もう1品に大活躍!“簡単なのに料理できる風”白菜・大根消費の「副菜レシピ」
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
この前新年を迎えたかと思ったら、もう2月の声が聞こえはじめました。お正月に大きくなった胃はそのままの状態で、若干の焦りを感じています。
今回は、冬においしい旬のお野菜を使った罪悪感少なめの副菜をご紹介します。
1:やさしい野菜の旨みが楽しめる「葉物野菜と干しエビの煮びたし」
なかなか食べきれない白菜などの葉物野菜。干しエビとサッと炊くだけで、あるとうれしい一品に。干しエビから出るやさしいだしと、野菜の旨みにほっこりできる副菜です。
今回は、お正月以外でも見かけるようになった、旨みがつまったかつお菜と組み合わせました。
10分以内でできるのもうれしいポイント。
【材料】(2人分)
白菜・・・1/8株
かつお菜・・・1枚
干しエビ(あみえび、桜えびなど)・・・5g
A水・・・80ml
Aうすくち醤油・・・大さじ1
Aみりん・・・大さじ1
A酒・・・大さじ1/2
A塩・・・一つまみ
<作り方>
(1)白菜とかつお菜はざく切りにする。
(2)鍋に(1)と干しエビ、Aを加え、ふたをして中火にかける。沸騰してきたら火を弱め、途中天地を返しながら、5分蒸し煮にする。
油揚げやちくわがあれば加えてボリュームアップしてもOK。かつお菜がない場合は、小松菜や春菊もよく合いますよ。シンプルに白菜だけでもおいしく仕上がります。
多めに作って2~3日かけて食べても◎。
2:ごま油香る「大根とツナの塩昆布和え」
冬の大根って、本当に甘くておいしいですよね。しかし1本使い切るのが難しい……。そんなときはこの和え物を思い出してください。パリパリポリポリとした食感が楽しくて、お箸が止まらないですよ~。
【材料】(作りやすい量)
大根・・・10cm(400g)
塩昆布・・・6g
ツナ缶(水煮)・・・1/2缶
塩・・・小さじ1/2
ごま油・・・大さじ1/2
いりごま・・・適量
<作り方>
(1)大根を半分に輪切りにして、それぞれを繊維に沿って細切りにする。
(2)ボウルに大根を入れて全体に塩をして、10分くらい放置する。水でさっと洗い、水気をしっかりと絞ってボウルに戻す。
(3)(2)に、ツナ、塩昆布、ごま油を加えて和える。
(4)皿に盛り、いりごまを指で潰しながらかける。
大根は皮付きのままでOKです。また、大根によって水分量が違うので、大根を絞った後に塩加減を確認して、塩昆布は調整してくださいね。
冬は野菜が甘くておいしい季節。シンプルな調理方法で、そのおいしさを楽しみましょうね。(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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