棚に眠りがちな乾物の救済レシピ!ひじきを使う旨味たっぷり炊き込みご飯&ごまを使う簡単副菜
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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
年末の大掃除のときに、戸棚から使い切れずに残っている乾物類が出てきませんでしたか?
ご多分に漏れず、私の棚からも輪ゴムでくくられた乾物の袋がたくさん出てきました。おかしいな、結構こまめにチェックしているはずなのに……。
というわけで今回は、乾物を使う「炊き込みご飯」と「副菜」のレシピをご紹介します。
1:カリカリ梅がよきアクセント!「ひじきと干しエビの炊き込みご飯」
「ひじきが無性に食べたいな~、鉄分不足かしら?」と思っていたのですが、調べてみると、今のひじきには、昔ほど鉄分が含まれていないんだそう。知ってました?
そもそも、干しひじきは、原料の海藻を釜で煮て渋みを取って乾燥したもの。“鉄分の王様”みたいにいわれていたかつては、鉄製の釜でゆでていましたが、最近はステンレス製に変わり、ひじきに含まれる鉄分が減ったのだと……。そ、そんな……。
とはいえ、カルシウムや食物繊維を多く含み、積極的にとりたい食品であることに変わりはありません!(※1)
【材料】(3~4人分)
米・・・2合
干しエビ・・・10g
ひじき(乾燥)・・・10g
カリカリ梅・・・50g
白ごま・・・大さじ1~2
A塩・・・小さじ1/2
A酒・・・大さじ2
A薄口しょうゆ・・・大さじ1/2
<作り方>
(1)米は洗って30分浸水する。ひじきはさっと水で戻し、長ければキッチンバサミで切る。カリカリ梅を細かく刻む(手動みじん切り器が便利です)。
(2)お米をざるにあげ、炊飯器の内釜へ入れ、Aを加えて水をメモリまで注ぐ(※鍋の場合は、1合200mlの水で炊いてください)。
(3)干しエビの半分の量とひじきをのせて普通モードで炊飯する。
(4)炊きあがったら、干しエビの残りと、カリカリ梅、白ごまを加えて混ぜ合わせる。
カリカリ梅は種なしのものがコンビニエンスストアでも売っているので(おつまみ用?)それを使用しています。
口の中で干しエビがふんわり香る、やさしい味の炊き込みご飯。そこにカリカリ梅の食感と酸味が加わるとなれば、おかわり必須!
芽ひじきを使う場合は、さっと洗って戻さずにそのまま加えても大丈夫です。
2:炊き込みご飯の副菜にもおすすめ「春菊の黒ごまマヨあえ」
乾物を使った炊き込みご飯を紹介しましたので、ここは乾物つながりで「黒ごま」を使った副菜を。独特の香ばしい香りとちょっとビターな味わいの黒ごまは、マヨネーズと好相性!
【材料】(2人分)
春菊・・・1束(約160g)
ささみ・・・2本
酒・・・大さじ1
水・・・200ml
Aすりごま(黒)・・・大さじ2~3
Aマヨネーズ・・・大さじ2
A醤油・・・小さじ1
A砂糖・・・小さじ1/2
A塩・・・一つまみ
<作り方>
(1)小鍋に水と酒、塩ふたつまみ(分量外)を入れて沸かす。ささみを加えてふたをして極弱火で1分ゆでて火を消し、粗熱が取れるまで置く(余熱で火を入れていくイメージ)。余熱が取れたらほぐし、このときに筋を取り外す。
(2)鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(分量外)を入れ、春菊を立てて茎を15秒ほどゆでたら葉も入れ、再沸騰するまでゆでる。冷水にとって水気を絞り、3~4cmの長さに切る。
(3)ボウルにAを入れ混ぜ合わせ、ささみと(2)を加えて和える。
春菊は生でも食べられるので、食感を残すイメージでさっとゆでてください。ささみは余熱で火を通せば、ふんわりと柔らかく仕上がりますよ。ゆで汁はナンプラーを加えて、スープにしたりしています。
ぜひ作ってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。(※1)食品成分データベース(文部科学省)
※文・画像/中願寺あゆみ
(※1)食品成分データベース(文部科学省)
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