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もっちり&むっちりパンのおいしさは格別!南阿蘇の『パンダイゴ』〈不定期開催・通販あり〉【古後大輔の福岡パンライフ#33】
ぱんにちは〜! 今日もすてきな「福岡パンライフ」をテーマに、最旬のベーカリー情報やおすすめ商品をお届けします。
今回は夏休みということで、福岡のパン好きさんにぜひとも味わってもらいたい、熊本・南阿蘇の人気店をご紹介します。
阿蘇の大自然をまるごと味わえる人気ベーカリー「パンダイゴ」
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画像:シティ情報ふくおか
阿蘇といえばパンの名店が多い九州有数のパン処。きれいな空気、おいしい水、豊かな農産物と、パンづくりに適した条件が揃っているまち。阿蘇でつくられるパンは、その雄大な自然と同じく、健やかで大らかな表情をしている。
今回紹介する『パンダイゴ』も、そんな阿蘇のパンを代表する人気ベーカリーのひとつだ。
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平屋づくりの店舗の周辺は、阿蘇山をはじめ、雄大なカルデラ山脈が連なる絶景の場所。『パンダイゴ』は一日中、大自然の中でおいしいパンを味わいながら遊べる、そんな夢のようなパン屋なのだ。
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ウッディーな温もりある店内にはパンをテーマにした絵本がたくさんあってとってもアットホームな雰囲気。
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売場スペースも十分取られていて、感染予防対策も取られているので、小さい子ども連れのファミリーも安心して過ごせる。
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また、
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パンを通して熊本・阿蘇のすばらしさを届けたい!
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『パンダイゴ』のオーナーシェフ・上道大吾さんの出身は長崎県五島列島。東京でパンの道と出会い、修行後、念願であった自分の店を持つべく、妻の故郷である南阿蘇村へ9年前に移住してきた。
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今では地元テレビにレギュラー出演したり、講習会や販売会などのイベントにも引っ張りだこの大吾さんだが、2016年4月の熊本地震の際は以前の店舗が閉鎖に追い込まれ、一時は転職まで考えたという。でも、その窮地を救ってくれたのは、阿蘇という土地とパンづくりを通して築いてきた、人と人の繋がりだった。
「再び、いちからパンづくりをはじめる」そう決意した大吾さんは南阿蘇にとどまり、再出発を果たした。
「震災でたくさんの同業者や取引先から助けられ、励まされたおかげで、パンに救われてきたんだから、これまで通りパンをつくることが私と家族の人生だし、パンを通してもっと外に、阿蘇のことや、熊本のことを伝えていきたい」
南阿蘇の名物パンが今春からお取り寄せ可能に!
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使う小麦は、熊本県産や国産ものが中心。そこへたっぷりの天然水と、古代小麦を使ったルヴァンリキッドなどの天然酵母を加えて、自然のチカラだけでゆっくりと時間をかけて発酵させる。
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ふっくらと膨らんだ生地は、まるでつきたてのお餅のようだ。
仕上げの焼成時には、その水分と旨味を閉じ込めるように、高温でサッと焼きあげることで、外はパリッと、中身はしっとりとした仕上がりになるんだとか。
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どのパンも、もっちり、むっちりとしているのに、軽さもあって口溶けがよく、飲み物がなくてもパクパク食べられる。南阿蘇の雄大な景色を眺めながら頬張るそのおいしさは格別だ。
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いつもより期間が短いところが多いけど、せっかくの夏休み。
家族や友だちと実際に南阿蘇まで足を運んでみてほしい。と、言いつつ「なかなかお出かけは難しい」というのが今の現状。
でもそんな人には、この春からスタートした『パンダイゴ』の通販をまずは体験してみてほしい。
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画像:パンダイゴ
夏季期間中の通販は不定期実施とのこと(詳しくはお店のインスタグラムをチェック)。
上の写真は『もりもり天然酵母パンセット』(4,500円)に、南阿蘇の名産品が別料金でプラスされたスペシャルバージョン(不定期実施)。
山食パンや角食パンなどのシンプルな食事向きのパンがたっぷりつまったセット。そのほか、お酒のおつまみや、お茶の時間などにぴったりな『おうち de 呑みパンセット』(2,400円)、『天然酵母mimiパンセット』(2,200円)がある(パンの発送可能エリアは九州~関西)。
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画像:シティ情報ふくおか
かく言う私もその恩恵に授かっているファンのひとり。南阿蘇から送られてきたダンボールいっぱいのパンの山を眺めながら、一口頬張り、味わいながら目を閉じると、青い空と阿蘇の雄大な山々がまぶたの向こうに広がるから不思議だ。
新しい生活様式に合わせた、こういう「おでかけパン」の楽しみ方もまた、「新しいパンのおいしさ」だと実感する今日この頃。みなさんもぜひお試しあれ!(文/古後大輔)
〈店舗詳細〉
PAIN DAIGO(パンダイゴ)
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽1883
詳細はPAIN DAIGOへ
【参考・画像】
※古後大輔
※シティ情報ふくおか
※パンダイゴ
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