年末年始の食べ過ぎをリセット! 冬野菜で作る具材たっぷり栄養満点おかずスープ
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こんにちは、旅好き料理家の中願寺あゆみです。
年末年始はおいしいものを食べたり、お酒を飲んだりする機会も多く、暴飲暴食になりがちだったのではないでしょうか?
そういう日が続くと何だか体が重たく感じたり、ちょっと胃の調子を整えたいなと思ったりするもの。
そこで今回はそんなときにピッタリ、旬の冬野菜をたっぷり使った食べ応えのあるおかずスープのレシピをご紹介します。
だんだんと寒さも本格化してきて、温かいものがおいしい季節になったので、ぜひご活用ください。
1:だしいらずでこの旨み!「大根と豚ひき肉のナンプラースープ」
いわしなどの小魚を塩漬けし、発酵させて作られているもので深い旨みが特徴の「ナンプラー」。めちゃくちゃ使える調味料なんですが、皆さんの冷蔵庫の隅に隠れていませんか?
だししょうゆみたいなものと考えていただければ、イメージがつきやすいでしょうか。ちょっと加えるだけでも普段の料理がグンとおいしくなりますよ。見た目は地味だけど、体に染み渡るおいしさです。
【材料】(2~3人分)
豚ひき肉・・・100g
大根・・・10cm
じゃがいも・・・1個
白ネギ・・・1本
ブラックペッパー・・・少々
水・・・500ml
ナンプラー・・・大さじ1
塩・・・少々
すりおろししょうが・・・(あれば)少々
小ネギ・・・お好きな量
<作り方>
(1)大根は皮をむき、いちょう切りにする。じゃがいもは皮をむき、大根と同じような大きさに切る。白ネギは太めの斜め切りにする。小ネギは小口切りにする。
(2)鍋にサラダ油(分量外)を引き、豚肉を炒める。表面が白くなってきたら大根とじゃがいも、白ネギを加え軽く炒め合わせ、水を加えて中火で加熱する。
(3)沸いてきたらあくをとり、弱火にする。スープが濁るのでぐらぐらと沸かないように注意しながらナンプラーを加え、ふたを少しずらした状態でコトコト、野菜にゆっくり火が入るように15分程煮込む。
(4)すりおろししょうがを加え、塩で味を調える。お皿に盛り、小ネギとブラックペッパーをちらして完成。
ナンプラー特有のにおいは加熱することで軽減され、とても旨みのあるスープに仕上がります。今回は大根で作りましたが白菜でもキャベツでもなんでも合いますよ。
友人宅で作りましたが、2歳の女の子が何回もおいしいおいしいとおかわりしていました。お子さんに食べさせるときはブラックペッパーなしでOKです。
2:冷蔵庫のお掃除にも◎「豆乳を使ったクリーミー豚汁」
ちょこちょこと残ったお野菜を入れて、みそと豆乳で煮込めば栄養満点のおかずスープに。
特に具材の決まりはないので、家にあるお野菜で大丈夫です。ちょっと感動する、まろやかなやさしい口当たりのスープです。
【材料】(2~3人分)
豚薄切り肉(細切れ、バラなど)・・・100g
にんじん・・・5cm
大根・・・5cm
ごぼう・・・10cm
れんこん・・・5cm
白ネギ・・・10cm(青い部分含む)
しいたけなどきのこ類・・・少々
ごま油・・・大さじ1
だし汁・・・300ml
※顆粒だしを使う場合は水300ml+顆粒だし小さじ1/2
無調整豆乳・・・200ml
みそ・・・大さじ2
薄口しょうゆ・・・小さじ1(なければ普通のしょうゆでOK)
糸唐辛子・・・あれば
<作り方>
(1)豚肉は食べやすい幅に切る。にんじん、大根、れんこんは1cmのいちょう切りか半月切りに(大きさによって調整してください)。きのこは石づきを取り食べやすい大きさにカット。ごぼうはよく洗い斜め薄切りにする。白ネギは5ミリ程度の輪切りにする。
(2)鍋にごま油を引き、白ネギ以外の(1)をお肉、野菜の順番で入れ炒める。野菜の表面に油がコーティングされたら、だし汁(もしくは水と顆粒だし)を入れ加熱する。あくが気になるようであれば取る。中火でふたをし、くつくつと10分ほど野菜が柔らかくなるまで煮る。
(3)豆乳を加え、沸騰しないように温める(沸騰させると分離するので注意)。温まったら白ネギを入れ、最後にみそを溶き、薄口しょうゆを加え完成。器に盛り、糸唐辛子をあしらう。
豆乳を加えることでタンパク質もとれてうれしい豚汁です。最後に少ししょうゆを加えることで味にまとまりが出ますので忘れずに。通常の豚汁のようにゆず胡椒を添えて食べるのも◎。
暴飲暴食で疲れた体をたっぷりのお野菜で休めるべく、今回は旬の冬野菜をたっぷり使った食べ応えのあるおかずスープレシピをご紹介しました。
1品で満足感があるので、忙しい日にもおすすめです。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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