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かぶの和ポトフ

味しみしみで格別のおいしさ!体が整う「冬野菜」のあったかおかずレシピ2品

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

信じられないくらい気温が高かった11月上旬でしたが、ここから一気に冬に向かっていきそうですね。

スーパーに並んでいる野菜も段々と冬のものに。

今回は、冬野菜を手軽に味わえるあったかおかずをご紹介します。

1:昆布出汁のやさしい味わい「かぶの和ポトフ」

果物みたいに甘くておいしいかぶの季節がやってきました。鍋に入れてコトコトと煮るだけで野菜とベーコンからうまみが出て、最後の1滴までおいしい一皿に。寒い日におすすめのほっとする味わいですよ。スープを吸ったかぶのやさしい味が口いっぱいに広がります。

かぶの和ポトフ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
かぶ・・・中2個
ベーコン(厚切り)・・・100g
にんじん・・・1本
ブロッコリー・・・50g
A出汁昆布・・・5×5cm
A薄口しょうゆ・・・小さじ1/2
A塩・・・小さじ1/4
A水・・・400ml
柚子こしょう・・・適量

<作り方>

(1)かぶはよく洗い、厚めに皮をむき半分に切る。にんじんも皮をむき、へたを取り縦半分に切る。ブロッコリーは小房に分ける。昆布ははさみで5mm幅に切る。ベーコンは4等分に切る。

(2)鍋に(1)とAを入れ、ふたをして弱中火で20分煮込む。ブロッコリーを加え、さらに5分煮込む。

(3)塩(分量外)で味をととのえる。

(4)器に盛り、柚子こしょうを添える。

出汁として煮込んだ昆布も一緒においしく食べられます。

かぶは皮の下に筋があり、そのままにしておくと舌触りが悪くなるため、厚めに皮をむいてください。むいた皮はもったいないので、細切りにしてお味噌汁に加えても。

意外と迷うのがポトフの時の献立ではないですか? 私は炊き込みご飯と合わせることが多いです。

2:とろーり餡がブロッコリーによく絡む!「ブロッコリーとイカの中華風炒め」

ブロッコリーもおいしい季節。好きなんですよね、ブロッコリー。

今回は味付けを覚えておけば、使いまわしのきく中華風炒めです。タコやエビ、豚肉に変更してもおいしく作れますよ。ごはんが進みます!

中華炒め

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
イカゲソ・・・120g
ブロッコリー・・・100g
きくらげ(乾燥)・・・5個
ごま油・・・大さじ1
にんにく(みじん切り)・・・小さじ1
しょうが(みじん切り)・・・小さじ1/2
塩こしょう・・・少々
酒・・・大さじ1
A鶏がらスープの素(顆粒)・・・小さじ1
Aオイスターソース・・・小さじ1
A水・・・120ml
Aかたくり粉・・・小さじ1

<作り方>

(1)きくらげはぬるま湯で戻し、半分に切る。ブロッコリーは食べやすい大きさに切って、熱湯に塩(分量外)を加えて固めにゆでる。途中きくらげも加え、ざるにあげる(水に取らない)。Aを容器に入れ、しっかり混ぜ合わせる。イカゲソも食べやすい大きさに切る。

(2)フライパンにごま油をひき、にんにくとしょうがを入れて香りが出るまで炒める。イカゲソを加えて炒める。酒を振る。

(3)イカゲソに8割程度火が通ったら、ブロッコリーときくらげを加え、塩こしょうを加え軽く炒め、Aを加える。

(4)へらなどで全体を混ぜ合わせながら、1分程度しっかり加熱してとろみを出す。味が薄ければ、塩(分量外)で味をととのえる。

水溶きかたくり粉は作らずに、ソースの中に加えて一緒に炒め合わせるので、フライパンに加える前に、再度下からしっかり混ぜ合わせてから投入するようにしてくださいね。

旬の野菜を上手に活用して、冬の食卓に彩りを添えてみてください。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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