味が簡単に決まる万能調味料！「調味酢（すし酢）」活用の簡単レシピ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
「すし酢」などの調味酢、余っていませんか？
たとえば「すし酢」や「らっきょう酢」には、「すし」「らっきょう」と書いてあるだけに、目的以外の料理に使えると知らない方も多いかとは思います。でも実は調味酢って、酸味、甘味、塩味のバランスがよく、とっても便利な調味料。マリネや酢の物を作るときに、私もよく活用しています。料理初心者の方でも簡単に味付けが決まりますよ。
そこで今回は、すし酢などの調味酢を活用する簡単レシピをご紹介します。
1：これがおから？なしっとり濃厚「おからのヨーグルトサラダ」
腸活の人気食材のおからとヨーグルト、ここにさらに切り干し大根を加えたサラダ。良い腸内環境をキープしてくれます。
見た目はポテトサラダのようですが、ヨーグルトを多めに使うことでしっとり濃厚ながら、サッパリと食べられます。
画像：中願寺あゆみ
【材料】（作りやすい量）
生おから・・・150g
ハム・・・4枚
きゅうり・・・1本
新たまねぎ・・・小1個
切り干し大根（乾燥）・・・15g
Aマヨネーズ・・・大さじ3
A調味酢・・・大さじ3
Aヨーグルト・・・100g
Aコンソメ（顆粒）・・・小さじ1/4
塩・・・少々
ブラックペッパー・・・適量
＜作り方＞
（1）ボウルにヨーグルトを入れ、さっと水洗いした切り干し大根をキッチンバサミで1cm幅に切りながら加えて混ぜ合わせる。30分以上置き、切り干し大根を戻す。
（2）新たまねぎは薄切りにして広げておく。きゅうりは薄切りにして全体に塩（分量外）をし、しばらく置く。ハムは食べやすい大きさに切る。
（3）きゅうりの水分を絞り、生おからとハムも一緒に（1）に入れる。
（4）（3）にAを加え全体を混ぜ合わせ、塩で味をととのえる。器に盛り、ブラックペッパーを振る。
おからは生のまま使えますが、水分が多かったり豆臭さが気になる場合は、電子レンジで加熱して使用するのも◎。その場合は600Wで1分30秒～2分目安で、粗熱を取ってから使用してください。
新たまねぎではなく普通のたまねぎを使う場合は、きゅうりと一緒に塩をして辛みを取ってください。
もし調味酢がなければ、酢と砂糖、塩を最後に加えながら調整したものでも作れますよ。
出来てすぐもいいですが、一晩置くとおからがしっとりして味がなじみ、さらにおいしくなるのでおすすめ。おからの賞味期限が結構短いので〜2日くらいで食べきって。
2：すし酢で料理上手に「新たまねぎの甘酢漬け」
切って和えてなじませるだけの簡単マリネ。新たまねぎがおいしいこの時期だけのお楽しみです。
画像：中願寺あゆみ
【材料】（作りやすい分量）
新たまねぎ・・・中2個
Aすし酢・・・100ml
A塩・・・少々
Aブラックペッパー・・・適量
＜作り方＞
（1）新たまねぎは薄切りにする。
（2）保存容器に新たまねぎを入れ、Aを加える。30分以上置く。
調味料をいろいろ組み合わせなくても、すし酢を使えば簡単にマリネの出来上がり！ ～5日くらいで食べきってください。焼いたお肉の付け合わせや焼き魚にどっさりのせるのもおすすめ。
活用レシピ：「サーモンと新たまねぎマリネ」
ホームパーティーなどでも大活躍の、色合いも春らしい一皿です。一晩寝かせたサーモンは旨みが凝縮されて、しっとりねっとり。
画像：中願寺あゆみ
【材料】（作りやすい分量）
サーモン・・・200g
新たまねぎのマリネ・・・適量
塩・・・6g（サーモンの重量の3％）
砂糖・・・6g（サーモンの重量の3％）
パセリ（みじん切り）・・・適量
オリーブオイル・・・適量
＜作り方＞
（1）サーモンの全体に塩と砂糖をまぶし、ペーパーに包んでラップをし、一晩置く。
（2）軽く水洗いして、ペーパーでしっかりと水気を切る。
（3）バットにサーモンをのせ、ラップをせずに冷蔵庫に入れ、3時間程度置く。
（4）サーモンを薄切りにして器に盛り、新たまねぎのマリネを汁ごとのせる。オリーブオイル、ブラックペッパーを振り、パセリを散らす。
買ってきてすぐ食べてもおいしいサーモンですが、ぜひ一日置いてみて。思わず「うまい！」の一言が飛び出す“濃厚サーモン”になりますよ。
調味酢で作るアレンジレシピをご紹介しましたが、このほかにも炒め物にも使えるなど、使い道はいろいろ。酢飯づくり以外にもぜひ活用してみてくださいね。（文／中願寺あゆみ）
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※文・画像／中願寺あゆみ
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