自宅で簡単絶品アジア料理! “これならできる”美味しい「生レモングラス」活用法
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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
アジア料理の食材やハーブティーにも大活躍するハーブ「レモングラス」。先日、実家に帰ったときに、大昔に私が植えたはずのそれが、また今年も元気に育っておりました。
レモングラスの香りが好きという方も多いと思います。家庭菜園などで植えている方もいらっしゃるのでは。でも、「これって、お茶以外の使い道あるんだっけ?」となっている方も多いはず。
そこで今回は、「生レモングラス」をお料理に使うレシピをご紹介します。
1:いい香りが部屋中に広がる「レモングラスの炊き込みごはん」
タイ米×レモングラスで、お部屋がアジアの香りに包まれます。
【材料】(3人分)
タイ米(もしくは白米)・・・2合
むきあさり・・・100g
レモングラス(茎の部分)・・・2本(太ければ1本)
しょうが・・・1カケ(親指大)
ナンプラー(白だしで代用可)・・・大さじ1.5
砂糖・・・ひとつまみ
<作り方>
(1)タイ米はさっと汚れを落とす程度に洗い、炊飯器の内釜に入れる。
(2)しょうがは3等分程度にスライスする。レモングラスは茎の部分に包丁で切り込みを入れ、麺棒などで叩く。
(3)(1)にナンプラー、砂糖を入れ、水をメモリまで注ぐ。むきあさりと、レモングラス、しょうがをのせて早炊きで炊く。
(4)レモングラスとしょうがを外して、よく混ぜる。
タイ米は浸水させておく必要はありませんが、白米を使う場合は、夏場は30分、冬場は60分浸水してから炊くようにしてください。
ナンプラーがなければ白だしでもOK。ナンプラーよりも塩度が少し低いので、気持ち多めに入れて大丈夫です。あさり缶を使っても◎。
今回のように具材を入れなくても、普通の炊飯の時にレモングラスを入れて炊くのもグリーンカレーの時などにもおすすめです。
2:普段のから揚げに香りをプラス「レモングラスの鶏からあげ」
からあげの漬け込みの段階でレモングラスをたっぷり加えて香りを移します。味付けはナンプラーで、ちょっとアジア風のからあげの出来上がり!
【材料】(3~4人分)
鶏もも肉・・・300g
Aレモングラス(茎の部分15cm)・・・2本
Aニンニク(すりおろし)・・・小さじ3/4
Aしょうが(すりおろし)・・・小さじ3/4
A白コショウ・・・少々
Aナンプラー・・・大さじ1/2
Aオイスターソース・・・小さじ2
A砂糖・・・小さじ1/2
かたくり粉・・・適量
サラダ油・・・適量
スイートチリソース・・・適量
<作り方>
(1)鶏もも肉を1切れ35~40g程度に切る。レモングラスは茎の部分に包丁で切り込みを入れ、麺棒などで叩く。ポリ袋に鶏肉とAをすべて入れて揉み込み、冷蔵庫に入れて30分以上漬け込む。
(2)揚げる前に冷蔵庫から出して常温に戻す。(1)にかたくり粉をまんべんなくまぶして、かたくり粉がなじむように10分程度置く。
(3)(2)を160度に熱した揚げ油で3分ほど揚げる。一旦バットに取り出して30秒程度休ませる。その間に油の温度を180度くらいにして、さらに1分ほど揚げる。
(4)スイートチリソースをつけて食べる。
普段、唐揚げ粉を使って作る方も、レモングラスの香りをお肉に移した後に唐揚げ粉を付けると風味がついて、いつもと違う仕上がりになりますよ。
東南アジアでは、今回のようなレモングラスの使い方以外にも、茎の中の柔らかい部分は細かく切ってサラダなどにして食べたりもします。使い方のバリエーション、増やしてみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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