アジの酢締め」
魚の中では比較的安価でこれから夏にかけておいしくなってくるアジ。新鮮なアジをさっと酢で〆て、お好きな薬味と一緒にどうぞ(今回使用するもの以外では、大葉や白ネギなどもおすすめ)。
個人的には、甘めの九州醤油をつけて食べるのが好きですが、醤油と酢を半々で割ってつけて食べてもおいしいです。
【材料】(3~4人分)
アジ(刺身用三枚おろし)・・・3~4尾分
塩・・・適量(重量の3%)
酢・・・200ml程度
みょうが・・・1本
しょうが・・・親指大
青ネギ・・・2本
醤油・・・適量
<作り方>
(1)アジは腹の骨があれば包丁ですき取る。両面に塩を振り(なるべくムラのないように)、バットに重ならないように並べて、冷蔵庫で30分ほど置き、余分な水分を出す。
(2)(1)をさっと洗って水気を拭き、バットに並べて酢をひたひたに注ぐ(少し重なっているところにも酢が入るようにバットを揺らす)。表面が白くなるまで冷蔵庫で30分~置く(写真は30分置いたもの)。
(3)みょうがは薄切りにする。しょうがは千切りに、青ネギは小口切りにする。
(4)アジを引き上げ水気を拭き、背骨などがあれば骨抜きで取り除く。皮を頭側から尾に向かって引くようにしてはがす。幅1cmの斜め切りにして器に盛り、薬味を添える。醤油をつけて食べる。
酢で〆る時間を長くするとまた違った味わいがあるので、多めに作って経過を楽しむのも◎。私はよく締まっているほうが好きなので、1日つけたものを食べたりします。
アジは、対面の鮮魚コーナーで三枚におろしてもらえるところもあるのでお願いしてみましょう。時間があるときは、丸のまま一匹買ってきて自分で捌いてみるのも楽しいです。動画サイトなどでも丁寧に教えてくれますので、ぜひチャレンジしてみてください。
あと、もう一つのハードルはゴミですよね。頭や内臓などはこれからの時期は放置しているとかなり臭うので、袋に入れて口を縛って、ごみ出し日まで冷凍しておけばいいですよ。
2:さわやかな香りが食欲そそる「三つ葉たっぷり鯛の炊き込みご飯」
真鯛も旬を迎えて、安くおいしい季節。家にある調味料で簡単にできる炊き込みご飯に、たっぷり旬の三つ葉を加えてさわやかな食べ口に仕上げました。
お吸い物や茶わん蒸し、炊き込みご飯の「添え物」として使われるイメージの三つ葉ですが、たーっぷり刻んでざっくり混ぜると香味野菜としてそのおいしさを発揮してくれますよ。
【材料】(2~3人分)
米・・・2合
鯛の切り身・・・120~150g(切り身2切れ程度)
しょうが・・・5g
三つ葉・・・1束
昆布・・・5cm角
A薄口しょうゆ・・・大さじ1.5
Aみりん・・・大さじ1
A酒・・・大さじ1
A塩・・・小さじ1/4
<作り方>
(1)米は洗って30分浸水する。鯛の切り身に塩をして、魚焼きグリルで焼く。しょうがは千切りにする。三つ葉は細かく切る。
(2)米を内釜に入れ、Aを加え、水を2合の線まで加える。しょうが、昆布、鯛を入れて炊飯する。
(3)炊きあがったら昆布と骨があれば取り除き、三つ葉を加え全体を混ぜ合わせる。
鯛は先に焼くことで臭みを軽減させるのと香ばしさをプラスできます。
スーパーでも手に入りやすいアジと真鯛。焼き魚・煮魚以外のレパートリーとして、今回のレシピをぜひ取り入れてみてください。(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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