力尽きた日でも作れる簡単さ!“手抜き感ゼロで絶品”メイン&副菜レシピ2品
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
気持ちのいい気候が続いていますね。朝の散歩がとてもすがすがしくて、自分のことを3日坊主と思っていたのですが、ここ1か月くらい意外とちゃんと続いています。
今月はそんないい気候も相まって、運動会や秋の行楽など、週末におでかけで、ちょっと忙しく過ごしている方も多いのでは?
そんなみなさんにおすすめの「洗い物も少なく、難しい行程なし!力尽きた日でも作れそう!」なレシピをご紹介します。
1:味付けいらず!「塩鮭ときのこの柑橘蒸し」
つやつやのカボスやすだちが出回っていますね。焼いた魚などにかけて食べることの多い柑橘を、最初から魚と蒸しあげます。アルミホイルを開けたときに広がる香りがたまりませんよ。
塩鮭を使うので味付けいらず。アルミホイルに包んで蒸すので洗い物もほぼナシです。
朝アルミホイルに包んでおけば、おでかけから帰って蒸すだけのお手軽レシピです。
【材料】(2人分)
塩鮭・・・2切れ
きのこ(お好みで数種類)・・・150g
柑橘(かぼす、すだちなどお好みで)・・・1~2個
酒・・・小さじ2
醤油・・・少々
<作り方>
(1)きのこは石づきを取り食べやすい大きさにほぐす。柑橘は輪切りにする。
(2)アルミホイルを40cmほど広げ、きのこ、柑橘、塩鮭の順に重ねて上から酒をまぶし、しっかりと閉じる。
(3)温まった蒸し器に入れ、10分程度蒸す。蒸し器がなければ、ふたの閉まるフライパンに200ml程度の水を入れてふたをし、加熱する。途中水がなくなったら都度足す。
(4)器に盛り付け、味が薄ければ醤油を足しながら食べる。
今回、私が使った柑橘はカボスやすだちの仲間の『長門ゆずきち』。種が少なくて果汁がたっぷりで、宮崎の「へべす」ともちょっと似ている感じでした。
きのこは先日ご紹介した冷凍きのこを使っても◎(記事はこちら)。きのこはかなりかさが減るので、パンパンに詰めてOKです。
2:ついつい手が伸びちゃうクセになる副菜「切り干し大根のナムル」
だまされたと思って作ってみて! 甘みのある切り干し大根に、ハムとナンプラーの塩っ気がよく合います。小気味よいポリポリ食感に、ついついお箸がのびてしまう一品。青ねぎもよいアクセントに。
火も使わず、和えるだけの気軽さもうれしい。たくさん作ってストックにしたり、おつまみにも◎です。
【材料】(2人分)
切り干し大根・・・20g
ハム・・・3枚
青ねぎ・・・3本
すりごま(白)・・・大さじ1
ナンプラー・・・小さじ2/3
砂糖・・・ふたつまみ
ごま油・・・適量
<作り方>
(1)切り干し大根をさっと洗い、300ml程度の水を張ったボウルに入れて戻す。
※戻し汁はだしとして使えるので、味噌汁や煮物に使ってください。
(2)切り干し大根を軽く絞り、食べやすい大きさに切る。ハムは細切りにする。青ねぎは2cm幅に切る。すべてボウルに入れる。
(3)(2)にナンプラー、砂糖、すりごまを入れよく和える。器に盛り、ごま油を香りづけにすこし垂らす。
切り干し大根は、食物繊維やカルシウム、鉄分がとれるのも魅力(※1)。本当に使い勝手のいい乾物だと思います。煮物以外にも今回のような和え物や、お味噌汁の具としてもとってもおいしく食べられますよ。
レパートリーに加えてもらえるとうれしいです。ぜひ、お試しください。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。(※1)食品成分データベース(文部科学省)
※文・画像/中願寺あゆみ
(※1)食品成分データベース(文部科学省)
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