外はパリッと中はふっくらジューシーな餃子が人気! “リーズナブルな価格も◎”黒崎の人気店(北九州市)
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家族の転勤で、昨年の夏から北九州市に移り住んだ青木うらです。
今回は、古き良き“昭和レトロ感”漂う黒崎で、地元の人々に愛されているお店をご紹介します!
黒崎で愛される人気店「本店 鉄なべ」(北九州市八幡西区)
最近、近現代の福岡経済を支えた炭鉱の歴史について知り、本・写真集・映像など「炭鉱」沼にずぶずぶはまり込んでいます。そこから北九州市を見つめると、良いときも悪いときも含めて炭鉱カルチャーを支えてきた残像が色濃く残る風景があり、とても愛おしく思えてきます。
北九州市の中でも『八幡製鐵所』の拠点だった八幡地域は当時の名残りがまだまだ残っているエリア。八幡西区黒崎を歩けば、歴史を感じさせる建物や家屋が点在していて、街歩きが楽しいですよ。
そんな街の建物のひとつに店舗を構えているのが、『本店 鉄なべ』。JR「黒崎」駅(南口)から186m、3分ほど歩くと見えてきます。また、近くに1時間100円のコインパーキングもあるので、車でも行きやすいです。
赤レンガの外壁、おしゃれな窓枠など、当時のデザインがそのまま残っていてすてきな外観。
店内のレイアウトにも注目です。
黒とからし色のストライプ模様のU字型テーブルがレトロな雰囲気でおしゃれ! テーブルの外側が客席で、内側は洗い物や餃子づくりなどの作業コーナーとなっています。
カウンターの内側で働くお母さんたちの真っ白なエプロンがかわいいんです。餃子も一つずつ手作り。食器も一枚ずつ丁寧に手洗い。実直に仕事をする姿が見えるのって好感です。
また、壁には、北九州エリアの隆盛を誇る時代を語る当時の写真や邦画ポスターが貼ってありました。映画のタイトルをチェックしたので、今度観てみようと思います。
どれもおいしい!長年愛されるお店のメニュー
メニュー表を見てみると、「長年据え置いてくださっているんだろうなぁ……!」と思わせる良心的な価格。どれもおいしいので、ほかのお客さんを見ていても皆さん本当にバラバラの注文です。
食事を楽しむ方もいれば、餃子と野菜炒めなどを注文してお酒と楽しむ方がいたりと、過ごし方もそれぞれです。“昔ながら”な雰囲気が、程よい距離感で、居心地が良いんですよね。
言わずと知れた看板メニューは、鉄なべで出てくる『焼きぎょうざ』(10個550円)。
皮はカリッと、餡はふっくらジューシー。鉄なべで提供されるので、熱々な状態が持続するのもうれしいポイントです。
小ぶりサイズなので、麺などのおともに“サイドメニュー”として注文する方も多いのだそう!
私の一番好きなメニューは、「細めん」、「太めん」、「うどん」から選べる『たんめん(中華そば)』(600円)。
福岡といえば「細めん」なイメージがある私は、レアな感じの「太めん」をいつも注文してしまいます。
“昔ながらのラーメン”といった感じで、とてもシンプルなのですが、“余分なものがない”のが良いんです! スープが味わい深く、毎日食べたくなるような余韻を口内に残します。
こちらは、野菜たっぷりな『ちゃんぽん』(660円)。「細めん」で出てきます。
生野菜のシャキシャキ感が残っていて、食感が良いんです。「野菜不足だなぁ~」と思うときに注文してほしいメニューです。
疲れたときになぜか無性に食べたくなるのが、『焼きそば』(600円)。
錦糸玉子が鎮座するビジュアルは、食欲を倍増させる効果大! 麺はモチッとしていてお箸を止めることができません。
地元の人に愛される『本店 鉄なべ』の味わいをぜひ堪能してみてください! やさしい味わいは忘れられない、後を引く余韻を残すはずです。(文/青木うら)
<店舗情報>
■本店 鉄なべ
住所:北九州市八幡西区黒崎1丁目9-13 宮本ビル1F
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
【2022年1月27日~3月6日福岡県にまん延防止等重点措置が適用されています】
この記事は不要不急の外出を促す意図があるものではありません。
「テイクアウトで楽しみたい」「いつか行きたい」お店・おでかけ先の候補選びの参考としてお楽しみください。
また、外出の際は、感染防止に関する行政の対応やお店の営業内容などをご確認の上、感染対策をしっかりと行い、一人ひとり責任のある行動を取りましょう。
※文・画像/青木うら
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