お弁当やおつまみに活躍♡寒くなるとおいしさがぐっと増す!「冬野菜」で作る副菜レシピ
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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
異常なほど暖かな11月でしたが、とうとう本格的な寒さが到来しました……。それはそれで個人的にはちょっと苦手なのですが、気温が下がるとぐっと旨みを増すお野菜ってたくさんありますよね。「霜にあたると甘くなる」という言葉、聞いたことありませんか?
野菜の多くは90%以上が水分なので、氷点下の気温になると凍ってしまいますが、凍らないように細胞内に溜め込んできた「でんぷん」を「糖」に変えて糖分を増やすらしく、そのおかげで寒くなると野菜がおいしくなるようですよ。
今回は、そんな旬の冬野菜を使った副菜レシピをご紹介します。
1:お弁当の隙間やちょっとしたおつまみにも「カリフラワーのカレーピクルス」
カリフラワーも冬が旬。食べ方が分からないという方も結構いらっしゃいますが、クセもなくコリっとした食感がおいしいです。お弁当に加えると、彩りもよくなり、カレーの風味と酸味がいい箸休めになりますよ。
【材料】(作りやすい分量)
カリフラワー・・・1/2株
A米酢・・・100ml
A水・・・ 100ml
A砂糖・・・大さじ1.5
A塩・・・小さじ1
Aカレー粉・・・小さじ2
たかの爪・・・2本
ブラックペッパー(ホール)・・・10粒
ローリエ・・・2枚
<作り方>
(1)カリフラワーは小房に分け、きれいに洗う。
(2)鍋に湯を沸かし塩(分量外)を入れ、カリフラワーを1分ほどゆでる。ざるにあげて、そのまま粗熱をとり、水気を切る。
(3)鍋にAを入れて混ぜ、ひと煮立ちさせる。熱湯消毒した保存容器に(2)のカリフラワーとたかの爪、ブラックペッパー、ローリエを入れ、Aを熱いうちに注ぎ、蓋をする。
(4)3時間以上漬け込む。
カリフラワーは生でも食べられますが、生のままピクルスにすると少し硬く、食べにくいのでゆでています。コリっと食感が好きなので、私はゆで時間短め。お好みで加減してお楽しみください。砂糖の量も、お好みでどうぞ。1週間ほどで食べきりましょう。
最近では、刻んでお米の代わりに食べるカリフラワーライスとしても注目されていますね。冷凍コーナーでも刻んだ形で販売されています。今の季節はぜひ、生を刻んで食べてみてください。意外とおいしいですよ!
このほかにも、私はお味噌汁にもよく入れます。クセがないので何にでも合いますよ。
2:干物と合わせておつまみにも◎「ほうれん草と干物のみぞれ和え」
寒くなるとぐっと甘みが増しておいしくなるほうれん草を使って、おつまみにもおすすめの冬の副菜です。こちらも旬の大根おろしを合わせて、さっぱりと。
【材料】(2人分)
ほうれん草・・・1/2袋
大根・・・100g
アジの干物(小)・・・1枚
ポン酢・・大さじ1
(1)ほうれん草はきれいに洗って3cmの長さに切る。大根はおろす。
(2)アジの干物はグリルで焼き、身をほぐす。
(3)鍋に湯を沸かして塩(分量外)を入れ、ほうれん草をさっとゆで、冷水にさらし、水気を絞る。ボウルに入れ、大根おろし、ほぐした干物を加え、ポン酢でふんわり和える。
鬼おろしを持っている方は、ぜひ鬼おろしで。大根の水分も出にくく、全体が水っぽくなりにくく、それぞれの味に輪郭が出ます。普通の大根おろし器を使う方は、汁気を少し絞って加えてください。
ふるさと納税で届いた返礼品などで、もう冷凍庫が本当にパンパン(汗)。大量に届いた干物が陣取っています。ということで、こういったレシピでちょこちょこ使っている次第です。干物の塩気があるのでポン酢は少なめでも十分ですよ。
さっとできて、おいしい副菜です。ぜひ、作ってみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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