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煮物だけじゃない「ひじき」の簡単常備菜! “作っておくと活用無限大”美味しくて止まらないレシピ

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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

寒いのか暑いのか……な気候が続いておりますが、先日の小春日和に新宮町の「相島」へ船で20分ほど揺られて行ってきました。「猫の島」と呼ばれているだけあって、島にはたくさんの猫様たちが。はあ~、私のような猫の下僕にはたまらない夢の場所。ゆっくりと時間が過ぎて、福岡市内から少し移動しただけでこんな景色や時間を感じられるのって本当に贅沢ですね。

相島

画像:中願寺あゆみ

せっかくなので島のものをと思い、船着き場のそばにある昔懐かしい風情の商店へ。相島名物のかまぼこを買おうとしたところ、タッチの差で完売(悲しみ)。というわけで、こちらも大変おいしそうな『相島の天然ひじき』を購入しました。

ひじき

画像:中願寺あゆみ

袋を開けたとたん、飛び出す磯臭がすごかったです。

今回は、この乾燥ひじきを使ってお料理します。もちろん、お手元にある乾燥ひじきで大丈夫です。

常備菜:天然のミネラルたっぷり「ひじきとにんにくのピリ辛炒め」

固めに戻してさっと炒めたひじきは使い勝手よし。使い切れていない乾燥ひじきでぜひ。

ひじき炒め

画像:中願寺あゆみ

【材料】(作りやすい量)
乾燥ひじき・・・40g
輪切り唐辛子・・・1~2本分(お好みで)
にんにく・・・1片
オリーブオイル・・・大さじ2
塩・・・適量

<作り方>

(1)乾燥ひじきはたっぷりの水に10分程度浸し、固めに戻す。水気をしっかりと切り、長さがあるものは食べやすい大きさに切る。

(2)にんにくをみじん切りにする。

(3)フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れ弱火にかける。香りが出るまでじっくり炒める。

(4)(3)に唐辛子を入れ軽く炒め、強火にしてひじきを入れ、手早く炒める。塩を加え味をととのえる。

塩加減はお好みでどうぞ。私はいろんなものに活用したいので、薄味にしています。冷蔵庫で4日程度持ちますが、ラップでしっかり空気を抜いて包んだら、冷凍も可能です。

今回使った唐辛子、友人作のものだったのですが、むちゃくちゃ辛い!!!

目の覚めるようなピリ辛炒めが出来上がりました。唐辛子はみなさん、お好みの量でどうぞ。

活用法:ひじきとベーコンのペペロンチーノ

ひじきパスタ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(1人分)
パスタ・・・1束
ひじきとにんにくのピリ辛炒め・・・適量
ベーコン・・・30g
レンコン・・・30g
オリーブオイル・・・大さじ1/2
塩・・・適量
しょうゆ・・・少々
粉チーズ・・・適量

<作り方>

(1)鍋に湯を沸かし(分量外)、湯の量の2%の塩を加え、パスタを表示より1分早くゆであげる。ベーコンは食べやすい大きさに切る。レンコンは薄切りにして食べやすい大きさに切る。

(2)フライパンにオリーブオイルとベーコンを入れ、ベーコンをカリッと焼く。レンコンを加え、炒める。

(3)レンコンに透明感が出てある程度火が通ったら、パスタのゆで汁100ml(分量外)、ひじきとにんにくのピリ辛炒めを入れてなじませる。湯を切ったパスタを加え合わせ、しょうゆと塩で味をととのえる。

(4)汁気が絡んだら火を消し、器に盛り、粉チーズを振る。

ゆでるときの塩分濃度を少し上げて、麺にしっかり塩味を入れると、おいしく仕上がります。

パスタのほかにも、ごはんの上にのせてちょっぴりお醤油をかけてふりかけみたいにして食べたり、刻んで納豆と混ぜたり、卵焼きの具にしたり、サラダの上にのせたり、ポテトサラダに加えたり……と食べ方いろいろです。カルシウムや食物繊維が豊富なひじき(※1)、冷蔵庫にストックしておけば毎日こまめに摂取できますよ。

しかし、何といってもこのひじきがおいしい! みなさんも相島に渡る機会があったら、ぜひ手に入れてみてください。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。(※1)食品成分データベース(文部科学省)

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ
(※1)食品成分データベース(文部科学省)

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