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スープを飲み干さずにはいられない!クリーミーで濃厚な白胡麻ベースの担々麺 (北九州市八幡西区)

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家族の転勤で、昨年の夏から北九州市に移り住んだ青木うらです。

地元民に愛されるお店が多い北九州・黒崎エリア。老舗の良い雰囲気が漂う店だけでなく、若い店主が経営する新たな店も魅力があり、黒崎通いが止まらなくなっています。

今回は、若い店主のアイデアがいっぱい詰まったおいしい中華料理、特に担々麺が絶品!なお店をご紹介します。

ポップでかわいい店内は家族やグループ客でいつも賑やか!「田中華麺飯店(たなかめんはんてん)」(北九州市八幡西区藤田)

黒崎に行くと、つい行きたくなる『田中華麺飯店(たなかめんはんてん)』。いつもお客さんで賑わっている人気のお店です。

田中華麺飯店 外観

画像:青木うら

お店の横に駐車場もありますが、JR「黒崎」駅から徒歩10分ほどなので、家族やグループでわいわい歩いて訪れる方も多いようです。

田中華麺飯店 内観

画像:青木うら

店内に入るとポップでかわいい内装に驚きます。ウッディな家具、かわいい雑貨、いたる所にあるイラストやメッセージはウィットに富んでいておもしろく、中華料理屋さんであることを忘れてしまいそう。

田中華麺飯店 内観2

画像:青木うら

座ったテーブルにもパンダの箸置きがあり、心もほっこり♡ 訪れた人に楽しんでもらうサービス精神が店内にあふれています。

田中華麺飯店 はしおき

画像:青木うら

予約席を知らせるテーブルには店主直筆のイラストが。店主ご本人と、共に頑張る相棒スタッフお二人の似顔絵だそうです。

田中華麺飯店 予約紙

画像:青木うら

メニューの名前にも注目です。

『僕が好きなサラダ』(1,000円)、『ゲレンデのカシューナッツ』(400円)、『ちょこっと前菜の盛り合わせ』(1,000円)、『潮風キャベツ餃子6個』(800円)、『からーげ 秘伝の甘醤油』(900円)、『炎の青椒肉絲』(1,600円)など、一風変わっていて「どんな料理が出てくるのかな?」と楽しみになってくる仕掛け。

田中華麺飯店 メニュー

画像:青木うら

白胡麻ベースのスープがクリーミーで濃厚!ここでしか食べられない担々麺

まず、ぜひ食べてほしいのは、ゴマの香りが食欲をそそる『ごますり上手の担々麺』(1,000円)。

田中華麺飯店 担々麵

画像:青木うら

特筆すべきは、白胡麻のスープ! クリーミーで濃厚、それでいてやさしい味なので、グビグビと飲めてしまいます。残さず飲み干したくなる味は、一度体験したらやみつきになりますよ。

ネーミングが気になり、注文してしまった『元祖ユーロビート炒飯・黒(オイスター味)』(1,100円)。

田中華飯店 元祖ユーロビート炒飯・黒(オイスター味)

画像:青木うら

『元祖ユーロビート炒飯』は、ほかに『白(塩味)』(1,000円)、『赤(ピリ辛味)』(1,000円)の合計3色があります。

今回注文したのは「黒」というだけあり「ニンニクたっぷりでガツンとした味なのかな」と思っていたら、炒飯はオイスターソースがほんのり効いた上品な味わい。シャキシャキなレタスの歯ごたえも爽やかで、パラパラな炒飯との相性も抜群。

エスニックな味つけの『海老チリソース煮』(1,300円)もぜひ食べてほしい一品。辛いのにまろやかなのは、餡に溶き卵が入っているから。

田中華飯店 エビチリ

画像:青木うら

ナンプラー味のチリソースは甘辛く、海老にとてもよく合っていました。残った餡は付けあわせのトーストにディップして食べきることもでき、おいしく完食です。

こういう、随所に垣間見える料理の工夫やアイデアがすばらしい。

デザートには、『胡麻団子2個』(300円)を注文。

田中華飯店 ゴマ団子

画像:青木うら

二人でシェアできるようにジャストサイズの小鉢でそれぞれ用意してくれました。

モチモチ食感の胡麻団子は揚げたて、香ばしい胡麻の風味が口いっぱいに広がる~! 幸せな満腹感がさらに倍増です。

お店のコンセプトは “友人にオウチごはんをふるまう”

カウンターから見えるキッチンは活気があって、丁寧かつ親近感のある接客にも好感が持てます。夫が「とてもおいしかったです」と精算時に伝えると、「“おいしい”いただきました~」とキッチンのスタッフに伝えているのも印象的でした。

私も「お店にいろんな工夫やアイデアが詰まっていておもしろいですね」と伝えると、店主の田中さんが「お店のコンセプトが “友人にオウチごはんをふるまう”なんです」と教えてくれました。

「“友人を家に招いたら、こんなことをしたい!”を形にしたら、このお店になりました。雑貨、食器も僕の気に入ったものを用意しています」とのこと。

田中華麺飯店 スタッフメンバー

画像:青木うら

かわいくてウィットに富んだお店の雰囲気にも合点がいきました。

「お店をこれからも発展させて、お客さんだけでなく働くスタッフ全員が満足できるお店にしたい。そのために残業がなくて週休2日を可能にする労働体系を確立したいし」と、想いも熱い。

ただのお客である私たちに夢や想いを臆せずにナチュラルに語れる店主に驚きましたが、お店のコンセプトは “友人にオウチごはんをふるまう”。そうなると、店にやってきた私たちは“友人”となり、友人同士のアツいトークもアリとなるわけです。

このコンセプトのおかげか、お客さんとお店のスタッフさんとの距離が近い。店内がワイワイ賑やかなのも納得です。

おいしい中華料理、特に担々麺は絶品です。黒崎を訪れたときはぜひ行ってみてくださいね!(文/青木うら)

<店舗情報>
■田中華麺飯店(たなかめんはんてん)
住所:北九州市八幡西区藤田1-6-31
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。

【参考・画像】
※文・画像/青木うら

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