美味しくキャベツを大量消費! “丸ごと使い切り”時短料理にも便利な常備菜「塩もみ」レシピ
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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
全体的にいろんなものが値上げになっていて、野菜も微妙に高いな~と感じている今日この頃。
買うときは金額を見ながら買うわりに、全部使い切れなかった……そんな経験はありませんか?
キャベツなんて、1玉買ったけど断面がだんだんと黒ずんできたり……。
今回は、そんな“もったいない”を回避すべく、常備菜になる「塩もみキャベツ」をご紹介。いろいろ活用できて、時短にもつながります!
時短料理の味方!カンタン便利な常備菜「塩もみキャベツ」
ちょっとした時間を見つけたら、キャベツを千切りにして塩もみにしておくとすごく便利です。
程よく水分が抜けてたくさん食べられるし、塩もみにしておくと火の入りも早いので、忙しい朝のお味噌汁やスープがさっと時短で仕上がります。
私は千切りをすると頭の中が「無」になるのですごく好きなんですが、苦手な方はもちろんスライサーやピーラーを使ってくださいね!
【材料】(作りやすい量)
キャベツ・・・1/2玉(500g)
塩・・・キャベツ全量の1~1.2%
<作り方>
(1)キャベツを千切りにして冷水に放ちシャキッとさせる。ざるにあげ、ざっと水気を切る。
(2)ビニール袋にキャベツと塩を入れ全体をなじませる。袋の上から軽くぎゅっぎゅっともむ。そのまま袋の口を閉じるか、保存容器に入れて冷蔵庫で保存する。
冷蔵庫で5日~1週間程度持ちます。生で食べてもよし、加熱してもよしの万能選手です。
活用例1:「ツナのコールスローサラダ」
そのまま食べるのはもちろん、カリッと焼いたトーストにのせたりはさんだりしても◎。
【材料】(2人分)
塩もみキャベツ・・・適量
ツナ缶(水煮)・・・1/2缶
レモン汁・・・小さじ2
砂糖・・・小さじ1/3
ブラックペッパー・・・適量
オリーブオイル・・・大さじ1
<作り方>
(1)キャベツは手で水分をぎゅっと絞る。キャベツの量としては手で絞る分2回分程度を使用。
(2)絞ったキャベツをほぐし、そのほかの材料をを順番に加え、ふわっと混ぜて、味をなじませる。
活用例2:「塩もみキャベツとソーセージのスープ」
加熱に時間がかからないので忙しい朝にもおすすめ。シンプルだけど、とってもおいしいスープです。
【材料】(1人分)
塩もみキャベツ・・・ひとつかみ
ソーセージ・・・2本
ブラックペッパー・・・適量
オリーブオイル・・・適量
塩もしくはナンプラー・・・少々
<作り方>
(1)ソーセージに切れ込みを入れる。
(2)小鍋に水200ml(分量外)とソーセージを入れて、キャベツの塩もみを絞らずに加えて火にかける。
(3)沸騰してソーセージの切れ目が開いたら、塩もしくはナンプラーで味をととのえる。
(4)器に盛り、ブラックペッパーを振り、オリーブオイルを垂らす。
塩もみキャベツとソーセージの塩分があるので、味付けはほとんど不要。味をととのえる程度でOKです。
スープのときは、絞らずにそのまま投入して大丈夫ですが、お味噌汁に使うときは味噌に塩分があるので、軽く絞って加えてくださいね。
このほかにも、絞って胡麻和えにしたり、ポン酢とかつお節で食べたり、塩昆布で和えたり、炒めたり、餃子のタネに使ったり……と使い道はいろいろ!
食材を無駄にしないためにも、「塩もみキャベツ」ぜひ作ってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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