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中願寺あゆみレシピ/春キャベツと鶏もも肉の重ね煮

【春キャベツレシピ】甘みがたまらん!超絶簡単「煮込み」&包丁不要「炊き込みご飯」

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

巻きがふんわりとした春キャベツ。だいたい3月中旬から5月頃まで出回っています。

手でちぎれるほど葉が柔らかいので、そのまま生で食べるのはもちろん、煮ても焼いても◎。毎年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな春キャベツを使ったレシピをご紹介します。

水分が多い分、普通のキャベツに比べて傷みも早いので、早めに使い切りましょう。

1:包丁もまな板も不要!「春キャベツとじゃこの炊き込みご飯」

じっくり加熱した春キャベツのやさしい甘さがおいしい炊き込みご飯です。

味付けは簡単に白だしで。ちりめんじゃこの塩気にごまの風味も相まって、なにこれお箸が止まらない!

キャベツは手でちぎればOKなので、包丁もまな板もいりませんよー。

春キャベツの炊き込みご飯

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
白米・・・1合
春キャベツ・・・120g
ちりめんじゃこ・・・20g
白だし・・・大さじ1
酒・・・大さじ1
ごま油・・・小さじ2
白ごま・・・適量
水・・・適量

<作り方>

(1)米は洗って30分浸水する。ざるにあげ、しっかり水気を切って炊飯器の内釜へ入れる。白だし、酒を加えて水を1合まで入れる(※鍋の場合は170mlの水を加えて炊いてください)。

(2)米の上にちりめんじゃこと手でちぎったキャベツをのせ、普通に炊飯する。

(3)炊き上がったら白ごまを加え、ごま油を回しかけ全体を混ぜる。

春キャベツの炊き込みご飯

画像:中願寺あゆみ

炊く前はキャベツの量が結構あるように思いますが、かさは減るのでご心配なく。

2:鍋に入れて煮込むだけ「春キャベツと鶏もも肉の重ね煮」

肉のうまみとトロ~リ甘い春キャベツがたまらない、シンプルな重ね煮です。鍋に入れて煮込むだけなので、忙しい日でも帰って作れるメインディッシュです。

春きゃべつの重ね煮

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2~3人分)
鶏もも肉・・・300g
春キャベツ・・・1/2玉(300g)
ミニトマト・・・6個
にんにく(粗みじん切り)・・・小さじ1
タイムもしくはローズマリー・・・1枝
オリーブオイル・・・大さじ2
塩・・・小さじ1(肉の重量の約1.5%)
ブラックペッパー・・・適量

<作り方>

(1)鶏もも肉は筋や余分な脂などを取り除く。8等分に切り、塩をして10分程度なじませる。キャベツは芯をとり、葉は手で大きめにちぎる。

(2)鍋にキャベツの半量を入れ、鶏もも肉、にんにく、ミニトマト、残りのキャベツ、タイム(ローズマリー)をのせて水200ml(分量外)を加える。オリーブオイルを回しかけ、ふたをして弱めの中火で15~20分煮る。

(3)全体をざっくりと混ぜる。塩(分量外)で味をととのえる。器に盛り、ブラックペッパーを振る。

味付けは塩のみ。鶏もも肉にしっかりめの塩をして、しばらく置いて下味をつけておくのがポイント。

私は『STAUB(ストウブ)』の20センチ鍋を使用しました。鍋によっては水分が少なくなる場合があるので、その場合は都度足してください。

タイムやローズマリーなどがなければローリエでも◎。パンを添えて、スープを浸して食べるのもおすすめ。

春キャベツは芯も柔らかいので、ぜひ使ってくださいね。外葉のきれいなところも、スープやおみそ汁の具として活用できるで、余すことなく楽しみましょう!(文/中願寺あゆみ)

【参考・画像】 
※文・画像/中願寺あゆみ

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