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簡単で美味しさ倍増! “このために蒸し器が欲しくなる”ヘルシー&ごちそう感たっぷり「蒸しレシピ」

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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

1月20日は寒さが最も厳しいとされる「大寒」でしたね。しかし寒い!!!

こんな寒い季節に大活躍の調理器具といえば「蒸し器」。私は、普通のタイプの蒸し器や、せいろなど、気分で使い分けています。

乾燥がひどい日なんかは、蒸し調理をすると部屋の中の湿度も温度も上がって一石二鳥。そして、せいろからのぼる蒸気を見ると、それだけでなんだか幸せな気持ちに。

今回は、簡単「蒸し料理」レシピをご紹介します。

1:ご飯のおかずにもってこい!スパイス香る「五香粉の蒸しどり」

キッチンに「五香粉」というミックススパイス、眠っていませんか。シナモンやクローブ、花椒などをベースにいろんなスパイスがブレンドされていて、ちょっと使うだけで異国情緒が出ます。買ってみたはいいけど活用できていない……そんなみなさんは、ぜひ作ってみてくださいね~。

五香粉の蒸しどり

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
鶏もも肉・・・1枚(300g)
A醤油・・・大さじ2
A砂糖・・・大さじ1
A紹興酒・・・大さじ1
A五香粉・・・小さじ1/5
A白ねぎ・・・10cm(斜め切り)
Aしょうが・・・3スライス
白ねぎ・・・1/2本(白い部分)
青ねぎ・・・2本
からし・・・適量

<作り方>

(1)鶏肉の余分な脂を取り除き、耐熱容器にAと漬け込む。落としラップをして30分常温で置く。

(2)白ねぎは白髪ねぎにする。青ねぎは斜めに切る。

(3)蒸し器を準備して湯(分量外)を沸かし、(1)のラップを取り、器ごと蒸し器に入れ10分程度蒸す。

鶏肉

画像:中願寺あゆみ

(4)食べやすい大きさに切り、器に盛る。

(5)タレを小鍋に移して煮詰め、(4)にかける。白髪ねぎと青ねぎをちらす。お好みでからしをつける。

漬け込んで蒸すだけの簡単レシピ。蒸すことで鶏肉がふんわり柔らか。ご飯が進むおかずです。

五香粉は、結構香りの強いミックススパイスなので、少量ずつ様子を見ながら加えてみてください。唐揚げの下味と一緒に漬け込んだりするのもおすすめです。五香粉の香りで部屋の中が台湾になります(笑)。

空いているスペースで野菜を蒸したりもできるので、蒸し器を出す手間はありますが、一気に調理もできて結構便利なんですよ。

2:低価格の鯛のアラで「鯛の骨蒸し」

魚売り場で安く売っている鯛のアラ。安いのはいいけど、いまいち扱い方がわからない……そんな方も多いのでは?

下処理さえきちんとしてしまえば、臭みもなくおいしく食べられます。せいろで蒸してふかふかになった鯛の身をお楽しみください。

鯛の骨蒸し

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
鯛のアラ・・・1尾分
絹豆腐・・・1/2丁
しめじ・・・適量
だし昆布(10cm×10cm)・・・2枚
酒・・・大さじ2
塩・・・適量
ポン酢や黒酢・・・適量

<作り方>

(1)鯛のアラに塩を多めに振り、10分置く。しめじは石づきをとる。絹豆腐は食べやすい大きさに切る。

(2)沸騰したお湯に(1)の鯛をさっとくぐらせて、すぐに流水にとる。血合いやうろこなどをきれいにする(特に鯛の顔の部分は血やうろこが残っているので丁寧に)。ペーパーで水気をふく。

(3)耐熱容器にさっと表面を水で洗った昆布を敷き、絹豆腐と鯛のアラ、しめじをのせ、酒を振る。

(4)蒸し器を準備して湯(分量外)を沸かし、(3)を入れ、中火で10~15分蒸す。

(5)ポン酢や黒酢をつけて食べる。

骨蒸し、好きなんですよね~。鯛のアラは食べにくい部分ではありますが、旨みがぎっしり詰まっています。きれいなアラを見つけたら、ぜひ作ってみてください。お酒のあてにも最高です。

酒は塩分の入っていないものを使用しています。黒酢にごま油をプラスしても◎。アラの量が多ければ、下処理して昆布と水で沸騰させないように火を入れ、お吸い物もおすすめです。

 寒い季節、ぜひ蒸し器を活用してみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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