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料理家直伝 弁当作りのポイント

料理家直伝「お弁当作り」のポイント!見た目豪華なのにパパっと作れる3品弁当も

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

この春からお弁当作りが始まる方、始めてみようかな?と思っている方もいらっしゃいますよね。

私も学生の頃は母に毎日お弁当を詰めてもらい、友達と一緒に教室でランチタイムでした。おかずをトレードしたりしていたので、いまだに「〇〇ちゃんのお弁当に入ってたあれはおいしかったな~」とか、人のお弁当にも思いをはせてみたり(笑)。

最近ではSNSなどで豪華な彩りのいいお弁当を目にする機会も多く、「こんなの無理……」って気持ちになったりもしますが、自分が食べるんですから無理せず、好きなものを入れて楽しんでください。

今回は、お弁当を作る際のポイントやコツをご紹介します。

ポイント1:安くても大丈夫!だけどお気に入りのお弁当箱を使ってみて

毎日使うお弁当箱がテンションが上がるものだったら、ちょっとしたモチベーションになりますよね。

最初はどれくらいの量が入るものがいいのか?1段?2段?など迷うこともあると思うので、安いもので自分に合うお弁当箱を探していきましょう。

ちなみに、私はというと、木工家・関内潔さんによる組木のお弁当箱を愛用しています。

お弁当箱

画像:中願寺あゆみ

清水の舞台から飛び降りて購入しましたが、見た目も性能もお気に入り! もう8年は使っています。大したものを入れていなくても、なんとなくちゃんとしたお弁当感が出るのもうれしいところ。

みなさんも、ぜひ自分のお気に入りのお弁当箱を探してみてくださいね。

ポイント2:ちょっとした手間をかけよう

これからの季節、お弁当の傷みが気になるところ。その心配を軽減するためにも、ちょっとした手間をかけましょう。

まずは、中身を詰める前にお弁当箱のアルコール消毒を。私は、直接食品にもかけられるものを愛用中です。

食品用アルコールと言っても、スプレー後に自然乾燥させるもの、拭き取りが必要なもの、食品に直接かけられるものなどさまざまあるので、使い方はパッケージなどでよく確認してくださいね。

消毒

画像:中願寺あゆみ

次にお弁当箱の中身。

食材にはしっかりと火を通すのがポイント。特に前日のおかずはもう一度よく火を通してから(レンジで温めてもOK)詰めましょう。野菜などに付着している水分は傷みの原因になるので、ペーパーでよく拭き取って入れてください。

ちくわやかまぼこは、そのまま食べられる食材ですが傷みやすい食材でもあります。しっかりと加熱してから入れるようにしましょう。バター醤油でソテーしたり、磯辺揚げなんかにしてもいいですね。

また、汁気多めの煮物、ポテトサラダやマカロニサラダ、チャーハンなども要注意。どんぶり弁当にするのもおすすめできません。

水分が多い食材は菌の繁殖が早く、食中毒のリスクが高まります。これからの季節は特に気を付けてくださいね。

3品で完成!何にもない日のパパっと弁当

今回は、ガチ冷蔵庫にあるもので1人分のお弁当を作ってみました。おかずの作成時間は、10分~15分と言ったところでしょうか。

お弁当

画像:中願寺あゆみ

お品書きは、「ソーセージのペッパーケチャップ炒め」、「白ねぎとわかめの卵焼き」、「しいたけのバター焼き」。

ソーセージは細かく切り込みを入れてじっくりカリッと焼き、最後にケチャップとたっぷりめのブラックペッパーを絡めるだけ。これがかなりごはんが進むおかずに。メインのおかずがない時に役立ちます。少しカレー粉を加えても◎。

卵の中には白ねぎとわかめを。お弁当は野菜が少なくなりがちなので、日頃から大葉やパセリを加えたり、ちりめんじゃこや干しエビを加えたりしています。ボリュームアップにもなっておすすめ。

白ねぎとわかめの卵焼きは、卵1個にほかの材料を混ぜて、油を引いたフライパンに流し入れます。

卵焼き

画像:中願寺あゆみ

大きくざっと混ぜた後は半分に割って中までしっかりと火を入れます。お弁当に詰めやすく、わざわざ巻かなくてもいいので、この卵焼きが私はお気に入り。今回の味付けは少しの白だしとマヨネーズに白こしょうです。

卵焼き

画像:中願寺あゆみ

しいたけは食べやすい大きさに切ってバターでソテー。味付けはオイスターソースを少し。こちらもごはんが進む野菜のおかずです。

こんな感じでお弁当を作るときは大体3品くらいを詰めるイメージで作っています。おかずが少なければごはんの量を多くして、ごはんのお供になるような高菜や赤しそのふりかけ、しらす、塩昆布、おかかなどをたっぷりのせたりも。

今回はごはんの上に小松菜をのせました。みじん切りにしてボウルに熱湯と一緒に入れ、粗熱が取れるまで放置(この間に卵を焼いたり)。粗熱が取れたらざるにあげて塩を揉み込み、水分をぎゅっとしっかり絞れば完成。白ごまも振って菜飯のようにしました。

小松菜

画像:中願寺あゆみ

自分のご機嫌を取れる、自分の好きなものを入れられるのが自作弁当の醍醐味。その日にあるもの、できるもので、楽しいお弁当ライフを続けてみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
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【参考・画像】 
※文・画像/中願寺あゆみ

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