簡単ごちそう感！“味付けに迷わない”メイン級絶品煮込み＆無限サラダレシピ

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

今回は、涼しくなってきたので、メインになる煮込み料理と、一緒に食べたいシンプルサラダをご紹介します。

煮込み料理のポイントになるのは、豆。

先日友人が、「年をとってきたら豆が好きになってきた」と言ってたんですが、これ、私も同意見で。昔は「煮豆とかテンション下がるわ～」と思っていたのですが、豆のおいしさに気が付き始めた40代。高たんぱく、低脂肪なのもうれしいですよね。水煮缶を使えば時短でおいしい一皿が出来上がりますよ。

1：難しい味付けなし！「ミックスビーンズとソーセージの煮込み」

今回は、ミックスビーンズの水煮缶を使って簡単に仕上げていきます。白いんげん豆、赤インゲン豆、レンズ豆など単体でもおいしく作れますよ。

画像：中願寺あゆみ

【材料】（2人分）
ミックスビーンズ（水煮）・・・240g（1缶）
ソーセージ（大）・・・2本（100g）
たまねぎ・・・1/2個
にんにく（粗みじん切り）・・・大さじ1
塩・・・適量
水（缶の煮汁があればそれも使用）・・・300ml
ローリエ・・・2枚
ローズマリー・タイムなどのハーブ・・・あれば適量（乾燥でも生でも可）
ブラックペッパー・・・適量
オリーブオイル・・・適量
バゲット・・・適量

＜作り方＞

（1）たまねぎは粗めのみじん切りにする。豆の水煮缶の煮汁と水を合わせ300mlにする。

（2）鍋にオリーブオイル少々をひき、ソーセージの両面に焼き色を付け、一旦取り出す（※ここで完全に火を通さなくて大丈夫です）。

（3）同じ鍋ににんにく、たまねぎ、軽く塩を加え、炒める。

（4）たまねぎがしんなりしてきたら、ミックスビーンズ、煮汁と水を合わせたもの、ローリエ、そのほかのハーブ、ソーセージを戻し入れ、ふたをせずに20分コトコトと煮込む。途中、あくが出てくるのですくう。

（5）塩で味をととのえる。器に盛り、ブラックペッパーを振り、オリーブオイルを垂らす。バゲットを添える。

豆の煮汁に塩分が入っているので、味付けは最後にちょっとの塩で大丈夫かと思います。

ちなみに私が使用したソーセージは、『業務スーパー』で販売されている生フランク。味がしっかりついているのと、生肉フランクなのでとてもおいしいスープが出来上がります。食べ応えもあってコスパも◎。もちろん普通のソーセージでもいいですが、なるべく大ぶりなものを選ぶと、メイン感が出るかと思います。

2：無限にレタスが食べられる！「スペイン風レタスサラダ」

いたってシンプルながら、もりもり食べられてしまうサラダ。よく冷えた白ワインがエンドレスになる、おつまみにぴったりの味わいです。おいしそうなレタスを見つけたら、ぜひ！

画像：中願寺あゆみ

【材料】（2～3人分）
レタス・・・2/3～1玉
にんにく・・・2カケ
白ワインビネガー（なければ穀物酢）・・・大さじ1
レモン（くし切り）・・・2個
塩・・・適量
ブラックペッパー・・・適量
オリーブオイル・・・大さじ2

＜作り方＞

（1）レタスは芯を抜き、手で大きめにちぎり、冷水に放ったあと水気を切り、シャキッとさせる（時間があれば冷蔵庫に入れ、さらにシャキッとさせる）。にんにくは薄切りにする。

（2）器にレタスを盛る。

（3）（2）に、白ワインビネガーと塩を振る。

（4）フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、火にかける。焦げないように気を付けながら、にんにくをこんがりと揚げ焼きにする。

（5）（4）を（3）の上から回しかけ、ブラックペッパーを振る。レモンを絞って食べる。

にんにくはすぐに焦げるので、オリーブオイルと一緒にフライパンに入れてから火にかけると、失敗が少ないです。強すぎる火加減にも注意。じっくりと目を離さずに火を入れていきましょう。

白ワインビネガーを使いましたが、シェリービネガーやバルサミコなどで作るのもおすすめですよ。

レタスは巻きの緩いふんわりとしたものを選んでくださいね。

どちらも失敗なしで、とっても簡単！　レパートリーに加えてもらえるとうれしいです。（文／中願寺あゆみ）
※この記事は公開時点での情報です。

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