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簡単でしっかり美味しい!“温朝食にも◎”体が整う「スープレシピ」11選 

2022.10.28

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献立にあるとうれしい、スープ。

特に寒い時期は、たまりませんよね。

今回は、料理家・中願寺あゆみさんの連載から、好評だった「スープレシピ」をまとめてご紹介!

たっぷり作っておけば、ランチにも大活躍。すぐにできる「温朝食」向けメニューもありますよ。

切り干し大根のお味噌汁

切り干し大根のもどし汁を出汁に活用したやさしい味わいのお味噌汁。切り干し大根の水もどしは不要です。しっかり出汁が出るので、みそは少なめでもOK。

切り干し大根のおみそ汁

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2~3人分)
切り干し大根・・・15g
しいたけ・・・2枚
小松菜・・・1束
豚肉・・・50g
水・・・500ml
みそ・・・大さじ2(好みで調整してください)

<作り方>

(1)切り干し大根はさっと洗ってはさみで食べやすい大きさに切りながら、水を入れた鍋に入れる。

(2)小松菜は3cm幅に切り、よく洗う。しいたけは石づきを取り、食べやすい大きさに切る。豚肉も食べやすい大きさに切る。

(3)(1)の鍋にしいたけ、豚肉を入れ、中火にかける。沸いたらふたをして弱火にし、切り干し大根を煮ながら戻す感じで3分程度加熱する。

(4)小松菜を加え、火が通ったらみそを溶き入れて完成。

豆乳を使ったクリーミー豚汁

具材の決まりはないので、家にあるお野菜で大丈夫です。ちょっと感動する、まろやかなやさしい口当たり。最後に少ししょうゆを加えることで味にまとまりが出ますので忘れずに。通常の豚汁のようにゆず胡椒を添えて食べるのも◎。

豆乳豚汁

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2~3人分)
豚薄切り肉(細切れ、バラなど)・・・100g
にんじん・・・5cm
大根・・・5cm
ごぼう・・・10cm
れんこん・・・5cm
白ねぎ・・・10cm(青い部分含む)
しいたけなどきのこ類・・・少々
ごま油・・・大さじ1
だし汁・・・300ml
※顆粒だしを使う場合は水300ml+顆粒だし小さじ1/2
無調整豆乳・・・200ml
みそ・・・大さじ2
薄口しょうゆ・・・小さじ1(なければ普通のしょうゆでOK)
糸唐辛子・・・あれば

<作り方>

(1)豚肉は食べやすい幅に切る。にんじん、大根、れんこんは1cmのいちょう切りか半月切りに(大きさによって調整してください)。きのこは石づきを取り食べやすい大きさにカット。ごぼうはよく洗い斜め薄切りにする。白ネギは5mm程度の輪切りにする。

(2)鍋にごま油を引き、白ねぎ以外の(1)をお肉、野菜の順番で入れ炒める。野菜の表面に油がコーティングされたら、だし汁(もしくは水と顆粒だし)を入れ加熱する。あくが気になるようであれば取る。中火でふたをし、くつくつと10分ほど野菜が柔らかくなるまで煮る。

(3)豆乳を加え、沸騰しないように温める(沸騰させると分離するので注意)。温まったら白ねぎを入れ、最後にみそを溶き、薄口しょうゆを加え完成。器に盛り、糸唐辛子をあしらう。

鹹豆漿(シェントウジャン)

お酢の力で豆乳を凝固させた、胃にやさしいおぼろ豆腐のスープ。台湾の定番朝ごはんです。食欲のない朝でもサラッと食べられて、タンパク質も摂れるうれしいレシピ。

お酢の量を増やすと固まりやすくなりますが、酸っぱくなるので、まずはこのレシピの量で作ってみてください。

シェントウジャン

画像:中願寺あゆみ

【材料】(1人分)
無調整豆乳・・・200ml
A黒酢(なければ酢)・・・小さじ2
A薄口しょうゆ・・・小さじ1
A鶏がらスープの素(顆粒)・・・1つまみ
Aザーサイ(刻み)・・・小さじ2
A干し桜エビ・・・小さじ1
青ねぎ(小口切り)・・・少々
ラー油・・・お好みで
パクチー・・・お好みで

<作り方>

(1)器にAを入れる。

(2)豆乳を鍋で沸騰しないように気をつけながら温め、沸騰直前に火を止めてゆっくりと(1)にそそぐ。

※沸騰し過ぎると固まらないので、注意してください。

(3)お好みで青ねぎ、パクチー、ラー油を加えて完成。

キムチとサバ缶のお味噌汁

サバ缶を汁ごと使って、なんちゃって“テンジャンチゲ”があっという間に出来上がり。糖質制限中の方にもおすすめです!

キムチとサバ缶のみそスープ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
サバ缶(水煮)・・・1缶
キムチ・・・80g
ごま油・・・大さじ1
水・・・300ml
みそ・・・大さじ1と1/2
コチュジャン・・・小さじ2
たまねぎ・・・1/4個
白ねぎ・・・10cm
お好きなきのこ・・・60g
粉唐辛子・・・少々

<作り方>

(1)白ねぎは斜め薄切り、たまねぎはくし切り、きのこは食べやすい大きさにする。

(2)鍋にごま油を引いてキムチとたまねぎを炒める。軽く火が通ったら水とサバ缶を汁ごと入れ、きのこを加え煮立させる。

(3)(2)に、みそとコチュジャンを溶き、ひと煮立ちさせて完成。

器に盛り、お好みで粉唐辛子をかけても◎!

キムチチゲ

何を隠そう“牛脂”を入れるのがポイント! スープに奥行きが生まれます。いりこもわざわざ出汁を取らなくても一緒に煮込めば大丈夫!

せっかくなので、ぜひ韓国唐辛子を使って作ってみてください。日本で売っている一味と違い、辛みが少なく、甘み・旨みと独特の風味があり、本場の味に近づけてくれますよ。

キムチチゲ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(1人分)
豚小間切れ・・・50g
キムチ・・・60g
たまねぎ・・・1/4個
しいたけ・・・1~2個
牛脂・・・1個
いりこ・・・5匹
卵・・・1個
Aみそ・・・大さじ1
A韓国唐辛子・・・大さじ1
Aサラダ油・・・大さじ1
水・・・200ml
ナンプラー(なければ白だし)・・・適量

<作り方>

(1)豚肉、キムチ、たまねぎ、しいたけ(軸は割く)は食べやすい大きさに切る。牛脂は細かくカットする。

(2)(1)とAを鍋に入れ、よく混ぜ合わせる。

(3)鍋を弱火~中火にかけ、焦げないように注意しながらじっくりと炒める。途中焦げそうな場合は大さじ1程度の水(分量外)を加えながら炒める。たまねぎがしんなりして全体がなじんできたら、水、いりこを加え沸騰させてぐつぐつと3分程度加熱する。

(4)ナンプラーで味を調え、最後に卵を落としてお好みの状態まで卵に火を入れる。

サバ缶キムチチゲ

サバ缶にしっかり味がついているので、難しい味付けはしなくてOKなのがうれしい、簡単なキムチチゲです。ナンプラーがなければ、醤油でもOK。みそ味とキムチが組み合わさることでおいしさ倍増です。発酵の進んだ酸っぱいキムチがあれば、なおよし!

ちなみに、「キムチとサバ缶のお味噌汁」よりも、こちらのほうがこってりで、ボリュームがあります。家にあるサバ缶(水煮/みそ)でレシピを決めるのもいいですよ。

鯖チゲ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
サバ缶(みそ)・・・1缶
白菜キムチ・・・100g
卵・・・1個
厚揚げ・・・1/4丁(80g)
白ねぎ・・・1/2本
にんにく(みじん切り)・・・小さじ1
しょうが(みじん切り)・・・小さじ1
青ネギ・・・少々
ナンプラー・・・少々
韓国唐辛子(粗びき)・・・小さじ2
ごま油・・・小さじ1
水・・・200ml

<作り方>

(1)白ねぎは斜めに、厚揚げは食べやすい大きさに切る。青ねぎは小口切りにする。

(2)鍋にごま油、にんにく、しょうがを入れ中火にかける。香りが出てきたらキムチと韓国唐辛子を入れてしっかり炒める。

(3)サバ缶を汁ごとと、水、厚揚げ、白ねぎを入れ5分煮込む。ナンプラーで味を調える。

(4)卵を割り入れて、1分煮込む。最後に青ねぎを散らす。

韓国風わかめスープ

そのまま食べがちな卵豆腐ですが、スープに加えると違った味わい+ボリュームおかずに。

韓国風わかめスープ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(1人分)
乾燥わかめ・・・5g
水・・・250ml
ミンチ肉(牛・豚・鶏なんでもOK)・・・25g
卵豆腐・・・1パック
ごま油・・・小さじ1
ダシダ(韓国の牛肉だしの粉末調味料)・・・小さじ1(スーパーで手に入ります。なければブイヨンや鶏ガラ顆粒でもOK)
塩こしょう・・・少々
白ねぎ・・・5cm

〈作り方〉

(1)水で乾燥わかめを戻す(戻した水はそのままスープに使うので捨てない)。白ねぎは小口切り、卵豆腐は4等分にする。

(2)鍋にごま油を引き、お肉と戻したわかめを水気を絞って炒める。わかめの色が変わりくたっとするまでよく炒め、(1)のわかめの戻し汁と卵豆腐を加え温める。

(3)(2)が沸いてきたらダシダを加え、塩こしょうで味を調え、最後に白ねぎを入れたら完成。

ブロッコリーのクラムチャウダー

ブロッコリーを小さくすることで、ほかの野菜とのなじみもよく、子どもも食べやすいですよ。あさりの水煮缶を使えば、砂抜きの必要もなく手軽に完成。うまみたっぷりの缶の汁も活用します。

クラムチャウダー

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2~3人分)
あさり水煮缶・・・1缶
ベーコン・・・50g
じゃがいも(メークイーン)・・・1個
にんじん・・・1/2本
ブロッコリー・・・1/6株
白ねぎ・・・1本
牛乳・・・400ml
水・・・100ml
小麦粉・・・大さじ2
バター・・・10g
塩・・・小さじ1/3
こしょう・・・適量
オリーブオイル・・・小さじ2
バゲット・・・お好みで

<作り方>

(1)じゃがいも、にんじんは1cmサイズの角切りにする。ブロッコリーは小房にして花芽と芯の部分に分け、芯も大きめに刻む。白ねぎは1cm幅に輪切りにする。ベーコンも具材となじむように小さめにカットする。

(2)鍋にオリーブオイルを入れ、(1)の材料のブロッコリーの花芽部分以外を入れ、塩をして炒める。全体的に透明感が出てきたらあさりの水煮缶の汁だけを加え、ふたをして5分程度蒸し煮にする。

(3)じゃがいもに火がある程度通ったら、小麦粉を少しずつ加え、粉っぽさがなくなるまで弱火で炒める。

(4)(3)に水を少しずつ加えてのばす。さらに牛乳も少しずつ加えてのばし、ブロッコリーの花芽、あさり缶の貝を加え、沸騰しない程度の火力で5分程度煮込む。

(5)バターを加え塩(分量外)・こしょうで味を調える。

たっぷりきのことベーコンのミルクスープ

牛乳さえあればアレンジいろいろ。冷蔵庫のお野菜を使って作ってみてくださいね。ソーセージは手でちぎると旨みが出やすくなりますよ~!

たっぷりきのことベーコンのミルクスープ レシピ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
ソーセージ・・・5本
きのこ(しめじ、しいたけ、エリンギ、マッシュルームなど)・・・120g
インゲン豆・・・3本
たまねぎ・・・1/4個
牛乳・・・200ml
水・・・120ml
バター・・・20g
コンソメ(顆粒)・・・小さじ1
薄力粉・・・大さじ1.5
塩コショウ・・・少々

<作り方>

(1)ソーセージは手でちぎる。きのこは石づきをとり、食べやすい大きさに切る。たまねぎは薄切りにする。インゲン豆は1cm幅に切る。

(2)鍋にバターを溶かしてたまねぎを入れて弱めの中火でしんなりするまで炒め、きのことソーセージを加えてさらに炒める。全体がしんなりしたら弱火にして薄力粉を振り入れ、焦がさないように炒める。

(3)粉っぽさがなくなったら、水とインゲン豆とコンソメを加えて混ぜる。ふたをして弱火で5分煮る。

(4)中火にして牛乳を少しずつ加え、煮立ってとろみがついたら塩コショウで味を調えて、できあがり。

冬瓜のスープ

昆布は先にだしを取らずに一緒に入れて大丈夫! ナンプラーのおかげで奥深い味わいもあり、しょうがをたっぷり加えることで、体もぽかぽかです。

冬瓜スープ レシピ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(3~4人分)
冬瓜(人の頭サイズ)・・・1/2個
手羽中・・・8本
しいたけ・・・3枚
Aだし昆布・・・10cm×10cm
A水・・・700ml
A塩・・・小さじ1/2
A酒・・・大さじ1
Aナンプラー・・・大さじ2~3
しょうが(すりおろし)・・・大さじ1
水溶きかたくり粉(かたくり粉大さじ1を水大さじ1で割ったもの)・・・大さじ2
塩コショウ・・・少々

<作り方>

(1)冬瓜は種とわたを取って厚めに皮をむき、一口大に切る。塩少々を入れた熱湯(分量外)で10分ほどゆで、ざるにあげておく。しいたけは石づきをとり、食べやすい大きさに切る。

(2)鍋にAと、手羽中、冬瓜、しいたけを入れて弱めの中火にかけ、ゆっくりと温める。あくが出てきたらしっかりと取り除く。

(3)10分ほど煮込み、塩コショウで味を調える。昆布を取り出し、しょうがを加える。

(4)水溶きかたくり粉で緩めにとろみをつけて、できあがり。

大根と豚ひき肉のナンプラースープ

ナンプラー特有のにおいは加熱することで軽減され、とても旨みのあるスープに仕上がります。今回は大根で作りましたが白菜でもキャベツでもなんでも合いますよ。

ナンプラースープ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2~3人分)
豚ひき肉・・・100g
大根・・・10cm
じゃがいも・・・1個
白ねぎ・・・1本
ブラックペッパー・・・少々
水・・・500ml
ナンプラー・・・大さじ1
塩・・・少々
すりおろししょうが・・・(あれば)少々
小ねぎ・・・お好きな量

<作り方>

(1)大根は皮をむき、いちょう切りにする。じゃがいもは皮をむき、大根と同じような大きさに切る。白ネギは太めの斜め切りにする。小ねぎは小口切りにする。

(2)鍋にサラダ油(分量外)を引き、豚肉を炒める。表面が白くなってきたら大根とじゃがいも、白ねぎを加え軽く炒め合わせ、水を加えて中火で加熱する。

(3)沸いてきたらあくをとり、弱火にする。スープが濁るのでぐらぐらと沸かないように注意しながらナンプラーを加え、ふたを少しずらした状態でコトコト、野菜にゆっくり火が入るように15分程煮込む。

(4)すりおろししょうがを加え、塩で味を調える。お皿に盛り、小ねぎとブラックペッパーをちらして完成。

簡単で手間いらずなのに、ちゃんとおいしく作れますよ。さっそく、チャレンジしてみてくださいね。(構成/ARNE編集部)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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