使うだけで料理上級者!おもてなしにも◎香りが存分に楽しめる「ゆず」レシピ2品
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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
12月に入ってしっかり寒くなってきました。今月の22日は「冬至」です。
冬至は1年間で太陽の位置が最も低くなる日で、1年間で日中が最も短く、この日を境にだんだんと日が長くなってくるとされています。冬至にはかぼちゃを食べ、ゆず湯に入るといったことを取り入れているご家庭も多いかと思います。
冬至にゆず湯に入るのは、ポカポカあったまるだけではなく、ゆずの強い香りで邪気を払い、運を呼び込む前に体を清めるという意味があるそうですよ。
今回はそんな「ゆず」を使ったレシピご紹介します。
1:ゆずの果汁も使った香り高き「にんじんとハムのゆず風味ラぺ」
クリスマスディナーの肉料理の付け合わせや、ワインのおともとしてパンにのせて食べても◎。保存もきくので作り置きにもおすすめ。
【材料】(2~3人分)
にんじん・・・1本(150g)
塩・・・1g強(にんじん全量の1%)
ゆず・・・1個
ツナ(油漬け)・・・1缶
Aゆずのしぼり汁・・・大さじ1
A米酢・・・大さじ1
A砂糖・・・小さじ2/3
Aオリーブオイル・・・大さじ1.5
Aブラックペッパー・・・少々
<作り方>
(1)(気になる方は)にんじんの皮をピーラーでむき、スライサー(もしくはシリシリ器や包丁)で千切りにする。
(2)ボウルに(1)を入れ塩をなじませて、しばらく置いておく。
(3)ゆずはきれいに洗って皮を薄くむき(ピーラーを使うとむきやすい)、千切りにする。そのあと、果実の部分は半分に切って絞る。
(4)(2)の水分をしっかり絞ったものと、ツナ、A、ゆずの皮を入れて、マリネする。
冷蔵庫保存で4日くらいで食べきりましょう。ゆずの香りが口の中いっぱいに広がって、お箸が止まらないですよ~。
2:香りもごちそう「ゆずとじゃこの炊き込みごはん」
ゆずの香りって嫌いな方います?って思うほど、本当にいい香りですよね~。その香りがごはんの湯気とともに鼻腔を通過すると想像してみてください。はい、シンプルおいしい、ゆずごはんです。
【材料】(2~3人分)
米・・・2合
ゆず・・・1個
ちりめんじゃこ・・・25g
A昆布・・・8cm角
A塩・・・小さじ1/2
A酒・・・大さじ2
<作り方>
(1)米は洗って30分浸水する。ゆずはきれいに洗い、皮を薄くむいて千切りにする。
(2)お米をざるにあげ、炊飯器の内釜へ入れ、Aとゆずの皮を加えて水をメモリまで注ぐ。※鍋の場合は、1合200mlの水で炊いてください。
(3)炊きあがったら昆布を取り除き、ちりめんじゃこを混ぜ合わせる。
本当にシンプルなご飯なのですが……めちゃくちゃおいしいですよ~。一緒に炊き込んでも色が沈まずにきれいに出るのも特徴です。お弁当にもおすすめ。
ゆずの皮はむいてラップに包み、冷凍することもできます。ちょっとゆずが入るだけで、お料理のアクセントになりますので、冷凍保存しておくのもおすすめです。
そして、ゆずは皮をむいた後でも十分いい香りが充満しますので、ゆず湯に使う前に、皮はある程度むいてしまって浮かべてもいいのでは?と思います。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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