乾物は和食以外にも大活躍!簡単で旨味爆発♡洋風ひじき&干ししいたけスープレシピ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
早いもので今年もあと1か月余り……。
日頃からこまめに整理しているつもりですが、ストックを見直したら、賞味期限間近や少しだけ残った使いかけの「乾物」が出てきました。
賞味期限が長いので忘れられがち。皆さんのところにも、なんかちょっとだけ残っていたりする乾物ありませんか?
今回はそんな「乾物」を使ったレシピをご紹介します。年末に向けて、無駄なく使い切ってしまいましょう~!
1:ちょっぴり洋なひじき使い「ひじきとれんこんのたらこ炒め」
ごはんにたっぷりのっけて食べるのがお気に入り。れんこんのシャキシャキとした食感にたらこのやさしい塩気、にんにくの香りがひじきによく合います。
~5日程度持つので、常備菜としてもおすすめです。
【材料】(2人分)
れんこん・・・50g
ひじき・・・10g
明太子・・・20g
にんにく(みじん切り)・・・小さじ1/2
サラダ油・・・大さじ1/2
酒・・・大さじ1
白だし・・・少々
<作り方>
(1)ひじきはたっぷりの水で戻す。れんこんは皮をきれいに洗い、千切り(スライサーを使っても)にして水にさらす。明太子は薄皮をとる。
(2)フライパンにサラダ油をひき、にんにくを加え火にかける。香りがたってきたら、水を切ったれんこんを加えてさっと炒める。
(3)水を切ったひじきを加えて炒め合わせ、酒を加える。水分が飛んだら弱火にして明太子を加える。
(4)火を消し、余熱で明太子に火を通しながら全体に混ぜ合わせる。
(5)白だしを加え、味をととのえる。
2:やさしい味にほっこり温まる「干ししいたけと鶏肉のビーフンスープ」
乾物×乾物のあったかおかずスープ。干ししいたけと鶏肉のだしの組み合わせは本当に最高です。
干ししいたけを戻したり、だしを取ったりしなくていいので、思いついたらすぐ作れるのもうれしいところ。
ビーフンを入れてボリュームアップ。ビーフンがなければ、春雨を使っても。
【材料】(2人分)
鶏手羽元・・・4本
大根・・・130g程度
干ししいたけ・・・2枚(10g程度)
ビーフン・・・50g
塩こしょう・・・少々
水・・・500ml
塩・・・小さじ1
ナンプラー・・・小さじ2
ブラックペッパー・・・適量
ごま油・・・適量
青ねぎ(小口切り)・・・適量
<作り方>
(1)鶏手羽元は骨に沿ってはさみを入れ、身を開く。軽く塩こしょうをして下味をつける。大根は皮を厚めにむき、拍子木切りにする。ビーフンは水につけて柔らかく戻しておく。
(2)しいたけは手で割って、鍋に水と一緒に入れる。鶏手羽元、大根も加えて火にかける。途中沸いてきたら、あくをすくう。
(3)ふたをしてコトコトと15分煮る。
(4)ナンプラーと塩を加え、味をととのえる。戻したビーフンを加えて、柔らかくなるまで煮る。
(5)上からブラックペッパーとごま油をたらし、青ねぎを散らす。
ブラックペッパーは、辛いのが大丈夫であれば多めに加えると◎。
和のイメージが強い乾物ですが、アレンジ次第でおいしい洋食にも。今回のレシピのほかにも、ひじきはご飯と一緒に炊いたり、戻してお味噌汁やサラダに加えたり、活用の幅も広いですよ。栄養豊富な乾物を使いこなして、料理のバリエーションをぐーーーんと広げましょう!(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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