失敗知らずでお店レベルの美味しさ!“スープも使える”しっとりジューシー「ゆで鶏」レシピ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
暑さで食欲が落ち、手軽で食べやすいそうめん、うどん、そばなどの単品メニューが多くなってしまいがちなこの時期。
体を作るのに欠かせないたんぱく質の摂取量が不足している可能性が。意識しながら、積極的に取り入れていきたいものです。
そこで今回は、たんぱく質といえば「鶏肉」ということで、しっとりジューシーなゆで鶏の作り方と、活用レシピをご紹介します。
とにかくしっとり柔らか!「ナンプラーゆで鶏」
超しっとりで旨みたっぷりのゆで鶏です。常備菜としても活躍間違いなし。
煮過ぎずに余熱で火を通すのが、ふっくらジューシーに仕上げるポイント。
【材料】(作りやすい量)
鶏もも肉・・・1枚(350g)
水・・・1,000ml
ナンプラー・・・大さじ3
砂糖・・・大さじ1/2
<作り方>
(1)鶏もも肉は筋を取り、余分な脂を切り落とす。鶏肉の端と端を持ち、ギューッと引き伸ばす(縮むのを防ぐため)。
(2)鍋にすべての材料を入れ、弱火にかけ、ゆっくりと火を通していく(決してぐらぐらさせない)。
(3)鶏の表面全体が白くなったら、そのまま5分程度同じ火加減で煮る。
(4)ふたをして火を消し、そのまま冷ます。
出来立てをそのまま切って食べるのもおいしいですが、冷やして食べても◎。
スープももちろん活用できます。スープでご飯を炊いて、カオマンガイのようにゆで鶏をのせて食べるのもおすすめです。いろんなものに使いまわしができるように味付けは薄めにしているので、少し塩をパラっと振ったり、ポン酢や胡麻ドレッシングなどをかけて楽しんで。
冷凍保存も可。冷蔵庫に入れる場合は汁ごと保存し、3日くらいで食べ切りましょう。
活用レシピ:野菜もたっぷり食べられる夏にうれしい「冷製チキンフォー」
フォーはどんな味でも邪魔をしない万能麺。先日行った本場ベトナムでもさまざまな食べ方がされていました。
今回は、暑いときにさらっと食べられる野菜たっぷりの冷たいフォーにしました。麺だけになりがちなお昼ごはんも、鶏と野菜で満足感アップ。よく冷えたチキンスープが美味です。
【材料】(1人分)
フォー・・・50g
ゆで鶏・・・60g
ゆで鶏のスープ(冷やしておく)・・・250ml
葉物などの野菜(レタス・パクチー・青ねぎなど)・・・適量
たまねぎ・・・1/6個
レモン(輪切り)・・・1枚
Aナンプラー・・・適量
A塩・・・少々
<作り方>
(1)野菜(葉物)は冷水に放ちシャキッとさせて、水気を切って食べやすい大きさに切る。たまねぎは薄切りにして、水にさらす。
(2)フォーを袋の表示通りにゆでて、冷水に取り冷やす。
(3)器に、ゆで鶏のスープとAを加えて味をととのえ、水気を切ったフォーを入れる。
(4)上に、食べやすい大きさに切ったゆで鶏、野菜、レモンをのせる。
食べているときにスープが薄ければ、追いナンプラーをしながらどうぞ。鶏のスープは、固まった脂は取り除いて使用してくださいね。
フォーは水に1時間程度つけておくと、ゆで時間が短縮できるので、時間のある方は前もって準備を。フォー以外に、そうめん・うどん(細めがおすすめ)・ひや麦などもおすすめです。
中華麺を使って、スープを温め、カツオ粉、醤油、塩こしょうなどで味をととのえれば「鶏しょうゆラーメン」に! ゆで鶏のほか、お好きな薬味、味玉なんかをのせれば、お店のような本格的な仕上がりになりますよ。
時間のあるときに作っておくだけで心強いゆで鶏。ぜひご活用ください。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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