腸活にも持ってこいの「ごぼう」レシピ! “お弁当・おつまみに◎”料理家直伝の簡単副菜
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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
食物繊維不足なのか、定期的に無性にごぼうが食べたくなるんですよね。
昔、東南アジアに長期滞在していたときにも無性にごぼうが食べたくなって気が付いたんですが、売ってないんですよね、ごぼうが。何でも、日本以外の国でごぼうを食べるのはかなり珍しいようです。おいしいのに。
さて、そんなごぼうは、腸活や生活習慣病予防の観点からも積極的に摂りたい食材ですが、きんぴらとか炊き込みご飯以外での料理が思い浮かばない……。そこで今回は、おいしさが広がるごぼうのレシピをご紹介します。
1:食物繊維摂取にもおすすめ「パリパリごぼうのだしびたし」
だしのよく染みたごぼう。歯ごたえがぱりぱり、ポリポリと小気味よく、ついつい食べちゃう副菜です。
【材料】(2~3人分)
ごぼう・・・2/3~1本(150g)
Aだし汁(濃いめがおすすめ)・・・250ml
A薄口しょうゆ・・・大さじ2
A砂糖・・・大さじ1/2
Aみりん・・・大さじ1/2
A塩・・・ひとつまみ
<作り方>
(1)ごぼうは皮をこそげ、5cmの長さに切ったあと、繊維にそって縦に2~4mm幅に切り、水にさらす。
(2)鍋に湯を沸かし(1)を3分弱程度ゆでて、ざるにあげて水気を切る。
(3)別の鍋にAを入れ沸かす。
(4)保存容器に(2)と(3)を入れて、そのまま冷ます(最低でも2時間以上置くのがおすすめ)。
食べるときはそのままでももちろんOKですが、たっぷりのすりごまやかつお節をのせると、おいしさ倍増!
私は固めの歯ごたえが好きなので、切り方もゆで時間も歯ごたえを感じるレシピにしていますが、切り方はささがきや斜めにして千切りなどもおすすめ。ゆで時間もお好みでどうぞ。冷蔵庫で3日程度保存可能です。
天神にあるいつも大行列の某お寿司屋さんには、新ごぼうの季節になると山ごぼうの巻き寿司がメニューに登場するんですが、それが本当においしくて。10皿中7皿はそれでいいかな?と思っちゃうくらい大好物なんです。このレシピは、完全にそれをイメージして作ったものです。
実際、山ごぼうは一番安い金額の設定なので「安いものばっかり食べてる人」と思われるのではないかと、誰も気にしていないことを気にして3皿くらいしか食べられない、気が小さいのか見栄っ張りなのか分からない私です。
2:醤油味は卒業!「ごぼうとひじきのコンソメ炒め」
醤油一辺倒の味付けになりがちな、ひじきとごぼうの組み合わせ。今回の味付けはコンソメでちょっぴり洋風に。お弁当の隙間にもあると便利な副菜です。
【材料】(作りやすい量)
乾燥ひじき・・・20g
ごぼう・・・2/3~1本(150g)
豚バラ薄切り肉・・・100g
輪切り唐辛子・・・1~2本分(お好みで)
にんにく・・・1片
オリーブオイル・・・大さじ1
酒・・・大さじ1
コンソメ・・・小さじ1
砂糖・・・ふたつまみ
塩こしょう・・・適量
<作り方>
(1)乾燥ひじきはたっぷりの水に10分程度浸し、固めに戻す。水気をしっかりと切り、長さがあるものは食べやすい大きさに切る。ごぼうは皮をこそぎ、ささがきにしてさっと水にさらし、ざるにあげる。にんにくをみじん切りにする。豚肉は食べやすい大きさに切る。
(2)フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れ弱火にかける。
(3)香りが出たら、豚肉、唐辛子を入れ、塩こしょうをして軽く炒め、豚肉の表面が白くなったらごぼうを入れて炒める。
(4)ごぼうに油が回ったら、ひじき、コンソメ、砂糖、酒を加えて炒める。塩(分量外)を加え味をととのえる。
そのまま食べるのもいいけど、ほかほかの白ごはんにどっさりのせても◎。冷蔵庫に保存して、3日を目安に食べきって。
切り方によって食感が変わるごぼう。面倒なささがきは普通のピーラーなどを使用しても◎。
お味噌汁に入れるなどしても、ごぼうはおいしいだしが出ます。いろんなお料理に使ってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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