煮物だけじゃない! “お弁当や副菜に大活躍”腸活の注目食材「切り干し大根」レシピ
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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
突然ですが、みなさん「乾物」食べていますか?
昔ながらの「乾物」には、ひじき、切り干し大根、高野豆腐などがありますね。中でも「切り干し大根」は、日本人の体にも適した腸内環境を整える優秀食材といわれています。
子どもの頃はテンションが下がっていたひじきや切り干し大根の煮物が、年を重ねるとなぜ大好きになっていくのか。いささか疑問ではありますが、今回は、「切り干し大根」を使った“ザ・煮もの”以外のレシピをご紹介します。どうしても「和」のイメージが強いですが、結構いろいろ使えますよ!
見た目の地味さは否めませんが、乾物特有の甘みがおいしい「切り干し大根」。食物繊維はもちろん、カルシウムや鉄分を多く含むので、特に女性にはうれしい食材です(※1)。
1:常備菜や副菜に活躍「切り干し大根のポリポリハムサラダ」
無糖のヨーグルトで切り干し大根を戻すと、大根の甘みでヨーグルトがとても甘くなります。
【材料】(2人分)
切り干し大根・・・15g
にんじん・・・1/3本
きゅうり・・・1/2本
ハム・・・3枚
ヨーグルト・・・大さじ3
Aマヨネーズ・・・大さじ2
Aすりごま・・・大さじ1
<作り方>
(1)切り干し大根は水でさっと汚れを洗い、ボウルに入れ、ヨーグルトと和える。30分~半日置き、キッチンばさみで食べやすい大きさに切る。
(2)にんじんときゅうりは千切りにして、塩(分量外)を振って、しんなりしたら水気を絞る。ハムも細切りにする。
(3)(1)に(2)を加え、Aで和える。
ヨーグルトとマヨネーズのコンビに、切り干し大根の甘みと歯ごたえがなんとも言えないおいしさ。よく冷やして食べるのもおいしいです。時間が経ってもおいしいので、常備菜としてカレーの副菜などにもおすすめです。
2:しみじみおいしい副菜「切り干し大根のペペロンチーノ」
味付けは“塩だけ”ながら、切り干し大根の甘い戻し汁がいい仕事をしてくれます。
【材料】(2人分)
切り干し大根・・・20g
水・・・200ml
ベーコン・・・30g
にんにく・・・1片
鷹の爪・・・1本
塩・・・小さじ1/3
オリーブオイル・・・大さじ1
ブラックペッパー・・・適量
<作り方>
(1)切り干し大根をさっと洗い、ボウルに入れて水を加え、3分戻す。水につけたまま、食べやすい長さにキッチンばさみで切る。ベーコンは細切りに、にんにくは粗みじん切りにする。鷹の爪は半分に折り、中のたねをのぞく。
(2)フライパンににんにく、鷹の爪、オリーブオイルを入れ、火にかける。ベーコンがカリッとなるように炒める。
(3)切り干し大根を絞らずにそのままフライパンに入れて炒める。水分が飛んだら、切り干し大根の戻し汁を大さじ2程度加え、さらに炒める。戻し汁が半分くらいになるまで、繰り返す。
(4)塩で味をととのえ、ブラックペッパーを振る。
切り干し大根の戻し汁は旨みがたっぷり! 煮含めていくように炒めながら、旨みを切り干し大根に吸わせます。味付けは塩だけながら、小気味いい歯ごたえに大根とベーコンの旨み、にんにくのいい香りでお箸が止まりませんよ。お弁当のすき間おかずにもおすすめ。私は、ブラックペッパーを結構多めに挽いて食べるのが好きです。
今回は、切り干し大根を使ったレシピをご紹介しました。戻し汁は甘みと旨みもたっぷりなので、捨てずにおみそ汁のだしや、煮物に加えたりすると、無駄なくおいしく楽しめますよ。
みなさんも普段の生活に「乾物」をうまく取り入れてみませんか?(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。(※1)食品成分データベース(文部科学省)
※文・画像/中願寺あゆみ
(※1)食品成分データベース(文部科学省)
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