わざわざでも行きたい!“名物藁焼きは必食”創業50年の魚屋が営む人気海鮮居酒屋(新宮町)
こんにちは! 居酒屋さんとお酒好きさんの架け橋を目指している日本酒大好きポンミカです(パン好き「パンミカ」としても活動しています)。
今回は、糟屋郡新宮町の『魚屋三代目にしの鯔背(いなせ)』をご紹介します。
JR福工大前駅から徒歩2分!魚好きの大人が集う人気居酒屋「魚屋三代目にしの鯔背(いなせ)」(糟屋郡新宮町)
JR・博多駅から快速電車で約15分、福工大前駅で下車してそこから徒歩2分とアクセスしやすい好立地にある『魚屋三代目にしの鯔背(いなせ)』。
漁港直送の鮮度抜群の海鮮を楽しめる居酒屋さんです。魚の行商をしていた初代の志を受け継いだ二代目、三代目が「玄界灘、地元鐘崎の新鮮な魚を食べてほしい」と、魚屋さんとして創業50年になる経験と実績を生かした確かな目利きで魚介を仕入れているそうですよ。
おしゃれな外観。ガラス越しに、ずらりと並ぶ日本酒の瓶が見えます。
旬の新鮮な魚介類がたくさん!食べ方いろいろで、行くたびに新たな発見が!
注文するときはまず、スタッフの方に「本日のおすすめの魚介」を聞いてみてください。
お刺身や藁(わら)焼きなど食べ方も教えてもらえます。お値段は季節や仕入れによって変わるので、参考程度にしてください。
『天然鯛のごま醤油和え』(1,078円)は外せない逸品。自家製のゴマダレと鯛の相性が抜群です。
『にしのアジフライ』(968円)もぜひ食べてほしい。長崎産の肉厚の大きなアジをカリっと揚げてあり、タルタルソースと一緒に食べると最高においしい。より一層お酒が進みます。
また、こちらのお店は、藁焼きや炉端焼きがおいしいことでも有名。
カウンター席に座ると、間近で魚をさばく様子や藁焼きの様子を見られます。藁焼きは大きな炎が上がって迫力満点。
『本かつおの藁焼き』(1,078円)は、ぜひ季節の日本酒と一緒に召し上がっていただきたい。藁の香りとにんにくのアクセントが、かつおの風味を引き立てます。
国産鶏の三種の部位(やげんなんこつ・もも肉・むね肉)を使用した『鶏の炭火焼き』(858円)も日本酒によく合いますよ。
日本酒好きにはたまらない逸品揃い!
日本酒の品揃えも魅力的なこちらのお店。季節によって仕入れる銘柄が変わるので、お料理に合わせて相談するとおすすめを教えてもらえます。日本酒好きには心躍る瞬間です。
私が訪れたのは春なので、ラインナップは変わっていますが、その日いただいた日本酒を紹介します。
福岡『若波酒造』の年に一度の季節限定商品『黒蜻蛉(くろとんぼ)』(825円)。春しか出荷されない、出来たての「特別純米無濾過生原酒」です。
こちらも限定品、秋田『鈴木酒造店』の『とろとろと』(825円)。
どぶろくのような見た目です。名前の通りとろとろとしているのは、純米酒のもろみを濾してミキサーで細かくすり潰しているから。手間のかかった練り上げにごり酒は、やわらかい甘みが印象的でした。
こちらは群馬『龍神酒造』の『尾瀬の雪どけ』(825円)。毎年イギリスで開催される世界最大級のワインと日本酒のコンクール『IWC2023』において、SAKE部門純米大吟醸トロフィーを受賞したというお酒です。
フレッシュな味わいでとても飲みやすかったですよ。
〆は土鍋ご飯で決まり!持ち帰りもOK
最後は季節の土鍋ご飯で〆ましょう!
注文してから少し時間がかかるので、余裕をもって注文すると良いと思います。この日は『ほたるいかと筍の土鍋ご飯』(1,408円)でした。
季節ごとに変わるのでそれもまた楽しみ。土鍋ご飯が残ったら、お持ち帰りも可能です。
季節ごとに、新鮮な魚介類と日本酒が味わえる『魚屋三代目にしの鯔背』。また行きたいと思えるお店です。ぜひ堪能してくださいね。(文/ポンミカ)
<店舗情報の詳細は店名をクリック↓>
■魚屋三代目にしの鯔背(いなせ)
住所:福岡県糟屋郡新宮町美咲2-8-18
営業時間:17:00~24:00(ラストオーダー23:00)
定休日:不定
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/ポンミカ
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