野菜が高い時の味方!価格安定・便利・無駄ナシ「冷凍野菜の活用アイデア&簡単炊き込みご飯レシピ」
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
みなさんは、「冷凍野菜」活用していますか?
私は子どもの頃のミックスベジタブルの記憶が邪魔をしてあまり使うことがなかったのですが、使ってみると冷凍技術が向上していることもありおいしい! 便利、手軽、無駄がないので、最近は結構活用しています。
大型の台風や大雨などで野菜の供給が不安定だったり、価格が高騰しているときにも大活躍です。
今回は、そんな冷凍野菜の活用アイデアとレシピをご紹介します。
お気に入り冷凍野菜
カットや下処理がしてあり、そのまま調理できる「冷凍野菜」。いろんなタイプがありますが、私はミックスタイプがお気に入り。
何種類もの野菜を準備したり、切ったりするのが面倒なときもそのまま使えるし、ゴミが出ないのもうれしいところ。忙しい朝のお味噌汁やスープ、パスタの具材としても重宝しますよ。
今回のレシピには、写真のような3種の野菜のダイスカットのものを使用します。
ダイスカットのものがあれば、急にカレーが食べたくなったときもあっという間に出来上がります。
ほかにもよく活用しているのが、「豚汁」の野菜と肉が一緒に冷凍されたもの。野菜を何種類も用意しなくていいし、一旦冷凍しているおかげで野菜の煮えも早く、かなり便利です。お近くのスーパーでぜひチェックしてみてください。
ちなみに、スーパー以外では、無印良品の冷凍野菜も、野菜の味がしっかりしていてお気に入りです。
冷凍野菜で手軽!包丁いらずの炊き込みご飯「鶏もも肉の炊き込みご飯」
ではここで、入れて炊くだけで出来上がりの簡単ごはんレシピをご紹介します。野菜のやさしい甘みも調味料の一つ。
【材料】(3人分)
冷凍野菜(ミックスのダイスカット ※おすすめは、じゃがいも、にんじん、玉ねぎなど)・・・120g
米・・・2合
鶏もも肉・・・1枚(300g)
Aコンソメ(顆粒)・・・小さじ2
A塩・・・小さじ1/3
バター・・・20g
ブラックペッパー・・・適量
パセリ(みじん切り)・・・適量
レモン(くし切り)・・・3個
<作り方>
(1)米を研いで浸水する(夏場は30分、冬場は60分)。鶏もも肉の余分な油などはキッチンバサミで切り落とし、全体に塩小さじ1/2とこしょう(共に分量外)をして揉み込み、下味をつける。
(2)炊飯器の内釜に米とAを入れ、水は気持ち少なめ2合の線より少し下を目安に入れて混ぜる。鍋の場合は、水380mlを使用。
(3)米の上に、冷凍野菜、鶏もも肉をのせて普通モードで炊飯する。
(4)炊きあがったら鶏肉をいったん取り出し、バターを加え混ぜ合わせる。鶏肉を戻し、10分蒸らす。
(5)鶏肉は食べやすい大きさに切り、炊きあがった米は塩(分量外)で味をととのえて器に盛る。ブラックペッパー、パセリを振り、レモンを添える。
鶏もも肉に下味を入れておくことで、具として食べるときに味がぼんやりせずにおいしく食べられます。準備に包丁を使わないので、忙しい日のご飯にもおすすめですよ。
いかがでしたか?
時短にもなるし、無駄も少ない冷凍野菜。夏は生ごみが出ないのもうれしいな、と思います。みなさんの日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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