身がふっくら旨みが溢れる！おもてなしにも◎冷凍牡蠣で絶品「炊き込みご飯」＆サクサク「新じゃがマリネ」

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

みなさんは、ふるさと納税していますか？　したことのある方には共感いただけると思うのですが、商品がいつ届くか分からなかったり、量が思いのほかすごかったりで、冷蔵庫や冷凍庫がパンパンになったりしますよね。まさにわが家、昨年頼んでいた「冷凍牡蠣」が最近届いたので今その状態です。

いつもはパスタやキムチチゲの中に入れたりして食べることが多い冷凍牡蠣ですが、今回は洋風の炊き込みご飯にしてみました。

副菜には、みずみずしい新じゃがを使ったマリネをご紹介します。

1：冷凍牡蠣でふっくらおいしい「牡蠣の洋風炊き込みご飯」

和風の炊き込みご飯もいいけど、今回は洋風に。削ったチーズをたくさんのせて食べると、止まらないおいしさ。

画像：中願寺あゆみ

【材料】（3～4人分）
米 ・・・ 2合
牡蠣（冷凍）・・・300g
ミニトマト・・・12～15個くらい
白ワイン・・・60ml
にんにく（みじん切り）・・・1片
パセリ（みじん切り）・・・適量
A塩・・・ふたつまみ
Aコンソメ（顆粒）・・・小さじ1
ローリエ・・・1枚
ブラックペッパー・・・適量
パルミジャーノチーズ・・・適量
かたくり粉・・・適量
オリーブオイル・・・適量

＜作り方＞

（1）米を洗い30分以上浸水させたら、ザルに上げ水気をしっかりと切る。

（2）冷凍牡蠣はザルに入れ、流水をかけて半解凍する。ボウルに牡蠣、かたくり粉、塩（分量外）、水（分量外）を入れてやさしく洗う。水を入れ替えて、水がきれいになってきたら、ペーパータオルで水分を拭きとる。

（3）フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、塩（分量外）を振った牡蠣を加え、やさしく炒める。途中白ワインを加えてふたをし、弱火にして1分蒸す。牡蠣だけ皿に上げておく。

（4）炊飯器に（1）と（3）の牡蠣の蒸し汁を入れたあと、水を2合の線より少し下まで注ぐ。Aを加え、混ぜ合わせる。ミニトマト、ローリエを入れてふつうモードで炊飯する。

（5）炊き上がったら一旦全体を混ぜ合わせ、牡蠣をのせて10分蒸らす。

（6）器に盛り、ブラックペッパー、パセリを散らし、パルミジャーノを削ってのせる。

牡蠣は一緒に炊き込まずに蒸し焼きにしたものを炊けたご飯にのせることで、身はふっくらで牡蠣のおいしさも楽しめます。ミニトマトからもおいしいだしが出るので、ぜひ加えてください。

2：サクサク食感の新感覚のポテサラ「千切り新じゃがとハムのマリネ」

洋風の炊き込みご飯のおともには、さっぱり系の副菜がよく合います。ホームパーティーで出すと必ず「これ何？」って聞かれるマリネです。

千切りにしたみずみずしい新じゃがが、サクサクでおいしいですよ～！　新じゃがのおいしい季節に作ってみてくださいね。

画像：中願寺あゆみ

【材料】（2人分）
新じゃが（メークイン）・・・中1個（150g）
ロースハム・・・3枚
Aコンソメ（顆粒）・・・小さじ1/2
A白ワインビネガー（なければ調味酢）・・・大さじ1
A砂糖・・・小さじ1/2～1
Aパセリ（みじん切り）・・・大さじ1
Aオリーブオイル・・・大さじ1
塩こしょう・・・少々
酢・・・大さじ1

＜作り方＞

（1）新じゃがは皮をきれいに洗い、細く千切りにして水にさらす。ロースハムも細切りにする。

（2）600ccの湯に酢を加え、新じゃがを20～30秒ほど湯がき（時間は千切りの太さによって調整してください）、じゃがいもに透明感が出てきたら、ザルにあげて水に浸ける。

（3）（2）の水気をペーパーでよく拭きとる。

（4）ボウルにAを入れてよく混ぜ、（3）を加えてマリネし、塩こしょうで味をととのえる。

千切りが苦手、面倒……そんなみなさんは、便利なスライサーを使っちゃってくださいね。白ワインビネガーが、メーカーによって酸味が違うので、砂糖はお好みで加減してみてください。じゃがいもは火を通しすぎないように！

どちらも、華やかでちょっとしたおもてなしにも活躍しますよ。ぜひ挑戦していただけるとうれしいです。（文／中願寺あゆみ）
※この記事は公開時点での情報です。

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