パン好き大注目！ “元ホテルシェフが腕を振るう”西区今宿の愛されベーカリー【古後大輔の福岡パンライフ＃155】
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今回は、今宿にある要注目ベーカリーをご紹介！
オーナーシェフ夫妻の夢が詰まった街の愛されパン屋さん「KEIZO bakery（ケイゾーベーカリー）」（福岡市西区今宿）
「絶対に今年中に行ってみたい！」と願っていたベーカリーへ。
画像：古後大輔
場所は、福岡市西区今宿。
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JR筑肥線「今宿」駅から徒歩1分。
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パン好き大注目の『ケイゾーベーカリー』です。
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有名ホテルで20年以上経験を詰んだ凄腕シェフの西さんが、今年（2022年）の7月30日にオープンさせたベーカリーだ。
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「妻が小さな頃から夢に描いていたパン屋を夫婦でやることが、結婚前から二人の約束だったんです」と西さん。
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その夢をずっと応援してくれていた亡き義父の名前を店名に掲げ、夫婦二人三脚で毎日パン作りに精を出している。
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ホテルメイドなリッチな食パン、デニッシュ、焼き菓子、トラディショナルなバゲットと一緒に、あんぱん、メロンパンといった菓子パンや、カレーパンなどの調理パンと、昔ながらの懐かしい街のパン屋メニューを西さん流にバージョンアップさせた逸品がたくさん並んでいる。
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特筆すべきはその土台となるパン生地。ハード系、ソフト系、リッチ系、いずれも食べる人への想いありきの味作りと価格設定だ。
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「子どもから年配の方まで、ご近所のみなさんに長く愛され続ける。そんな街のパン屋が目標なんです」とのこと。
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だから原材料の高騰が続く最中、できる限り素材は、手作り、本物、地産地消、国産にこだわっている。
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100円玉を握りしめて楽しみに買いに来てくれる小ちゃなファンがたくさんいるという100円スコーン。
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そこにもそんな想いと西さん夫妻の努力が詰まっている。
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だからだろうか、どのパンも優しい風合いと共に、どこか誇らしい表情をしている。
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「お久しぶりです」「今日はめんたいフランスは売り切れてた～、残念（笑）」なんて会話や世間話が飛び交う街の愛されパン屋。
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今回は午後訪問だったので、売り切れで出会えなかったパンがたくさんあった。今宿のみなさんがうらやましい限り。
次回は朝イチから並んでたんまりと購入して、西さん夫妻の物語を聞きながら、全種類味わってみたい。
隠し切れない愛情とこだわり！あの子もその子もおいしいアイデア120%テンコ盛り！
今回購入したのはコチラ！
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『あんバターフランス』（240円）。
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国産小麦、長崎県産の塩、イースト、水。じっくりなじませながら発酵した生地は独特な風味と強い旨みがあって、クセになる味わい。
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そこに嘉麻市の老舗菓子舗『山田饅頭本舗』のつぶあんと北海道産バターが加わればリピート間違いなし。これで240円はとっても幸せ。
ちょっと焼き戻してあんことバターと溶かし染み込ませながら食べるのが、個人的にはおすすめ。
しっかり焼きこまれたデニッシュ類ほか、外せないパン揃い！
香ばしさが苦味に変化する手前で寸止め。しっかりと極限まで焼き込まれたデニッシュ類は外せません。
『生チョコレートデニッシュ』（340円）。
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もうこれはリッチ菓子パンを超えた極上スイーツですよね。
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『パンオショコラ』（270円）。
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パリパリ、ふっくら、しっとりを同居させた3度おいしいデニッシュ。
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『クイニーアマン』（280円）。
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ザクザクとかガリガリを超えたゴリゴリの細マッチョ感にノックアウト。
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『シナモンレーズン』（260円）。
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スイーツ系の菓子パンは特にハイクオリティー。
シンプルやけど、味の組み合わせや食感、具材やグレーズのバランスやらなんやらこだわりがいっぱい。
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『クリームパン』（180円）。
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なんだろう！ この絵本に出てきそうな焼き色とふくよかな感触。
生クリームがしっかりとベースになっているカスタードクリームは愛情しかないね。
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『おさつパン』（220円）。
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ほどよい甘みと、さつまいもならではのねっとりとした旨みがアクセント。
ソフト系のパン生地のなんという口溶けの良さよ。
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『牛すじカレーパン』（260円）。
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国産黒毛和牛のすじ肉をコトコト煮込んで寝かした自家製カレー入り。
ゴロゴロ＆トロトロの牛すじ肉と濃厚ルー。サクサク揚げパン。260円に感涙。
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焼き菓子コーナーも、あるしこ全買いしてみたい。
『カヌレ』（200円）。
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本格的な風味。何個でもいけちゃうね。
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『レモンケーキ』（200円）。
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こちらも何度食べてもフレッシュに味わえる逸品。
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次回は売り切れが出る前の時間に、またおじゃまします！（文／古後大輔）
＜店舗情報＞
■KEIZO bakery（ケイゾーベーカリー）
住所：福岡市西区今宿駅前1-3-3 アウローラB1階
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像／古後大輔
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