TOP > グルメ > 【福岡屋台徹底ガイド】入門にぴったり!天神・博多・長浜エリア注目14選
福岡屋台

【福岡屋台徹底ガイド】入門にぴったり!天神・博多・長浜エリア注目14選

2024.04.30

観光客はもちろん、地元の人にも愛される福岡の食文化「屋台」。

天神エリア・長浜エリア・中洲エリアなどを中心に、100軒を超える屋台が営業しています。

ありすぎてどこから行ったらいいか分からない……というビギナー向けに、今回はARNE注目のお店を全4ページでご紹介します!

※雨天などの天候や店舗の都合で急遽、店休となったり営業時間が変更になる場合があります。事前に確認の上で利用を。

<福岡屋台・注目14選MAP>

※地図の読み込みに時間がかかる場合があります。
※地図のピンと実際のお店の場所は異なる場合があります。

【天神・昭和通りの屋台】天神屋台El Bajon(エル・バホン)

アメリカ、中南米や南アジア、ヨーロッパなど世界30カ国以上を渡り歩いてきた大将が、各国で出会って「おいしい!」と感じた料理を提供している『天神屋台El Bajon(エル・バホン)』。2021年10月にオープンしました。

地下鉄空港線・天神駅から徒歩2分、『日本銀行福岡支店』の前にあります。

天神屋台El Bajon(バホン)

画像:きっぷ事務局

自慢の『ジャークチキン』(1,100円)は、野菜とスパイスで漬け込み、肉のうまみとやわらかさを引き出して、時間をかけてジューシーに焼き上げています。※完成写真はハーフサイズ

『パストールタコス』(2ピース680円)は皮もタコミートも手づくりで、本場メキシコで食べた味わいを再現。

天神屋台El Bajon(バホン)パストールタコス

画像:きっぷ事務局

18種類のスパイスを使った『スリランカカレー』(1,000円)、「エビとマッシュルーム」「砂ズリ」「ふわふわたまご」の3種ある『アヒージョ』(660円~)など、本格的な味が魅力です。

ほかに、『博多モツぽん』『焼きラーメン』といった福岡ならではの料理も。冬はタコスの代わりに『グラタン』や『おでん』などのあつあつメニューが登場しますよ。

合わせるお酒は、メキシコの『コロナビール』やチリのブドウの焼酎『ピスコ』、『自家製サングリア』などがおすすめ。

天神屋台El Bajon(バホン)

画像:きっぷ事務局

「遠方から来た方が『アレ食べたかったのに』とならないように、予約推奨です」と大将。『El Bajon』で食の世界一周を楽しんでみてください。

<店舗情報>
■天神屋台El Bajon
住所:福岡県福岡市中央区天神4-2-1
営業時間:18:30~23:00
定休日:不定休、雨天・荒天時休
込み合う時間帯:日によって異なる
トイレ:天神地下街、近くのコンビニエンスストアほか
支払方法:現金、クレジットカード、PayPay
予約:InstagramのDMから可
Instagram:@bajon.restaurant_ots(ここをクリック

【天神・昭和通りの屋台】満龍(まんりゅう)

明太玉子焼きの発祥の店として知られる老舗屋台『満龍』。

地下鉄空港線・天神駅から徒歩2分、『日本銀行福岡支店』前、西鉄バス停「天神日銀前19A」の隣です。

満龍

画像:きっぷ事務局

43年前に屋台を出した当初は明太子を玉子で巻くような料理がなく、とろっとした半熟の玉子を豪快に巻き上げる『博多明太子入り玉子焼』(800円)をメニューに入れたのだとか。

ふっくらと焼かれた大ぶりの玉子からは明太子があふれ、お酒好きの胃袋をがっちりと掴みます。

満龍 明太卵焼き

画像:きっぷ事務局

ホルモンを甘辛く炊き、柚子胡椒をきかせた『どて味噌』。「おいしさのヒケツは……秘密」だそうで、『満龍』に行ったらこちらもぜひ味わいたい一皿です。

満龍 どて味噌

画像:きっぷ事務局

また、たっぷりの牛スジでだしをとった『おでん』は、肉や野菜の甘みを感じるしっかりした味わい。これもお酒をおかわりしたくなるはず。

おいしい料理をとお酒、そして優しい大将ご夫婦のつくる空気感にくつろげるお店。一度訪れたら、長年愛される理由が体感できるはずです。

満龍 大将

画像:きっぷ事務局

<店舗情報>
■満龍
住所:福岡県福岡市中央区天神4-2-1
営業時間:19:00~25:00
定休日:日・月曜、雨天・荒天時休
込み合う時間帯:日によって異なる
トイレ:近くのコンビニエンスストアほか
支払方法:現金のみ
予約:電話(090-3196-6056)で可

【天神・渡辺通りの屋台】天ぷら屋台 天一

天神の移り変わりを見届けてきた、と言っても過言ではない、1962年創業の『天ぷら屋台 天一』。先代が女将さんと一緒に27歳ではじめ、先代の弟さんに引き継ぎ、今日も多くのお客さんを迎えています。

場所は、地下鉄空港線・天神駅11番出口から徒歩1分。『三菱UFJ銀行福岡支店』前です。

天ぷら天一

画像:きっぷ事務局

『天一』のおすすめは、なんといっても「天ぷら」。昔はラーメンではなく、うどんを出す屋台が多かったそうで、近隣のうどん屋台に天ぷらを届けていたのだとか。

天ぷら天一 天ぷら

画像:きっぷ事務局

4連の火力を用い、高温でカラッと揚げた天ぷらは、エビ3尾に魚、野菜などを盛り合わせた『盛り合わせAセット』(1,400円)と、エビ2尾と野菜を盛り合わせた『盛り合わせBセット』(1,100円)があります。どれも仕入れによって内容が変わるので、訪れた時をお楽しみに。

天ぷら天一 天ぷら

画像:きっぷ事務局 ※写真は『盛り合わせAセット』

ほか、毎日仕込む『おでん』(各150円)は、定番のほか、豆腐やジャガイモ、サトイモ、福岡に仕事で来たお客さんの希望で加わったはんぺん、福岡らしい丸天など、具だくさん。

1日の終わりにちょっと寄って天ぷらで一杯、かつおだしの染みた優しい味わいのおでんで一杯と、ほっと一息つく時間が過ごせます。

『天一』の家族経営ならではの温かさが、幅広いお客さんを惹きつけているようで、早い時間には子連れの家族も訪れるほか、地元の常連客、旅行者と多くの人でにぎわいます(お店のInstagramをぜひチェック)。「お客様と近い距離で話すのが元気のヒケツ」と話す女将との会話もぜひ楽しんでください。

天ぷら天一 女将

画像:きっぷ事務局

<店舗情報>
■天ぷら屋台 天一
住所:福岡県福岡市中央区天神1-12-14
営業時間:月・水・金曜 18:20~24:00
定休日:火・木・土・日曜、雨天・荒天時休
込み合う時間帯:日によって異なる
トイレ:付近の公衆トイレ、天神地下街ほか
支払方法:現金のみ
予約:不可
Instagram:@tenpurayatai_tenichi(ここをクリック

【天神・渡辺通りの屋台】ナカナカナカ

アツアツの鉄鍋料理や焼き鳥、お酒のアテにぴったりの一品料理、とんこつラーメンを、屋台では珍しいクラフト生ビールとともに楽しめる『ナカナカナカ』。

渡辺通沿い『福岡三越』前にあり、西鉄天神大牟田線・西鉄福岡(天神)駅から徒歩1分です。

ナカナカナカ

画像:きっぷ事務局

大将のおすすめは、『鉄鍋肉汁爆弾ギョーザ』(700円)です。

ナカナカナカ 鉄鍋肉汁爆弾ギョーザ

画像:きっぷ事務局

焼き立てそのまま、鉄鍋で出してくれるギョーザは、もっちもちの皮を割ると肉汁があふれ出てジューシー。ほかにも『明太餃子』と『チーズ餃子』(各800円)の3種があります。

ナカナカナカ 鉄鍋肉汁爆弾ギョーザ

画像:きっぷ事務局

そのほか、『博多モツ煮込み』(650円)や『明太チーズ玉子焼き』(850円)、あっさりと食べやすい『ラーメン』も人気。ラーメンはベーシックなとんこつの『白』(700円)、辛みとんこつの『赤』(800円)、にんにく黒マー油の『黒』(800円)の3種があり、ネギやキムチなどのトッピング、替え玉も可能です。写真の『焼きラーメン』(800円)もありますよ。

ナカナカナカ 焼ラーメン

画像:きっぷ事務局

屋台で味わえるのは珍しい『クラフト生ビール』(800円)は、その時々によって提供される銘柄が変わるので、訪れるたびに楽しみがありますよ。

そのほか、「なん飲むと?」と書かれたドリンクメニューには、焼酎、日本酒、ハイボールといった定番以外に、ジントニックやスクリュードライバーといったカクテル(各600円)も約14種揃います。

おいしい料理にお酒が進めば、お客さん同士の距離も近くなるそうで、「初めて出会った人同士が楽しんでいるのを見ると、屋台を始めてよかったと思う」と、大将の髙野将樹さんは話します。実は、隣にある屋台『ひとつ屋根のした』は大将の奥様が手がける屋台。ご夫婦二人で屋台文化を引き継ぎ、天神の夜を盛り上げています。

<店舗情報>
■ナカナカナカ
住所:福岡県福岡市中央区天神2-1-1
営業時間:18:15~24:00
定休日:不定休、雨天・荒天時休
込み合う時間帯:日によって異なる
トイレ:警固公園、天神バスセンター、天神地下街ほか
支払方法:現金、クレジットカード、Apple Pay、Google Pay、LINE Pay、メルペイ、au PAYほか
予約:不可
Instagram:@tenjinyatai_nakanakanaka(ここをクリック