![鮨と和の食 清吉(せいきち)](https://arne.media/uploads/2023/04/rec4db3085e0310b17fe15b12ef8f79da1.jpg)
本当は教えたくない!お得感アリ♡職人が握る本格鮨コースのプチ贅沢ランチ(福岡市早良区)
こんにちは。ゆるっと福岡グルメを発信している『ちひログ』です。
今回は福岡市早良区にある、本格的な鮨を手頃に楽しめるとっておきの店をご紹介します。
本当は教えたくない!本格鮨コースが良心的な価格で楽しめる「鮨と和の食 清吉(せいきち)」(福岡市早良区原)
1967年に創業し、長く愛されている人気店『鮨と和の食 清吉(せいきち)』。
地下鉄空港線「藤崎」駅から徒歩約10分のところにあり、無料駐車場も6台あるので、車でのおでかけも便利です。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):外観](https://arne.media/uploads/2023/03/DSC03400-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
店内は、カウンター席、テーブル席に加えて個室も完備した和モダンな空間。
カウンター席は、緑を眺めながら鮨を味わえる特等席です。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):カウンター席](https://arne.media/uploads/2023/02/DSC03391-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
テーブル席はゆっくりとした時間の流れる、落ち着いた雰囲気。
![鮨と和の食 清吉(せいきち) テーブル席](https://arne.media/uploads/2023/02/DSC03393-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
ゆっくりと足を伸ばせる掘りごたつの個室は、予約必須の人気席です。
![鮨と和の食 清吉(せいきち) 個室](https://arne.media/uploads/2023/02/DSC03397-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
2代目の岡本さんが季節の食材を使って握る鮨は、伝統を守りながらも、どこか新しさを感じさせるものばかり。見た目、香り、味、食感など、五感で楽しませてくれます。
福岡の名店で活躍する数々の和食職人たちの、“育ての親”でもある岡本さん。日本の鮨文化を海外に伝えるため、韓国でも講師として活動しています。
![鮨と和の食 清吉(せいきち) 大将](https://arne.media/uploads/2023/02/DSC03385-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
そんな岡本さんが握る鮨。「さすがにお値段が張るのでは?」と思いきや、ランチは意外にも3,850円と、手の届く価格。しかも内容を知れば、きっと食べたくなりますよ。この日の内容をご紹介していきますね。
握り中心 おまかせコース
『握り中心 おまかせコース』(3,850円)には、先付け、握り10貫、汁物、デザートが付いてきます。
カウンター席では、目の前で鮨が握られる様子を楽しむこともできますよ。
かますとむかごの茶碗蒸し
先付けは『かますとむかごの茶碗蒸し』。
旨みがたっぷりで、風味豊かな出汁の味わいに心を掴まれます。
![清吉:かますとむかごの茶碗蒸し](https://arne.media/uploads/2023/02/IMG_7411-675x506.jpeg)
画像:CHIHIRO
鯛のあら炊き
『鯛のあら炊き』は、ふっくらとした食感。鯛の奥深い旨みを感じられます。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):さわらのあら炊き](https://arne.media/uploads/2023/02/IMG_7417_jpg-675x506.jpeg)
画像:CHIHIRO
海鮮の小丼
色鮮やかな器に入って運ばれてきたのは『海鮮の小丼』。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):海鮮の小丼](https://arne.media/uploads/2023/02/IMG_7422-675x506.jpeg)
画像:CHIHIRO
この器は2段構造になっていて、1段目には、とびこ、うに、いくら、タラの白子、うずらの卵、あられ、そして2段目にはシャリがのっています。
実はシャリの上に1段目のネタをのせて、自分で完成させるメニューなのです!
![鮨と和の食 清吉(せいきち):海鮮の小丼](https://arne.media/uploads/2023/04/DSC03285-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
いろいろな素材の味や食感が口いっぱいに広がり、幸せを感じる一品でした。
姪浜 ヒラメ
ここからは、お待ちかねの鮨が登場します。
ネタは福岡の地のものを中心に、毎朝、長浜や姪浜で岡本さん自ら目利きして仕入れたもの。そんな厳選素材を使って、ネタとシャリがふわっと調和するようにと、鮨を極めた職人ならではの技を駆使して握られます。
一貫目は、『姪浜 ヒラメ』。茹でた肝と鴨頭ねぎと一緒に握られたヒラメは、かぼすで爽やかにいただきます。
ヒラメの鮮度を感じられるやさしい口当たりは、まさに感動ものです。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):姪浜のヒラメ](https://arne.media/uploads/2023/02/DSC03299-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
鐘崎 ヒラマサ
続いて、宗像で獲れた『鐘崎 ヒラマサ』。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):ヒラマサ](https://arne.media/uploads/2023/03/DSC03301-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
柚子の皮で香り付けされていて、口へ運んだ瞬間に、その香りが口いっぱいに広がります。
ヒラマサのさっぱりとした味わいを、柚子の風味がさらに引き立てる一貫でした。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):ヒラマサ](https://arne.media/uploads/2023/03/DSC03304-2.jpeg)
画像:CHIHIRO
玄海 水イカ
『玄海 水イカ』は、純白のイカに美しい紅が映える一貫。
赤ワインと塩かぼす、炒ったゴマを合わせていて、絶妙な風味です。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):水イカ](https://arne.media/uploads/2023/03/DSC03308.jpeg)
画像:CHIHIRO
出てきた瞬間に見惚れるほどの見た目も含めて、職人の技を感じました。
天草 車海老
『天草 車海老』は、海老の甘みをたっぷりと感じられる一貫。
醤油、酒、みりんで素材の旨みを引き出した、食べ応えのあるおいしさです。
![鮨と和の食 清吉(せいきち) 海老](https://arne.media/uploads/2023/02/DSC03312-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
マグロの漬け
この日のマグロは、対馬の60kgのものを使用。
![清吉:マグロ](https://arne.media/uploads/2023/02/DSC03260-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
『マグロの漬け』は、ふっくらもちもちとした食感で、感動ものでした。
![清吉:マグロの漬け](https://arne.media/uploads/2023/03/DSC03314-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
中トロ
『マグロの漬け』の後にやってくるのは『中トロ』。とろけるような食感とあっさりとした旨みがたまりません。
![清吉:中トロ](https://arne.media/uploads/2023/02/IMG_7448-675x506.jpeg)
画像:CHIHIRO
鐘崎 さわら
『鐘崎 さわら』は、直火で香ばしく炙った一貫。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):さわら](https://arne.media/uploads/2023/04/DSC03321-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
口に入れた瞬間の香ばしさと、ふんわり脂がのった食感がたまりません。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):さわら](https://arne.media/uploads/2023/03/DSC03325-2-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
炙った鯖の棒鮨
こちらは、かぼすで風味付けされた『炙った鯖の棒鮨』。海苔を巻いていただきます。
香ばしさと、鯖のふっくら脂がのった旨み、海苔のパリッとした食感など、五感で楽しめる逸品でした。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):太刀魚](https://arne.media/uploads/2023/03/DSC03334-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
玉子焼き
最後に登場するのは『玉子焼き』。ふんわりやさしい味わいで、〆にぴったりのおいしさでした。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):玉子焼き](https://arne.media/uploads/2023/02/IMG_7462-675x506.jpeg)
画像:CHIHIRO
味噌汁
鮨職人のこだわりを出汁に込めた『味噌汁』。出汁の旨みが体に染み渡りました。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):味噌汁](https://arne.media/uploads/2023/02/DSC03363-675x451.jpeg)
画像:CHIHIRO
いちごとみかんの大福
デザートは『いちごとみかんの大福』。美しい見た目に、運ばれてきた瞬間から心を奪われました。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):大福](https://arne.media/uploads/2023/04/DSC03375-675x452.jpeg)
画像:CHIHIRO
なんとこちらの大福は、左右にいちごとみかんが半分ずつ入っているのです! 上品な味わいで、とってもおいしかったです。
![鮨と和の食 清吉(せいきち):いちごとみかんの大福](https://arne.media/uploads/2023/04/IMG_7479_jpg-675x482.jpeg)
画像:CHIHIRO
最後の一品まで丁寧に作り込まれたコースからは、「訪れた人にめいっぱい喜んでほしい」という思いが伝わってきましたよ。
3,850円とは思えない内容と、職人岡本さんの腕前に、感動の連続でした。ぜひ堪能してみてくださいね。(文/CHIHIRO)
<店舗情報の詳細は店名をクリック↓>
■鮨と和の食 清吉(せいきち)
住所:福岡市早良区原1-22-26
営業時間:11:30~14:00、18:00〜21:00
定休日:不定
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/CHIHIRO
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