お昼ご飯に大活躍! “子どもも喜ぶ”味しみしみ大分名物「鶏めし」&さっぱり副菜レシピ
~もっと福岡を、好きになる~
「あーね!」って言いたくなる情報を福岡から毎日発信中!
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
みなさん、お盆の時期はゆっくりできましたか? 私も少し実家に帰り、庭でBBQなど束の間の休暇を楽しみました。
お盆前の時期でしたが、私がよく利用しているスーパーに「親鳥」の肉が売っていました。お盆期間中は筑前煮とか、親鳥を使った料理をするご家庭が多いのかな、と思ったり。
若鳥よりも身がしまって歯ごたえがしっかりしていますが、身と脂のうまみが強い親鳥。
結構好きなお肉なので、さっそく購入して大分名物「鶏めし」を作りました。今回はそのレシピをご紹介します。
一緒に炊きこまずにあとから混ぜ込むタイプの混ぜご飯。子どもも大好きな味ですよ。
1:ごぼうと鶏のうまみが楽しめる大分名物「鶏めし」
若鳥で作るのもいいですが、あればぜひ「親鳥」で作ってほしい、うまみが詰まった鶏めしです。
【材料】(3人分)
白米・・・2合
親鳥肉・・・200g
ごぼう・・・30~40センチ(80g)
A酒・・・大さじ2
A砂糖・・・大さじ1.5
A醤油・・・大さじ3
にんにく(みじん切り)・・・小さじ1
<作り方>
(1)ごぼうはささがきにして(短めがおすすめ)さっと水にさらし、ざるにあげる(長くつける必要なし)。鶏肉は皮と身を別々に一口サイズに切る。白米を洗い、浸水させていつもより少し少なめの水分で炊く。
(2)熱したフライパンで鶏肉の皮だけ炒めて脂を出す。脂が出てきたら、にんにくと鶏肉の身を加えて炒める。
(3)鶏の表面が白っぽくなったら、ごぼうを加えて炒める。
(4)ごぼうがしんなりして、軽く焼き目がついたらAを順番に加えて、味を含ませながら煮詰め、汁が1/2程度になったら火を止め、そのまま冷ます。
(5)炊き上がったご飯の上に(4)の具材と、煮汁の8割を加えて混ぜ込み、そのまま10分蒸らす。
(6)味を見て、足りなければ残り汁を加えて調整する。
ごぼうは、軽く焼き目がつくように炒めるのがポイント。ごぼうはしっかり炒めることで香りが出ます。少ない材料ですが、それぞれのうまみを最大限に引き出して、シンプルでおいしい鶏めしを目指しましょう!
炊き込みごはんの「献立」問題
おいしくて満足度の高い炊き込みごはんや混ぜご飯。すでに具も入っているので、いつもの白ご飯と同じ献立にすると全体の味が濃いめになってしまったり……。意外に献立、悩みますよね。
ごはんの味の濃さや種類にもよりますが、あっさり食べたい時は野菜中心の副菜系のおかずにすまし汁などを合わせるのがおすすめ。
しっかり食べたい時や、育ち盛りのお子さんがいるご家庭、運動をしている方は、茶碗蒸し、出汁巻き卵をプラスしたり、肉や魚を主菜のおかずとして食べ応えのある献立に。肉・魚の調理方法は「蒸す」「焼く」「ゆでる」などで、味付けもシンプルなほうがおすすめです。
2:さっぱり絶品「きゅうりとちりめんじゃこの土佐酢和え」
鶏めしの副菜におすすめの一品。いくらでも食べられそうな、爽やかさですよ。
【材料】(2~3人分)
きゅうり・・・2本
ちりめんじゃこ・・・大さじ2
<土佐酢>
水・・・100ml
酢・・・100ml
薄口醤油・・・大さじ1
塩・・・ひとつまみ
砂糖・・・大さじ2.5
かつおぶし・・・5g
<作り方>
(1)きゅうりは薄切りにして塩もみをする(塩は分量外)。
(2)鍋に、かつおぶし以外の土佐酢の材料を入れて、火にかける。沸騰直前に火を弱めかつおぶしを入れる。ひと煮立ちしたら火からおろす。
(3)かつおぶしが鍋の底に沈んだら、キッチンペーパーでこす。
(4)きゅうりとちりめんじゃこ、粗熱がとれた(3)を和える。時間があればよく冷やす。
土佐酢は酸味も少なく、かつおの香りもプラスされ子どもも食べやすい酢の物です。1回作ると2週間くらい持ちます。
夏休みのお昼ごはんにもおすすめですよ。ぜひお試しください。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
#レシピ をまとめてチェック!
#おうちご飯 #料理 #グルメ
⇒【NEW】福岡の新着情報はコチラから
<こんな記事も読まれています>
◆【太宰府】天満宮参道&周辺おすすめスポット
◆【長浜】海鮮が楽しめる!市場直結の新施設
◆【篠栗】明太子食べ放題ビュッフェ