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意外と知らない選び方や使う場所も!「大根」の味しみしみ簡単煮物レシピ

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こんにちは。旅好き料理家の中願寺あゆみです。

今が旬の大根。色白でお肌すべすべの大根が店頭に並んでいますよね。

冬の寒さに耐えた大根は甘みがグンとアップして、みずみずしいのも特徴です。風邪が気になるこの季節、ビタミンCも豊富に含んでいるので毎日積極的に摂りたいお野菜です。(※1)

そこで今回は、「大根」を使った簡単な煮物レシピをご紹介します。

どこを見て買ってる?大根の選び方

ところで、皆さんは大根のどの部分を見て選んでいますか?

私は、以下のようなところを見ながら買っています。

(1)つややかでまっすぐ伸びたもの。
→水分、栄養ともに十分に与えられて育ち、新鮮な証拠。

(2)ずっしりと重量感のあるもの。
→水分をたっぷり含んだみずみずしい大根の証!

(3)ひげ根が少ないもの。
→生育途中に水分や栄養が少なかったりすると、それらをいっぱい取ろうとしてひげ根が多くなります。

(4)ひげ根の並びがまっすぐなもの。
→ねじれているものは辛みがあるので、煮物などのときには特にまっすぐになっているものをえらびます。

何気なく買っていた、そんな皆さんは次回上記の部分を気にしながら、選んでみてはいかがでしょうか?

1:時短がうれしい「ひらひら大根とベーコンのさっと煮」

大根をスライサーで薄切りにして煮ることで、すぐに柔らかで味しみしみに。時短にもなる簡単な煮物です。

大根のひらひら煮

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
大根・・・250g(10センチ)
ベーコン・・・50g
小ねぎ(小口切り)・・・少々
しょうがの絞り汁・・・小さじ1
A白だし・・・大さじ2/3
Aみりん・・・大さじ1
A水・・・100ml

<作り方>

(1)大根の皮をピーラーで軽くむき、縦半分に切る。スライサーなどで半月に薄く切る。ベーコンは細かく切る。
※気にならなければ大根の皮はむかずにそのままでもOKです。

(2)鍋に(1)とAを入れる。ふたをして中火にかけ、大根からじっくりと水分が出てくるように、沸騰したら弱火で煮る(途中水分がなくなってきたら、水を足す)。

(3)10分ほど煮込み、大根がくたっと柔らかくなったら、しょうがのしぼり汁を絞って完成。最後に小ねぎを散らす。

冷蔵庫にある材料で作れる時短煮物です。ペロッと食べちゃうので大量消費にもおすすめです! ベーコンのうまみも大根に染み込んでいるので、子どももパクパク食べちゃいますよ。

2:縁日のイカ焼きみたい!甘くてとろ~り「イカと大根の煮物」

大根の煮物と言えば「イカ」を思い浮かべる方も多いのでは? たまに食べたくなる縁日のイカ焼きをイメージした、甘めの煮物です。

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画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
やりイカ・・・中1杯(処理後150g程度)
大根・・・15センチ
A水・・・50ml
A酒・・・50ml
Aしょうが・・・3スライス
A醤油・・・大さじ2
A砂糖・・・大さじ1.5
Aみりん・・・大さじ1
片栗粉・・・小さじ1

<作り方>

(1)イカは内臓を取りきれいに洗い輪切りに。縮むので大きめに切る。足は吸盤を包丁でこそげる。目と口をとる。片栗粉は大さじ1の水(分量外)に溶いておく。

(2)大根は厚めに皮をむき、2センチほどの半月切りにして、10分ほど下茹でをする。

(3)Aを鍋に入れ沸騰させ、(1)のイカを入れる。さっと火を通し、イカを取り出す(イカの味をタレに移す作業です)。

(4) (2)の大根を(3)に入れ、落とし蓋をして弱火で10分煮込む。大根に味が染み込んできたらイカを戻し、さっと煮て、最後に水溶き片栗粉を回し入れとろみをつけて完成。

イカは煮すぎると固くなるので、さっと煮てくださいね。そして面倒ですが大根は下茹ですると、大根の苦みもとれて、煮汁も染み込みやすく格段においしくなるので、ぜひ。下茹での時間がなければ水気をつけてふわっとラップをして、透明感が出るまで電子レンジで温めても大丈夫です。

大根をジャガイモや里芋に変えて作っても◎。また、イカは下調理済みのもを使ってももちろんOKです!

ちなみに煮物に使う大根の場所は「真ん中」。やわらかくて甘さと辛さのバランスが取れている場所なので、おいしく仕上がります。

大根の皮がもったいない

煮物などで厚く皮をむいた大根の皮って、なんだかもったいないですよね……。

そんなとき、私は細かくみじん切りにして納豆に混ぜて食べています。

納豆と合わせることで、パリパリポリポリとした食感が楽しいですよ。ぜひお試しあれ。

今回は今が旬真っ盛りの「大根」を使った煮物レシピをご紹介しました。献立に、ぜひ取り入れてみてください。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。(※1)食品成分データベース(文部科学省)

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ
(※1)食品成分データベース(文部科学省)

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