時短で材料も少ない! “1人分さっと作れる”冷たい絶品麺レシピ2品
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
猛烈な暑さが続いていますが、みなさん体調はいかがですか?
私はというと、もっぱらお昼ご飯は麺ばかりに偏ってしまっています。
そこで今回は、栃木のご当地そばレシピをご紹介します。
栃木県は、そばの生産地として有名、水もキレイでおいしいおそばが食べられるところがたくさんあるそうです。
手軽な乾麺を使用し、野菜も一緒にとれるさっぱり麺レシピです。食欲のないときでも、つるっと食べられますよ。
1:少ない麺でも大満足!シャキシャキ食感がクセになる「大根そば」
栃木の郷土料理で、千切り大根とそばを一緒に食べる「大根そば」なるものを知りました。こちとら、「大根そば」は大根おろしでそばを食べるものだと思っておりましたよ……。
大根のシャキシャキ感とそばの風味が、何とも蒸し暑い夏にはピッタリ。
自宅でも気軽に作れるので、ダイエット中のかさましや、食欲不振のときにもおすすめの一品です。
【材料】(1人分)
大根・・・5cm(輪切り)
そば(乾麺)・・・80g
A麺つゆ(2倍希釈)・・・50ml
A出汁醤油・・・大さじ1
A水・・・大さじ2
お好きな薬味(白ねぎ、ねぎ、大葉など)・・・適量
<作り方>
(1)大根の皮をむき、スライサーなどで千切りにする。水にさらし、シャキッとさせる。
(2)容器にAを混ぜ合わせておく。
(3)そばを表示通りにゆで、冷水でぬめりを取り、氷水で締め、水分をしっかりと切る。
(4)水気を切った大根とそばを混ぜ合わせ、器に盛る。Aも器に注ぐ。
そばつゆって、そばを買ったときについているものがあればいいですが、わざわざ買うのは面倒。でも、そうめんつゆではパンチのなさを感じてしまいます。今回のレシピを参考に、そうめんつゆをベースにそばつゆを作ってみてくださいね。
2:そばとにらってとっても合う!「にら蕎麦」アレンジレシピ
九州ではなかなかお目にかからなかった、栃木のご当地麺「にら蕎麦」。何でも栃木は「にら」も一大産地なんだとか。九州でも多く生産されているので、新鮮なものを使ってぜひお試しください。
今回は豚しゃぶもプラスして、ボリュームアップ。にらと豚のスタミナコンビで、暑い夏も乗り切れそう!
【材料】(1人分)
そば(乾麺)・・・100g
にら・・・1/2束
豚肉(しゃぶしゃぶ用肉)・・・50g
A麺つゆ(2倍希釈)・・・50ml
A出汁醤油・・・大さじ1
A水・・・大さじ2
白すりごま・・・小さじ1
ごま油・・・小さじ1
<作り方>
(1)鍋に湯(分量外)を沸かしてにらをいれ、5秒程度でざるにあげる。粗熱がとれたら軽くしぼり、5cm幅に切る。
(2)(1)の熱湯の火を止め、豚肉を一枚ずつ広げて入れ、ざるにあげる。粗熱をとり、食べやすい大きさに切る。
(3)同じ熱湯で、そばを表示の通りにゆで、冷水にとってぬめりを取り、氷水で締めて水分をしっかりと切る。
(4)器にそばとにら、豚肉、すりごまをのせ、Aを注ぐ。最後にごま油を垂らす。
にらのシャキッとした食感と、程よく脂の落ちたしゃぶしゃぶがそばによく合いますよ。1つの鍋でできるのもうれしいポイント。
いかがでしたか? 全国見渡せば、まだまだ食べたことのない知らない食べ物がたくさんありますよね。どちらも、少ない材料と短い調理時間で作れるので、ぜひこれからの季節にどうぞ。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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