意外と知らない選び方・使い方も! “大量消費にも◎”「白菜」の美味しい簡単レシピ
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こんにちは。旅好き料理家の中願寺あゆみです。
冬のお野菜といえば「白菜」。丸々と大きな白菜が安く売られているとおうちに連れて帰りたくなります。
だがしかし! 連れて帰ったはいいものの、意外と減らない……なんてことも。
鍋の具材以外に出番少なめな白菜ですが、実は焼いても生で食べてもおいしく、しかも癖もえぐみもないので和洋中エスニック……いろんなお料理に使えますよ!
そこで今回は、大量消費にもおすすめの「白菜」レシピをご紹介します。
意外と知らない白菜のこと
レシピの前に、白菜はどこから使うのが正解かご存知ですか?
正解は「内側」。
白菜は、外側から内側へ栄養を届け続けるので(何だか外葉がけなげに思えてくる)、内側から食べると外側から内側へ栄養を届ける必要がなくなり、全部おいしく食べられるというわけ。カットされた白菜などを買う場合は、白菜の成長点は芯の上あたりにあるため、時間が経つにつれて切り口の葉の柔らかい黄色の部分が盛り上がってきます。
カットして時間が経ってくると、上の写真の〇部分が盛り上がってくるので、スーパーで、よーく見てくださいね。
1:白菜のトロトロ感がたまらない「ピェンロー鍋」
中国の鍋料理「ピェンロー」。しいたけのだしで白菜と肉を煮た、実にシンプルな鍋ですが、お箸が止まらないおいしさです。大量消費ができるのもうれしいポイント。
【材料】(2~3人分)
干しシイタケ・・・5枚
白菜・・・1/3玉
豚バラ肉・・・150g
鶏モモ肉・・・250g
春雨・・・50g
ごま油・・・大さじ5
塩・・・適量
一味唐辛子(七味はNG)・・・少々
ナンプラー・・・お好みで
<作り方>
(1)1リットルの水に干しシイタケを入れ、だしを取る(一晩)。
(2)白菜は大きめのざく切り、豚バラ肉は5センチ幅に、鶏モモ肉は8等分に切る。春雨は熱湯にくぐらせて、軽く戻しておく。
(3)(1)のシイタケを取り出し、だし汁と白菜を大きめの鍋に入れて15分ほどくつくつと煮る。シイタケは軸をとり、かさの部分は食べやすい大きさに切って加える。
(4)途中でお肉とごま油大さじ3を加え、さらに10分煮込む。白菜がとろとろに煮えたら春雨を加え5分程煮込み、最後にごま油大さじ2を加え完成。
器によそい、各自で塩と一味で調味しながら食べてください。ナンプラーもすごく合うのでおすすめ!
めちゃくちゃシンプルなお鍋なので、材料は少しいいものを使ってください。特に、干しシイタケとごま油。いつ開封したか分からないようなものは絶対にNGです! また、お塩も少しこだわりのものを使うのがおすすめです。私は、沖縄の『粟国の塩』を使っています。
そして、アレンジを加えてほかのお野菜を入れたりすると全然違う食べ物になってしまうので、お気を付けください。
2:白菜の内側を使った「白菜とちくわのおかかサラダ」
白菜の内側は柔らかく甘みがあり、とてもおいしいです。なので、生のままサラダにしていただきます。
【材料】(2人分)
白菜(内側の黄色い葉の部分)・・・1/2個
ちくわ・・・1~2本
かつおぶし・・・2パック
しょうゆ・・・少々
白ごま・・・少々
ごま油・・・少々
<作り方>
(1)白菜(内側の葉っぱが黄色い部分)を食べやすい大きさに手でちぎる。芯の部分は繊維を断つように薄切りにする。水にさらしてパリッとさせ、ざるにあげ水気をよく切る。ちくわはひらひらになるくらいに薄く斜め切りにする。
(2)白菜とちくわは軽く混ぜ合わせお皿に盛り、上からごま油、しょうゆ、白ごま、かつおぶし(多めがおいしい)をかけ、完成。
白菜にしょうゆとごま油、かつおぶしをまとわせて、もしゃもしゃ頬張りましょう! ちくわのほのかな甘みも相まってどんどん食べられます。
しょうゆとかつおぶし、ごま油の最強タッグは、レタスやたたききゅうり、千切りキャベツなどほかにも活用できますよ。辛いのが好きな方は一味をかけたり、ラー油を少したらしても◎!
今回は冬のお野菜「白菜」を使ったレシピをご紹介しました。シャキシャキの生もおいしいし、トロットロになってもおいしい! いろんなお料理に活用してみると新しいおいしさに出会えるかもですよ。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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