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すだちごはん

パッと作れる簡単朝食!料理家直伝のめちゃうま「すだちごはん」レシピ【保存法・搾り方も】

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

先日、天草で柑橘農家をしている友人より、農薬不使用の「すだち」を購入しました。最近は、カボスなどもちらほら見かけるようになり、柑橘好きにはうれしい季節です。

すだち レシピ

画像:中願寺あゆみ

焼き魚やお刺身、湯豆腐などに搾ると風味が増すすだち。柚子やカボスに比べ小ぶりで、上品な香り。柑橘の中でも比較的高級な食材の一つです。無農薬と聞くと、皮の上面をすりおろしてどんどん使いたくなります。

とは言え、柑橘ってついつい買いすぎて活用のレパートリーが少ない……なんてことも。なので今回は、すだちの活用アイディアとレシピをご紹介します。

1:すだちを加えて風味アップ「カニカマと春雨のサラダ」

残暑厳しい時季にうれしい、つるっとさっぱり食べられる春雨サラダ。季節の柑橘(今回はすだち)をプラスして、風味もアップ。

すだち入り春雨

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
カニカマ・・・60g
きゅうり・・・1/2本
春雨・・・30g
きくらげ(乾燥)・・・2個
すだち・・・1個
A酢・・・大さじ1.5
Aごま油・・・小さじ1
A砂糖・・・大さじ1/2
A塩・・・ふたつまみ
醤油・・・少々
白ごま・・・小さじ1

<作り方>

(1)きくらげはぬるま湯につけて戻しておく。きゅうりは千切りにする。カニカマは細かく裂いておく。Aをボウルに入れ、混ぜ合わせる。

(2)鍋に湯を沸かし(分量外)、きくらげを30秒ほどゆでたら鍋から取り出し、粗熱を取って細切りにする。同じ湯で春雨を表示通りゆでる。

(3)春雨をざるにあげ水で洗い、食べやすい長さに切る。水気をしっかりと切って、きゅうり、きくらげ、カニカマ、白ごまをAと混ぜ合わせる。

(4)醤油を加え味をととのえる。食べるときにすだちを搾る。

すだちは、食べる直前に上から搾るのがおすすめ。さわやかな酸味とすがすがしい香りが加わりますよ。

今回のように、酢の物の酢の一部を柑橘に変えたり、ドレッシングの代わりに使ったり。酢の代用として考えると、使い道も増えますよね。

2:食欲無くてもペロッといけちゃう「すだちごはん」

すだちをのせたうどんや蕎麦があるくらいなので、ごはんに合わないわけがない!

ぱっと作れて、たんぱく質も摂れて、朝ごはんにもおすすめ。

すだちごはん

画像:中願寺あゆみ

【材料】(1人分)
白ごはん・・・1膳
すだち・・・1~2個
かつお節・・・適量
しらす干し・・・適量
白ごま・・・適量
醤油・・・少々(お好みで)

<作り方>

(1)温かい白ごはんの上に、かつお節、しらす干し、白ごまをのせて、すだちを搾って食べる。

あらやだ、もうこれだけです! しかし、めっちゃくちゃおいしいです。しらすのほかにも、アジの干物をほぐしてのせたり、みょうがを加えても◎。

使い切れなかったら冷凍もOK

使い切れなかったすだちは、好きな大きさにカットして冷凍するのもアリ。

果汁だけ搾って冷凍する方法もありますが、私は皮ごと冷凍しています。ハイボールや焼酎に入れたり、焼き魚に添えたりなど、ちょっと柑橘が欲しいときに重宝します。

常温で5分程度で解凍できるので、使う分だけ取り出してそのまま搾ってくださいね。

搾り方のポイントは、断面を下にするのではなく、写真のように上を向けること。タネが落ちないだけでなく、果汁が表皮を伝い、香りが増します。これはほかの柑橘も然りです!

すだち

画像:中願寺あゆみ

いかがでしたか?

柑橘の香りはアロマテラピーなどでも活用されていますよね。その香りは、心と体が疲れて落ち込んでいるときや、ぐっすり眠りたいときにもぴったりとのこと。

香りのいいフレッシュなすだちを食事に活用して、おいしい+リラックスな時間を楽しんでくださいね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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