マンネリ打破!常備菜・おもてなしにも◎「絶品おしゃれ副菜」レシピ2品
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
お盆も過ぎて、どことなく秋の気配を感じないこともない気もしながら、やっぱり残暑厳しゅうございます。
今回も、なるべく火を使うのは短時間で、暑い時にうれしいさっぱり系の副菜をご紹介します。夏のおつまみとしてもぴったりです!
1:お口直しやいろんなメニューのアクセントに「セロリのカボスマリネ」
セロリのシャキッと感と、酸味が柔らかで香り良しのカボスを組み合わせたマリネです。夏にうれしいさっぱり味で、常備菜にもおすすめ。
カボスも旬に入ってきて、安く手に入るようになってきたのでぜひ。時間を置けば味が染みて、セロリのポリポリ感もアップ!
【材料】(作りやすい量)
セロリ・・・1本
たまねぎ・・・1/2個
カボス・・・大1個(果汁大さじ1.5~2程度)
A酢・・・大さじ1/2
A砂糖・・・大さじ1
A塩・・・小さじ1
こめ油(サラダ油でも可)・・・大さじ2
花椒(ホール)・・・20粒
<作り方>
(1)セロリは筋を取り、茎部分は4cmの長さに短冊切り、葉っぱはざく切りにする。たまねぎは薄切りにする。セロリとたまねぎを耐熱の保存容器に入れ、Aと混ぜ合わせる。
(2)花椒はコップの底などでつぶす。フライパンに油と一緒に入れ、火にかける。
(3)香りがたってきたら(1)の上から回しかける。
(4)カボスを上から絞り、塩(分量外)で味をととのえて冷蔵庫で2時間以上置く。
5日くらいで食べきってくださいね。
そのままでも十分おいしいですが、今回はふるさと納税の返礼品「ホタテ」を薄切りにしてバーナーであぶり、マリネしていただきました。
ホタテのほかにも、タコ、エビ、くん製イカなどとマリネしても◎。脂身の多い豚肉を焼いて一緒に食べたり、カレーのアチャールとして添えるのもよし、です。
2:ゴーヤのおいしさが引き立つ「ゴーヤとタコの花椒ナムル」
色のコントラストも美しい、夏のさっぱり副菜。ゴーヤの苦味に黒ゴマの香ばしさがよく合います。
【材料】(2人分)
ゴーヤ・・・1/2本(可食部100g)
タコ(ボイル・生食用)・・・50g
A塩・・・ふたつまみ
A酢・・・小さじ1
A砂糖・・・小さじ1/3
Aこめ油・・・大さじ1
A花椒(パウダー)・・・適量
黒すりごま・・・適量
<作り方>
(1)ゴーヤは端を落とし、縦半分に切り、スプーンでワタを取り除き、2~3mm幅に切る。タコは薄切りにする。
(2)鍋に熱湯を沸かし、塩(いずれも分量外)を入れてゴーヤを30秒ほどゆでて、ざるにあげ、冷水に放つ。
(3)(2)をざるにあげ、水分をしっかりと絞る。
(4)ボウルに(3)とタコ、Aを順番に加えて和える。
(5)器に盛り、黒ごまを散らす。
シンプルな味付けが、ゴーヤのおいしさを引き立ててくれます。作り方も難しいところ、一つもありません!
今回、2つのレシピで使用した「花椒」は中国ではホアジャオと呼ばれていて、主に麻婆豆腐に使われているスパイスです。ミカン科の植物なので、しびれるような辛さはありつつも、かんきつ系のさわやかさもあり、夏におすすめのスパイスでもあります。粉末になっているものは香りが飛びやすいので、なるべく早めに使い切りましょう。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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