のせるだけじゃもったいない!“料理家直伝”エンドレスに食べたくなる「パクチー」活用レシピ
こんにちは、料理家の中願寺あゆみです。
今回は、数年前のブームで市民権を得た「パクチー」のレシピを2種ご紹介します。
パクチー=タイのようなイメージが先行しているので夏の野菜かと思いきや、実は耐暑性より耐寒性があるんです。真夏にパクチーを探しても、なかなか見つからないのはそんな理由から。
そして、実はタイにはパクチーのどっさり盛りのようなメニューはなく、種や根っこをカレーペーストにしたり煮込んだり、蒸し物に使用したりしますよ。
1:タイ風のエビと春雨の蒸し炒め「クンオップウンセン」
エビの旨みを吸いこんだ春雨は、エンドレスに食べられそう!
ナンプラーなどのタイの調味料を使わなくてもできるタイ料理です。小さめの土鍋やフライパンを使うのが◎。
【材料】(2人分)
有頭エビ・・・4尾
春雨・・・80g
パクチーの根・・・2束分
豚バラ肉・・・50g
Aにんにく・・・1かけ
Aしょうが(スライス)・・・10g
A白こしょう・・・適量
Aオイスターソース・・・大さじ1
A水・・・100ml
A醤油(甘めがおすすめ)・・・大さじ1
Aごま油・・・小さじ2
紹興酒・・・大さじ1
パクチーの葉・・・適量
<作り方>
(1)エビは殻付きのまま背中に切り込みを入れ背わたを取る。春雨はぬるま湯で戻して食べやすい長さに切る。豚バラは3cm幅に切る。にんにくは包丁の腹で潰す。パクチーの根は、麺棒などで軽くたたく(香りを出すため)。
(2)鍋にA、パクチーの根、豚バラ肉、春雨を加えて混ぜる。エビをのせ、ふたをして中火にかける。
(3)沸騰してきたら弱中火にして8分ほど蒸し煮にする。
(4)水分がなくなり春雨がやわらかくなったら鍋肌に紹興酒を回し入れ、香りを出し、火を止める。
(5)パクチーの葉をのせる。
汁気がなくなっても春雨が固い場合は、水を足して柔らかくなるまで加熱してください。
醤油は、たまり醤油のような甘めがおすすめ。なければ砂糖を小さじ1/2程度加えてください。
エビは、ぜひ有頭を使ってみてくださいね。殻や頭からおいしいだしが出ますよ。
2:香り野菜で簡単サラダ「パクチーと春菊のアジア風サラダ」
薬味的な使い方だけではどうしても余ってしまうパクチーを、日本の香草・春菊と合わせました。春菊も生で食べるとおいしいですよ。
甘酸っぱいタイ風のドレッシングがめちゃくちゃ合います。
【材料】(2人分)
パクチー・・・2束分
春菊・・・50g
ちりめんじゃこ・・・10g
Aナンプラー・・・小さじ1
A砂糖・・・小さじ1
Aにんにく(おろし)・・・小さじ1/4
Aカボス(レモンなどでもOK)しぼり汁・・・小さじ2
白ごま・・・小さじ1
ごま油・・・大さじ1
<作り方>
(1)パクチーは3cm幅にざく切りにする。春菊も3cm幅でざく切りにする(茎の太い部分は斜めに切る)。どちらも水にさらしてシャキッとさせる。Aを混ぜ合わせておく。
(2)フライパンにごま油とちりめんじゃこを加え、弱火でカリッとするまで炒める。
(3)(1)の野菜の水分をしっかりと切り、器に盛る。Aを全体に回しかける。
(4)(2)を(3)の上から油ごとのせ、白ごまを振る。
緑の香草をもしゃもしゃ食べられて幸せ。ドレッシングは蒸し鶏などにもよく合うので、覚えておいて味のバリエーションの一つに加えてくださいね。
ぜひ作ってみてください。(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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