肉も野菜も格段に美味しくなる!万能調味料「塩麹」で簡単“白ごはん泥棒”レシピ
みなさんこんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
その昔、大ブームになった「塩麹(こうじ)」。一度は購入したことがあるのでは?
最近改めて使ってみたら、やっぱりいい調味料だな~と思い、にわかにマイブーム到来しました。
塩麹は麹と塩、お水を混ぜて発酵させた調味料。肉や魚の漬け床などとして、日本で古くから利用されてきました。
食材を柔らかくしたりうまみをアップしたりとうれしい調味料ですが、それだけではなく、ビタミンB群を含むなど体が喜ぶ栄養素を含んでいるのも魅力です。(※1)
そんな万能調味料の「塩麹」。ブームになったときに買ったことあるけど、結局使いきれなかった……そんなみなさんに、簡単レシピをご紹介します。
1:白ごはん泥棒のスタミナおかず「にんにくの芽と豚肉の塩麹炒め」
旬のにんにくの芽を使った炒め物です。
普通に塩こしょうで作るのもおいしいですが、塩麹に浸けるとお肉のおいしさと柔らかさがアップ! 塩麹のやさしい甘さも加わって、白ごはんに抜群に合う、スタミナおかずです。
【材料】(2人分)
豚バラ肉・・・160g
卵・・・2個
にんにくの芽・・・120g
塩麹・・・大さじ1
オイスターソース・・・小さじ1
塩こしょう・・・適量
白こしょう・・・少々
酒・・・大さじ1
マヨネーズ・・・小さじ1
糸唐辛子(あれば)・・・適量
サラダ油・・・適量
<作り方>
(1)豚肉は食べやすい大きさに切り、塩麹に15分~浸けておく。にんにくの芽は3センチ幅に切る。卵は溶きほぐし、マヨネーズを入れ軽く塩こしょうをする。
(2)フライパンに油を引き火にかけ、温まったら卵液を流し入れる。外側から大きく内側に数回混ぜ、半熟のままお皿に移す。
(3)(2)のフライパンをきれいにして、再度油を引き火にかけ、豚肉とにんにくの芽を中火で炒める。途中酒を加えて炒め、オイスターソース、白こしょうを振る。
(4)火が通ったら、火を消して卵を戻し入れて、やさしく混ぜ合わせる。
お好みで糸唐辛子をのせて、どうぞ。あっという間に白ごはんがなくなります。
塩麹の使い方がよく分からないという方は、まずは塩代わりに使ってみてはいかがでしょうか?
お肉を漬け込んで焼いたりする場合、目安としては肉100gに対して塩麹8~10gがちょうどいい塩加減になるかと思います。調理のときは少し焦げやすいので、火加減には注意してくださいね。
2:冷蔵庫にあるとめちゃくちゃ助かる!「きゅうりと人参の塩麹漬け」
お弁当を作るときにも、これを白ごはんに添えると色味もアップしていい感じに。ほんのり甘くてやさしい塩気が箸休めにもぴったり。“保存ができるサラダ”です。
【材料】(作りやすい量)
きゅうり・・・2本(250g)
にんじん・・・1本(150g)
だし昆布・・・5×5cm
塩麹・・・大さじ3
<作り方>
(1)きゅうりは両端を落とし、皮をピーラーで3か所、縦にむく。にんじんは皮をピーラーでむいて縦半分に切る。だし昆布はキッチンバサミで細く切る。
(2)チャック付きの保存袋に(1)と塩麹を入れ、袋の上からもみ、まんべんなく混ざるようにする。空気を抜いて1日~冷蔵庫に置く。
お好みで、かつお節やごま、七味を振ってもおいしく食べられます。
きゅうりが安くておいしくなるこれからの季節の常備菜にいかがですか? 私は3日以上漬けたものが好みです。1週間以内に食べきってくださいね。
今月は塩麹を自分で作る予定です。塩麹を使ったおいしいレシピ、またご紹介しますね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。(※1)食品成分データベース(文部科学省)
※文・画像/中願寺あゆみ
(※1)食品成分データベース(文部科学省)
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