“福岡一の美しいカレー”は必食!“看板ナシ”なのに大人気の店「townz」(西鉄高宮駅)
こんにちは。FBSアナウンサーの伊藤舞です。
カレー日記37回目は、久しぶりにお店での取材再開! 今回は“福岡一美しいカレー”と言っても過言ではないお店へ伺いました。
FBS福岡放送『めんたいワイド』のきょうだい番組『めんたい×家族』の『土曜カレー部』で取材したお店を詳しく紹介していきます!
福岡市南区の西鉄高宮駅すぐ!オレンジの扉が目印の『カレーとチーズケーキのお店 townz』
福岡市南区の西鉄高宮駅から歩いて4分ほど、オレンジの扉が目を引く『カレーとチーズケーキのお店 townz(タウンズ)』です。
実はこのお店、“カレー”の文字どころか、店名を記した看板も一切ありません。昨年春のオープンから1年間は、ほとんどの取材を断り、SNSや口コミで人気を集めてきました。
オレンジのドアを開けると、黒とグレーを基調としたモダンな内装。
一時期はテイクアウトとデリバリーのみで営業していましたが、現在は席数を減らし、マスク着用やアルコール消毒などを徹底したうえで、イートイン営業を再開しています。
“福岡一美しい”!?写真を撮りたくなるカレー
タウンズの2大カレーをよくばりに楽しめるのが『タウンズ定番カレーのあいがけ(タウンズのビーフカレー&マスタードシュリンプカレー)』(1,650円)です。
黒毛和牛のビーフカレーとエビのマスタードシュリンプカレー、さらに生野菜と焼き野菜、お皿の縁には数種類のピクルスも。
お皿のキャンパスに、色とりどりの野菜による自然の色が加わった、その姿に思わずうっとり。目の前のこの光景、写真を撮らずにはいられません!
このお皿、地元福岡で陶器を制作する『sabie』にオリジナルで作ってもらったものだそうです。
一口ごとに新鮮なあいがけカレーのプレート
“ビーフカレー”は、1日かけてアメ色にしたタマネギをベースに、完成まで数日かけてじっくり作り上げた旨みたっぷりの味わい。
柔らかいけれど程よい噛み心地が残った黒毛和牛は、繊維の奥までしっかり味が染みこんでいて、最後にふわっと鼻に抜けるスパイスの風味が心地よく感じられます。
もうひとつの“マスタードシュリンプカレー”は、粒マスタードの辛みと酸味が主役の、ほかではなかなか味わえないようなカレー。
スパイスの辛みとはまた違う、ピリッとするけれどキレの良い刺激、そして粒が弾けるときにふわっと広がるフレッシュな香りがクセになります。
エビのプリっとした食感と旨み、そして辛さをマイルドにまとめてくれるココナッツミルクが、マスタードとの相性抜群です。
さらに、その時期のおいしい野菜を味わえるトッピング。野菜などの食材も福岡のものを中心に使用しているそうです。
カレーも野菜も、一口ごとに味や食感の変化を楽しめます。
必ず食べて欲しい、チーズケーキ
『チーズケーキとカレーのお店 townz』という名前のとおり、カレーと同じくらい人気なのが“チーズケーキ”。
10種類ほどありますが、今回は“イートイン限定”の『ジンジャーバスクチーズケーキ』(410円)をいただきました。
りんごのコンポートとキャラメルナッツが添えられたプレートにバスクチーズケーキ。
こんがりとした表面の中は、濃厚なチーズケーキが。下の部分には、細かくスライスされたショウガがあります。
口当たりはもったりと濃厚なのに、ショウガの風味がふんわり軽くさわやかにまとめてくれる。主張しすぎず絶妙なバランスで入ったショウガが、いいアクセントになっています。
ドアを開ける瞬間から始まる“外食のワクワク感”
「流行りの“カレー”だけでなく、“チーズケーキ”と掛け合わせることで、お店のオリジナリティーを出したかった」と話すオーナーの橋口さん。
料理がおいしいことは当たり前、そこに付加価値をしっかり付けたお店を目指したといいます。
オレンジのドアを開けるときの期待感。そしてオシャレで洗練された空間に、目で楽しむテーブルウェアや盛り付け、撮った写真を見返しながら味を思い出す喜び。私自身もこういったワクワク感を、久しぶりに味わうことができました。
とっておきの空間で楽しむカレーとチーズケーキに、おなかも心も大満足です。(文/伊藤舞)
<店舗情報>
チーズケーキとカレーのお店 townz(タウンズ)
住所:福岡市南区玉川町6-11
詳細はチーズケーキとカレーのお店 townzへ
【参考・画像】
※伊藤舞
※FBS福岡放送『めんたい×家族』(毎週土曜午後4時30分~)
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