知る人ぞ知る絶景カフェ!わざわざ行きたい“絶品アフヌン”完全予約の喫茶室(佐賀県武雄市)
こんにちは。おしゃれなカフェやスイーツが大好きなゆりちゃんです。
今回は佐賀県武雄市へ! わざわざ足を運ぶ価値のある注目の“喫茶室”をご紹介します。
美しい景色を眺めながらゆっくり過ごせる!完全予約制「喫茶室」がある有田焼工房「いろえ工房」(佐賀県武雄市)
九州百名山「黒髪山」の麓にある有田焼の色絵付け工房『いろえ工房』。
福岡市中心部から車で1時間半弱。長崎自動車道・武雄北方IC、あるいは西九州自動車道・伊万里東府招ICが最寄りです。
2か月に1回、10日間限定で開催していた食のイベントが好評で、ついに2023年5月、工房内に『喫茶室』をオープン♪
窯主が器の絵付制作、奥さんが『喫茶室』の料理、長男が店舗デザインやカフェ全体のプロデュース、長男の奥さんが『喫茶室』のスタッフとして、それぞれの得意分野を活かし、家族で力を合わせて経営されています。
『喫茶室』は「ゆっくりと非日常の時間を楽しんでもらいたい」というコンセプトのもと完全予約制。10時〜12時、12時15分〜14時15分、14時30分〜16時30分の3部制となっています。※12月〜2月は1部(10時~)はお休みです
予約は、利用希望日の30日前から前日の16時30分まで、ホームページまたは電話での受け付けです。
※当日予約は、席と食事が用意できる場合に限り受け付け。必ず電話で問い合わせを
「未就学児のお子様の来店はご遠慮いただくか、ほかのお客様に配慮をお願いします」とのことでした。
扉を開けるとまず目に入るのが、色彩豊かなたくさんの器。『いろえ工房』で絵付けされた有田焼の器が展示、販売されています。普段使いしやすいデザインの器がずらり! 鮮やかな色使いがすてきです。
見ているだけでワクワクが止まりません。
お手洗いにも有田焼発見!
自然光たっぷりの店内からは外の緑が楽しめます。
カウンター席では、工房裏の池の水面と木々の景色を眺めながら過ごせますよ。
ふかふかのブランケットも用意されていました♡
天気が良い日は、断然テラス席がおすすめ!
目の前の美しい景色に圧倒されます。
佐賀県産食材をふんだんに使った絶品フード
メニューは、アフタヌーンティー風の『選べる「佐賀のお茶」と「スイーツ」セット』のみ。
もちろん器はすべて『いろえ工房』のものです。
セットの内容は、発酵バタークロワッサンのサンドイッチ、前菜盛り、選べるスイーツ、佐賀のお茶、ミックスナッツ。選べるスイーツ3種で2,700円、6種で3,300円となります。
各メニューの素材や内容は、季節や日によって異なりますが、私の訪れた日のスイーツ6種のセットをご紹介しますね。
まずはカラフルな前菜盛りから。ボリューム満点ですが、とてもヘルシーな料理ばかりで罪悪感なし。
人参のラペ、キャベツのマリネ、パストラミ、皮をむいたミニトマト、カボチャ、蒸し鶏、マッシュポテトのコロッケ、カレー風味の豆など、地元の新鮮なお野菜をたっぷり使って作られた体にやさしい料理が盛りだくさんでした。
こちらは、発酵バタークロワッサンのサンドイッチ。
クロワッサンには粗めに潰したタマゴサラダがたっぷり入っています。パン生地はサクサクで、ふんわり軽い印象でした。
スイーツは、地元の人気店、佐賀県・伊万里市の和菓子店『小嶋や』、伊万里市のお菓子店『伊万里菓舗うちだ』、武雄市のデザートコース専門店『chiiji(チージ)』のものが並びます。カウンターから、好きなものを選べますよ。
スイーツは、どれも小さめサイズでかわいらしい見た目。
一度にいろんなタイプのスイーツを楽しめるのがうれしいです。
こちらは『小嶋や』の『オープンどら焼あんバター』。一口サイズのどら焼きはあんこ自体の甘さが控えめで、軽やか。
こちらは写真左から『chiiji』の『佐賀県産のバナナとカカオマスと胡桃のケーキ』と『白石人参とシナモンの根(ニッキ)のケーキ』。
私が選んだのは『佐賀県産のバナナとカカオマスと胡桃のケーキ』。しっとりとしていて中に入ったクルミの食感が良いアクセントに。とてもおいしかったです。
ほのかに香るほうじ茶の風味がたまらない、『chiiji』の『嬉野深煎りほうじ茶のチーズケーキ』。細やかで滑らかな舌触りも上品であることこの上なし!
こちらは『伊万里菓舗うちだ』の『和栗のモンブラン』。これまたかわいい一口サイズ。
『伊万里梨のモンブラン』や『伊万里産レモンのモンブラン』などが登場することもあるのだそう。
口に含んだ瞬間くるみの香りが口いっぱいに広がる『伊万里菓舗うちだ』の『チョコブラウニー』。思わずおいしい!と唸ってしまいました。
『伊万里菓舗うちだ』の『伊万里産自然栽培紅茶のロールケーキ』も必食。しっとり柔らかく、後からほんのり紅茶の香りが追いかけてきます。
いただいたスイーツはどれも、素材を生かした自然な味わいが印象的。
たくさんの種類をおいしく食べきれるよう工夫されたうれしい配慮ですね。
ちなみに、2023年12月1日から冬の期間限定で、『カブのポタージュ』が付いてきます!
過去に開催されていた食のイベントで好評だった料理とのことで、そのおいしさに納得!
カブってこんなに甘かったっけ?と感動しました。霜が降りるともっと甘くなるんだとか。パンに付けると、おいしさ倍増でしたよ。
終了時期は未定なので、予約時に確認してみてくださいね。
7種類から選べるお茶は嬉野、武雄、伊万里産を使用
佐賀はお茶の名産地。特に西部の武雄、嬉野、伊万里では発酵茶(紅茶)や半発酵茶(ウーロン茶)の生産が盛んなんだそう。
セットになっている「佐賀のお茶」は、嬉野の玉緑茶・紅茶・ほうじ茶、武雄の有機栽培レモングラス紅茶、伊万里の自然栽培茶など、7種類から選ぶことができます。
2杯目からは、さし湯用のポットから自由にお湯を足して飲むことができます。
今回、私と夫は嬉野産の『うれしの玉緑茶』と『うれしの紅茶』をいただきました。
『うれしの玉緑茶』は、日本茶の中では珍しい独特の丸みを帯びた茶葉の形状から、玉緑茶(たまりょくちゃ)と呼ばれているんだそう。
深いコクと旨みが特徴的。杯を重ねるごとに味わいが変化するのも楽しい! あまりのおいしさに、たくさんおかわりしちゃいました。
それに、上品な香りがたまらない♡ 味はもちろん、香りだけでもとてもリラックスすることができましたよ。
『うれしの紅茶』は渋味が少なく、スッキリ飲みやすい。何も加えずストレートで飲むのがおすすめです!
和紅茶はどうしても輸入品より値が張りますが、やはりおいしさは別格!
地元の食材を推していく姿勢もステキです。
絶景が楽しめて、空気も食事もおいしい。忙しい日常から解放されて、なんだか優雅な気分で過ごせましたよ。
疲れた心と体を癒す、リセットの時間を過ごしてみませんか?(文/ゆりちゃん)
<店舗情報の詳細は店名をクリック↓>
■いろえ工房
住所:佐賀県武雄市山内町宮野1829-8
営業時間:【工房】10:00〜16:30 【喫茶室(完全予約制・3部制・1回2時間)】1部 10:00〜12:00/2部 12:15〜14:15/3部 14:30〜16:30
※12月〜2月は1部はお休み
定休日:【工房】月曜【喫茶室】月曜、日曜 ※ほか臨時休業あり
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
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