TOP > グルメ > 【福岡屋台徹底ガイド】入門にぴったり!天神・博多・長浜エリア注目14選
福岡屋台

【福岡屋台徹底ガイド】入門にぴったり!天神・博多・長浜エリア注目14選

2024.04.30

【天神・渡辺通りの屋台】あほたれーの

いつも幅広い年齢層のお客さんでいっぱいの、創業50年を超える屋台『あほたれーの』。

西鉄天神大牟田線・西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩2分、渡辺通り沿い『大丸福岡天神店』前です。

あほたれーの

画像:きっぷ事務局

まず圧倒されるのはメニューの多さです。焼鳥や鉄板焼き、おでん、ラーメンといった屋台の定番メニューのほか、天ぷら、もつ鍋、タコスまであり、一品ものや麺類、ごはんものも充実。ドリンクメニューを入れると200以上ものメニュー数だとか!

これほどまでに増えたのは、先代がお客さんからの「あれ食べたい」に対応していたからだそう。2代目となった今もそのホスピタリティは健在で、多くのファンが『あほたれーの』に通っています。

訪れたらまず、写真の名物『一口餃子』(500円)や土曜限定の『ジャンボコロッケ』(250円)、テレビでも紹介された大将の自信作『タコス』(700円)をぜひどうぞ。

あほたれーの

画像:きっぷ事務局

「この一品を目指してやってくる常連客もいるんだよ」と大将が教えてくれたのは、おすすめの『豚なんこつ串』(300円)。大ぶりの豚なんこつが香ばしくあぶられ、ほおばるとジューシー。保温カップで提供されるキーンと冷えたドリンクと共に味わうと、至福のひとときです。

あほたれーの

画像:きっぷ事務局

そのほか、『豚天サルサ』(800円)や『ナポリタン』(700円)、『ガーリックチャーハン』(900円)など、大将の経験を活かした洋食メニューが楽しめるのも魅力。

あほたれーの

画像:きっぷ事務局

「屋台は大人の社交場。全国からいろんな人が集まってきて情報交換ができ、年齢の垣根もなく仲良くなれるところです」と大将が言うとおり、『あほたれーの』に来れば屋台の良さをめいっぱい感じられるはず。

<店舗情報>
■あほたれーの

住所:福岡県福岡市中央区天神1-4-1
営業時間:18:20~26:00
定休日:不定休、荒天時休
込み合う時間帯:日によって異なる
トイレ:天神地下街、近隣のコンビニエンスストアほか
支払方法:現金
予約:不可
TEL:080-5247-9819

【天神・渡辺通りの屋台】博多っ子純情屋台 喜柳(きりゅう)

多くのテレビ番組で取り上げられ、平日でも行列ができる、福岡屈指の大人気屋台『博多っ子純情屋台 喜柳』。

西鉄天神大牟田線・西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩2分、地下鉄七隈線・天神南駅から徒歩1分、渡辺通り沿い『大丸福岡天神店』前にありますよ。

博多っ子純情屋台 喜柳

画像:きっぷ事務局

50年以上も天神の移り変わりを見守ってきた老舗屋台で、現在は2代目、“博多っ子”の大将・迎敬之さんが腕を振るいます。

博多っ子純情屋台 喜柳

画像:きっぷ事務局

いつ来ても何度来ても、どんなお客さんが来ても楽しめるようにと、鉄板焼メニューを中心に100種以上もの料理がずらり。人気ナンバーワンは梅ケ枝餅のような形の『モチモチ餃子』(650円)。

博多っ子純情屋台 喜柳

画像:きっぷ事務局

また、『ふくや』の明太子をまるまる1本使った『明太玉子焼』(800円)もリピーターの多い一品です。

博多っ子純情屋台 喜柳

画像:きっぷ事務局

もうひとつ、はずせないのは、漫画『クッキングパパ』のコラボメニュー『からしメンコン』(650円)。博多名物と熊本名物がかけあわされた逸品で、漫画に出てくる味が楽しめるとあって根強い人気を誇ります。

博多っ子純情屋台 喜柳

画像:きっぷ事務局

迎さんは、「人と人の距離が近くてすぐ仲良くなれるし、つながりや絆が生まれるのが屋台の良さ」と話します。「喜柳」で出会って結婚したカップルは、すでに20組以上。迎さんも結婚式に呼ばれて挨拶をすることもあるんだとか。「活気が戻ってきた福岡・九州を、屋台から盛り上げていきたいです。車椅子でもお気軽にどうぞ!」と、迎さん。活気あふれる屋台へ、元気をもらいに出かけてみて。

<店舗情報>
■博多っ子純情屋台 喜柳
住所:福岡県福岡市中央区天神1-4-1
営業時間:18:45~24:00
定休日:不定休、雨天・荒天時休
込み合う時間帯:日によって異なる
トイレ:天神地下街、近隣のコンビニエンスストアほか
支払方法:現金、PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、クレジットカード
予約:電話(090-9721-9061)で可
Instagram:@yataikiryu(ここをクリック

【天神・渡辺通りの屋台】屋台屋ぴょんきち

毎日お客さんでにぎわい、時には空席待ちの行列ができるほど人気の『屋台屋ぴょんきち』。

場所は、地下鉄七隈線・天神南駅から徒歩1分、渡辺通り沿い『大丸福岡天神店』前。

地元の人、日本人観光客以外に、海外からのお客さんも多く、活気にあふれた店内では、多国籍な言葉が飛び交います。

屋台屋ぴょんきち

画像:きっぷ事務局

「実は、とんこつラーメンがあまり好きではなかったんです」と話す大将・太田哲英さん。

屋台屋ぴょんきち

画像:きっぷ事務局

その大将が「おいしい」と思えるまで試行錯誤したのが、看板メニューのひとつ、『豚骨ラーメン』(700円)です。

屋台屋ぴょんきち

画像:きっぷ事務局

スープはコクがあり、まろやかな口当たりで、飲んだ後にも不思議とスルスルと入ります。この独特のスッキリ感を生んでいるのは、スープにミネラルが入っているからなんだとか。

ほかにも、明太子入りの一口サイズでカリッと焼かれた写真の『名物明太餃子』(600円)や、大将のイチオシでオリジナルの特製タレを使用した『豚バラポックム』(1,000円)、『ホルモン甘辛みそ炒め』(1,200円)とその残ったタレを使った『残りだれ焼き飯』(600円)など、食欲を刺激する料理がずらりと並びます。

屋台屋ぴょんきち

画像:きっぷ事務局

せっかく福岡に来た観光客が屋台を楽しんで帰れるように、「なるべくなら休みたくない」そうで、お客さんのために、地域の方々のために、今日も屋台に情熱を注いでいます。

<店舗情報>
■屋台屋ぴょんきち
住所:福岡県福岡市中央区天神1-4-1
営業時間:18:00~25:00
定休日:不定休、荒天時休
込み合う時間帯:21:00~23:00
トイレ:天神地下街、近隣のコンビニエンスストアほか
支払方法:現金、PayPay、d払い、au PAY、LINE Pay、楽天ペイほか
予約:不可
TEL:090-9074-4390

【博多エリアの屋台】笑平(しょうへい)

地下鉄七隈線・櫛田神社前駅から徒歩1分ほど、『キャナルシティ博多』からもほど近い場所にある老舗屋台『笑平』。

笑平

画像:きっぷ事務局

終始、穏やかな口調で話す元船乗りの大将・明賀勝紀さんが、1996年に父親から継いで営業しています。

笑平

画像:きっぷ事務局

毎日、数種の豚骨をグラグラと煮込んで作る『豚骨ラーメン』(600円)と、

笑平 

画像:きっぷ事務局

オーダーが入ってから包む『手作り餃子』(500円)が二大看板。どちらもずっと進化し続けているのだそう。

笑平

画像:きっぷ事務局

大将が「作り方は秘密だよ」と言いながら焼き上げた餃子は、訪れた人だけがわかる福岡らしい焼き方で、香ばしくもジューシーなうまみが口の中を満たします。

そのほか、本日のおすすめは店内の黒板にある通り。魚料理から肉料理、煮込み、焼き物と豊富に揃い、その時しか味わえないものばかりです。

笑平

画像:きっぷ事務局

「料理は生き物。屋台は調理から接客まですべて一人でやらなくちゃいけないから大変だけれど、だからこそ面白いんですよね」と話す大将の原動力は「お客さんが楽しんでいるところを見ること」。一人で切り盛りしているから、なかなかお客さんと話せないこともありますが、いろんな人との出会いが励みになっているんだとか。

最近ではアジアやヨーロッパなど多くの外国人客も訪れ、昔ながらの屋台の雰囲気はそのままに、多国籍な空気感が楽しめます。

笑平

画像:きっぷ事務局

<店舗情報>
■笑平
住所:福岡県福岡市博多区祇園町5-1
営業時間:19:00~24:00
定休日:不定休、雨天・荒天時休
込み合う時間帯:日によって異なる
支払方法:現金、クレジットカード、PayPayほか
予約:オープン時のみ、電話(090-8911-7604)で予約可