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白菜と豚肉の煮込み

材料を重ねて火にかけるだけ!簡単なのに旨み倍増「重ね煮」レシピ2品

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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

まだまだ寒い日が続いていますね。そんな日は「重ね煮」で晩御飯の準備はいかがですか?

鍋に材料を重ねてお鍋で蒸し煮にすることで、食材の甘みや旨みが染み出た絶品おかずが出来上がりますよ。

鍋一つで調理できるのもうれしいポイントです。

1:塊肉をドーンと鍋に「白菜と豚肩ロースのトマト煮込み」

塊のお肉を使って煮込むだけで出る「ごちそう感」。煮込む間は別のことができるので時間を有効に使えます。

白菜と豚の煮込み

画像:中願寺あゆみ

【材料】(3人分)
豚肩ロース(塊)・・・400g
白菜・・・1/4玉
にんにく・・・1カケ
トマト缶(ホール)・・・1缶
白ワイン・・・100ml
塩・・・8g
ローリエ・・・1枚
バジル(乾燥)・・・小さじ1
オリーブオイル・・・適量
ブラックペッパー・・・適量
パセリ・・・適量

<作り方> 

(1)豚肉にまんべんなく塩(肉の量の2%)をして、ペーパーで包みポリ袋に入れ空気を抜いて、冷蔵庫で寝かす(できれば半日~2日)。2日ほど置く場合は、途中でペーパーを取り換える。

(2)白菜は葉の部分は5センチ幅にざく切りにする。芯の部分は食べやすい大きさに切る。にんにくは薄切りにする。

(3)ふたのある大きめの鍋にオリーブオイルを引き、火にかけ、豚肉の表面に焼き色を付ける。

(4)一旦豚肉を取り出し、白菜の茎の部分を入れて軽く焼き色を付ける。

(5)白菜の上に豚肉を置き、にんにく、トマト缶、白菜の葉の部分、白ワイン、バジル、ローリエを入れ、ふたをして中火にかける。沸騰したら弱中火にして50分程度、煮込む。白菜がくたくたになったら塩(分量外)、砂糖(分量外)で味をととのえる。

(6)豚肉を取り出し、好きな大きさにカットする。器に盛り、最後にブラックペッパー、オリーブオイルをたらし、パセリをのせる。

トマトの酸味が強いときには、砂糖を加えて調整を。

写真では付け合わせにパスタを添えていますが、ペンネやバゲットなども◎。チーズを削ってのせても、とても合いますよ。

2:あっという間にできる和のおかず「切り昆布の煮物」

切り昆布を見かけると作りたくなる、作り置きにも便利な和風のおかずです。10分程度で出来上がって、常備菜としても重宝します。

切り昆布

画像:中願寺あゆみ

【材料】(3~4人分)
切り昆布(生)・・・150g ※生がないときには乾燥でも可
ちくわ・・・2本
人参・・・1/2本
A醤油・・・大さじ1
Aみりん・・・大さじ1
A酒・・・大さじ1
白ごま・・・大さじ1
ごま油・・・大さじ1
韓国唐辛子(あれば)・・・小さじ1

<作り方>

(1)人参は細切りにする、ちくわは斜めに薄く切る。切り昆布は食べやすい長さに切り、さっと洗う。

(2)鍋に人参、ちくわ、昆布(水が付いたままでOK)を順番に重ね入れてAを回し入れる。

(3)火にかけ、5分ほど中火で蒸し煮にする。

(4)火を消し、白ごま、ごま油、韓国唐辛子をふり、天地を返し混ぜ合わせる。

程よい昆布の歯ごたえにお箸が止まりません。お弁当の隙間にもおすすめです。体にいいものを食べてる感もあってよく作るおかずです。

重ね煮には、ホーロー、鋳物、ステンレスの厚手の鍋がオススメですが、大きめのフライパンや普通の鍋でもOK。薄手の鍋で作る場合は、水分が飛びやすいので、様子を見ながら適宜水を足すようにしてくださいね。ちなみに私は『STAUB』の20センチを使っています。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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