【うきは】クリームソーダとカレーは必食!“東京に続く2店舗目で話題”泊まれる喫茶(吉井町)
こんにちは。旅やおいしいもの、カフェが大好きなライター・ayu.latteです。
旅をしようと思ったら、まずはカフェを選んでから旅先を決めるほど、カフェは私にとっては重要な存在です。
今回は、そんな私が、“遠くからでもぜひ一度訪れてみてほしい”と感じた、宿泊施設併設のすてきな喫茶店をご紹介します。
白壁通りにオープンした宿泊施設併設のカフェ「旅する喫茶 うきは」(うきは市)
うきは市吉井町に2023年9月7日にオープンした『旅する喫茶 うきは』。
クリームソーダ職人のtsunekawa(つねかわ)氏と、スパイスカレーを担当する玉置氏の2人が、旅を通じて日本各地の食材や文化・魅力を発見していくことから始まり、飲食や宿泊を通して「いい時間」を過ごしてもらえることを目的に活動する中からできたお店。東京・高円寺に『旅する喫茶』の1店舗目があり、うきは市のお店はその2店舗目です。
そして2店舗目を東京都内に出店するか、新しい挑戦として福岡に出店するかを検討していたときに、うきは市のステキな物件と出会ったのだとか。
そこでうきは市について調べてみると、食材や観光がとても魅力的で、都市部や他県へのアクセスもほどよく、旅の拠点としてふさわしいと感じたそう。『旅する喫茶』活動との親和性・相性の良さもあり、うきはの地に出店することに決めたのだそうです。
築100年ほどの建物の中には、年代もののピアノや嫁入り道具などの大きな家具も。「女学校の先生だった」という方が6年前まで実際に住まわれていたとのことで、そのままご厚意で提供してもらったのだそう。
そのほかの照明や喫茶店のテーブルセットなども古道具屋さんなどで探したものだそうで、こだわりを感じます。
できるだけ元の建物の雰囲気を壊さないようにしつつ、快適に利用してもらえるようにとリノベーションがなされています。
喫茶利用は予約優先!前日正午からホームページで受け付け
喫茶は予約優先。前日の正午からホームページにアクセスして予約できます。
そのときに選ぶ席の名前もすてき! こちらは『月が降る洋室席』。
その名の通り、天井から三日月が降ってきている席で、とても魅力的な雰囲気の空間です。
こちらは『味のある建具に面した洋室席』。お店の中では1番大きなテーブル席で、5人まで利用可能です。
こちらは『自然光とこたつで暖まる和室席』、『こたつから紅葉を眺める和室席』。どちらも冬季限定。
冬以外は、ちゃぶ台や木のテーブルを使っているそうなので、レアなお席です。こたつでまったりできるのはカフェとしては斬新で、惹かれます。
今回は一番新しいという、光の降り注ぐ『縁側で楽しむ洋室席』にしました。
各テーブルには「旅ノート」があります。
これは東京の店がオープンする前、全国各地で『旅する喫茶』の巡業イベントを開催していた頃から続けているものなのだそう。
中を見てみると、お店を訪れた人々の「おいしかった」、「また来たいです」、「何時間かけて来ました」といった感想のほかに、ステキなイラストもたくさん。英語やハングルなど、国際色豊か!
お店の方に向けてだけではなく、お客さん同士でも楽しめるツールがあるのがすてきです。
クリームソーダ職人が作る“空色を表現した”美しいクリームソーダ
運営するうちの1人は「クリームソーダ職人」なので、全国で出会った空の景色を表現したというクリームソーダが楽しめます。今回は5種類あるクリームソーダの中から2種類をいただきました。
左から『茜空』、『夜空』(各900円)です。まずは順光で1枚、撮影してみました。『茜空』はキレイなグラデーション。『夜空』の方は濃紺だと思っていたのですが……
撮影の方向を変えて中庭をバックに撮ってみると、実はグラデーションだったことに気づきました。
日の光に透かして見る『茜空』はさらに透明度を増して美しく、『夜空』はまったく違うものに見えたほど。この2品をオーダーした自分を褒めたたえました(笑)。
『茜空』は、新潟県佐渡島の夕日にインスピレーションを受けたそう。ピンクから深い青へのグラデーションが本当に美しい! アイスクリームをゆっくりとかしながら、淡い水色に変化させるのも楽しかったですよ。
『夜空』は暗い紫から群青色へのグラデーションで、深まっていく夜空を表現した一杯。お花由来のシロップを使っているそうで、甘さ控えめでしっとりとした味わい。とにかく美しい!
さらに『夜空』は、グラスに明るい光が差し込むとさらなる変化が。初めの濃紺からは想像できないほどの鮮やかなグラデーション! この画像、色の加工などは一切していないんですよ。あまりの変化に終始「すごい!」と声が漏れていました。
クリームソーダは、毎月、期間限定が登場します。私が訪れたときにあった『12月のクリームソーダ』はエルダーフラワーを使ったグリーンのクリームソーダに、いちごをトッピングしたクリスマスカラーのものでした。
食べるのがもったいないほどきれいなスイーツも
スイーツは3種類。今回はそのうちの2種類をいただきました。
まずは『夜空のレアチーズケーキ』(650円)。濃厚でぷるんぷるんのレアチーズケーキの上は、夜空を表したブルーのゼリーと、星を表現した金箔が散りばめられています。
光に透かすとさらに美しく、食べるのがもったいなくなりますよ♡ 甘さ控えめでペロリといけちゃいます。
続いては、2月末までの冬季限定メニュー『しっとり濃厚ガトーショコラ』(650円)。その名のとおり、とてもしっとりとしていて濃厚。チョコレートをしっかりと感じる味わいです。
チョコレートと相性のいいベリーソースとホイップクリームが添えられていて、味の変化も楽しめました。
ランチ利用もおすすめ!こだわりいっぱいのカレーはマスト
スイーツやドリンクだけではなく、おいしいフードにも注目です。
定番メニューである『旅する喫茶のチキンカレー』(1,000円)は、こだわりがたっぷりと詰まっています。
たっぷりのニンニクや生姜、そして約15種類のスパイスを使ってあり、爽やかなトマトの酸味が特徴。バターをたっぷり使っているため、とてもまろやか。辛さが苦手な方でも楽しめそうです。
スプーンが止まらなくなること間違いなしのおいしさですよ!
カレーも月替わりメニューがあり、12月は『クリスマスバターチキンカレー』(1,200円)。ほうれん草のペーストやミニトマト、香りのする泡のソースなどを使っています。月替わりカレーには地元野菜をたくさん使っているそうです。
定番のチキンカレーと月替わりカレーの2種盛り(12月は1,300円、月によって変わります)も可能ですよ。
『昔ながらのナポリタン』(900円)は、ビックリするくらい山盛り!
具材はピーマン、玉ねぎ、ウインナーと昔ながらの喫茶店にあるナポリタンのイメージで、ソースはもちろん自家製。あっという間に完食しました!
ほかにもピラフやサラダ、スープなどがありますよ。
1日1組限定!大正時代の暮らしを感じられる宿泊施設も併設
『旅する喫茶 うきは』の2階は宿泊施設。1日1組限定で、最大8名まで宿泊が可能。
2階の窓からは、いつもとはまた違った白壁の町並みを楽しめるのも魅力です。
お部屋には「クリームソーダ作り体験セット」と、夜食用の「旅する喫茶のレトルトチキンカレー(ライスパック含む)」が置いてあるそうですよ。
食べ物や飲み物はもちろん、空間も時間もすべて楽しめる場所です。ぜひ一度訪ねてみてくださいね。(文/ayu.latte)
<店舗情報の詳細は店名をクリック↓>
■旅する喫茶 うきは
住所:福岡県うきは市吉井町1410-10
営業時間:【喫茶】11:00〜15:00 、【宿泊】チェックイン16:00~20:00、チェックアウト10:00
定休日:火曜、水曜
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/ayu.latte
※画像/旅する喫茶うきは
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