おかわり必至! “身近な材料でささっと簡単”食欲そそる絶品炊き込みご飯&コク旨みそ汁レシピ
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
蒸し暑い毎日に、夏本番は耐えられるのだろうか……と若干の不安を感じてる今日この頃。
もうすでにキッチンに立つのがツラくなってきました。そして、キッチンってエアコンが効きにくい場所にあることが多くないですか?
私のキッチンも多分に漏れず、全くエアコンの冷気が届かないところにあるため、サーキュレーターを回していますが、役に立っているのか不明なほど暑いです。
今回は、炊飯器におまかせの夏に食べるとおいしいさっぱり系炊き込みご飯と、合わせて食べたいコク旨のなすのお味噌汁のレシピをご紹介します。
1:梅でさっぱり「さば缶と梅の炊き込みご飯」
梅チューブを使ってのお手軽ごはん。なんだか食欲がないときも、梅と薬味でさっぱりと食べられます。そして冷蔵庫に何にもない……そんなときにも助かる炊き込みご飯です。
これからの季節のお弁当にもおすすめ。
【材料】(2~3人分)
米・・・2合
さばの水煮(缶詰)・・・1缶
ねり梅(チューブ)・・・大さじ1~2
大葉・・・3~4枚
みょうが・・・1本
白いりごま・・・少々
A塩・・・小さじ1/2
A醤油・・・小さじ1
Aみりん・・・大さじ2
<作り方>
(1)米は洗って30分浸水する。大葉は千切りに、みょうがは薄く小口切りにして水にさらす。さば缶の具と汁を分けておく。
(2)お米をざるにあげ、炊飯器の内釜へ入れ、さば缶の汁とAを加えて、水を目盛りまで注ぐ(鍋の場合は、1合あたり200mlの水で炊いてください)。
(3)さば缶の具をのせて普通モードで炊飯する。
(4)炊きあがったら、さばをほぐし、ねり梅を混ぜ込む。
(5)器に盛り、大葉と水気をしっかり切ったみょうが、ごまをのせる。
酸味を立たせたいので、ねり梅は一緒に炊き込むのではなく、炊きあがったときに混ぜ込む形にしています。ねり梅の量はお好みで加減してください。
山芋のとろろをよく冷えただし汁でのばし、ごはんの上にかけて食べるというアレンジもとってもおいしいです。きゅうりの塩もみなんかも加えると、食感もよく仕上がり、夏の暑い日にさらっと食べられます。
2:油と好相性!みょうがもナイスアクセントの「なすとみょうがのお味噌汁」
なすと油が好相性なのは、皆さんご存じの通りかと。わが家ではお味噌汁のときも、なすをごま油で炒めてから作ります。何とも言えないコクと風味、そしてみょうががとっても合うのです。
【材料】(2人分)
なす・・・1本
みょうが・・・1本
だし汁・・・300ml
みそ・・・大さじ2
ごま油・・・小さじ2
<作り方>
(1)なすは食べやすい大きさに乱切りにする。みょうがは小口切りにして水にさらす。
(2)鍋にごま油を引き、中火にかける。なすの皮目を下にして炒める。
(3)なす全体を炒め、表面が色づいてきたらだし汁を加え、沸騰しない火加減でなすがやわらかくなるまでふたをして煮る。
(4)みそを溶く。
(5)器に盛り、水気を切ったみょうがを散らす。
なすは切ってすぐ使えば、あく抜きの必要もなし。油で炒めることでコク旨に仕上がりますよ。皮目から焼くことによって、なすの色味をきれいに保つことができます。
夏のお味噌汁は汗だく必至ですが、そうなっても食べたい、夏のおいしさが詰まったお味噌汁ですよ。
いかがでしたか? 家にありそうな簡単な材料でできる夏のレシピ、ぜひ作ってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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