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【10分以内で完成】寒い日の“温朝食”に! 簡単時短で栄養たっぷりスープレシピ

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こんにちは。旅好き料理家の中願寺あゆみです。

寒くなってきましたね~。私は寒いのがとても苦手で、行動力が夏の8割くらいになっている気がします。とはいえ、寒い寒いと言っていても何も始まらないので、温かいものでも食べて朝から元気に過ごしたいものです。

今回は、私の大好きなほっこり温まる朝ごはんレシピをご紹介します。

1:体の中から温まる台湾の定番朝食「鹹豆漿(シェントウジャン)」

お酢の力で豆乳を凝固させた、胃にやさしいおぼろ豆腐のスープ。食欲のない朝でもサラッと食べられて、タンパク質も摂れるうれしいレシピです。

シェントウジャン

画像:中願寺あゆみ

【材料】(1人分)
無調整豆乳・・・200ml
A黒酢(なければ酢)・・・小さじ2
A薄口しょうゆ・・・小さじ1
A鶏がらスープの素(顆粒)・・・1つまみ
Aザーサイ(刻み)・・・小さじ2
A干し桜エビ・・・小さじ1
青ネギ(小口切り)・・・少々
ラー油・・・お好みで
パクチー・・・お好みで

<作り方>

(1)器にAを入れる。

(2)豆乳を鍋で沸騰しないように気をつけながら温め、沸騰直前に火を止めてゆっくりと(1)にそそぐ。

※沸騰し過ぎると固まらないので、注意してください。

(3)お好みで青ネギ、パクチー、ラー油を加えて完成。

台湾の定番朝ごはん。台湾では油條(ヨウティヤオ)という細長い揚げパンをカットしたものが入っています。お好みでフランスパンや食パンをカリッとトーストして、浸しながらたべるとボリュームも出ておすすめです。

お酢の量を増やすと固まりやすくなりますが、酸っぱくなるので、まずはこのレシピの量で作ってみてください。

2:旨みたっぷり!出汁いらずでおいしい「切り干し大根のおみそ汁」

子どものテンションが下がる副菜、上位にランクインしそうな『切り干し大根の煮物』。私もそうでした……が、大人になるにつれて好きになるのが不思議。

そんな切り干し大根もおみそ汁にすると、子どもたちもきっと喜んで食べてくれますよ。栄養満点の切り干し大根、乾物ですが賞味期限もそこまで長くはないので、おみそ汁に入れて早めに使い切ってしまいましょう。

切り干し大根のおみそ汁

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2~3人分)
切り干し大根・・・15g
しいたけ・・・2枚
小松菜・・・1束
豚肉・・・50g
水・・・500ml
みそ・・・大さじ2(各家庭で調整してください)

<作り方>

(1)切り干し大根はさっと洗ってはさみで食べやすい大きさに切りながら、水を入れた鍋に入れる。

(2)小松菜は3センチ幅に切り、よく洗う。しいたけは石づきを取り、食べやすい大きさに切る。豚肉も食べやすい大きさに切る。

(3)(1)の鍋にしいたけ、豚肉を入れ、中火にかける。沸いたらふたをして弱火にし、切り干し大根を煮ながら戻す感じで3分程度加熱する。

(4)小松菜を加え、火が通ったらみそを溶き入れて完成。

切り干し大根のもどし汁を出汁に活用したやさしい味わいのおみそ汁。しみじみおいしいな~と感じます。切り干し大根の水もどしは不要です。しっかり出汁が出るので、みそは少なめでもOK。

お肉はなくても大丈夫ですが、もし冷蔵庫にちょこっと残っているのであれば、タンパク質も一緒に摂れるのでぜひ加えてください。豚のミンチでも細切れでも、鶏肉だって大丈夫です。もちろんお野菜も冷蔵庫にあるもので◎。

私は、切り干し大根のシャキシャキした歯触りが好きなのでこの方法で作っていますが、柔らかいものが好きであれば前日から切り干し大根を鍋に入れて戻しておいてもいいですよ。

今回は、ほっこり温まるスープレシピをご紹介しました。年末は何かと気が急くことが多いですが、食べるものは食べて、体調管理をしっかりとして楽しく駆け抜けましょう!(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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