TOP > グルメ > “パン激戦区”糸島の人気店! ご当地食パンもおすすめの「Boulangerie NOAN(ブランジュリノアン)」 【古後大輔の福岡パンライフ#26】

“パン激戦区”糸島の人気店! ご当地食パンもおすすめの「Boulangerie NOAN(ブランジュリノアン)」 【古後大輔の福岡パンライフ#26】

2020.06.15

ぱんにちは〜! 今日も素敵な「福岡パンライフ」をテーマに、最旬のベーカリー情報やおすすめ商品をお届けします。

今回は夏のおでかけ人気エリア・糸島の『Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)』をご紹介。

パン激戦区・糸島に新しい風を送り込み続ける人気店『ブランジュリ・ノアン』

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

福岡の夏の名所といえば、青い海と青い空が広がる「糸島」。そんな糸島は数々の人気ベーカリーが立ち並ぶパン激戦区でもある。

中でも、『ブランジュリ・ノアン』は開店5年目ながら、ブランチ展開、冷凍パンの通販、デリバリー、ご当地食パン「ITOSHIMA」発売、新ブランドショップ『コンティニュー』開店など、オープン当初から常に新しい風を送り込んでいる、目が離せない注目のベーカリー。

と言うと、かなり流行の最先端を突っ走るパン屋に聞これるかもしれないが、旗艦店である『ブランジュリ・ノアン』が目指すのはあくまでもオーソドックスな“街のパン屋”。

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

一日に多いときは70種類出てくるメニューは、どれも奇をてらわない、トラディショナルなパンがほとんど。その伝統的な味を日々見直し、研究しながらブラッシュアップして守り続けている。

お昼過ぎには売り切れて閉店というスタイルのパン屋が増える中、「多少ロスが出ても、夕方にしか来られないお客様が多い住宅街にあるんだから、閉店までできる限り焼き続ける」という意気込みと心構えに、地域に根ざしてなんぼ!という街のパン屋としての誇りを感じずにはいられない。支店に姉妹店を含め、糸島方面にお出かけの際はぜひ訪れてみてほしい一軒だ。

糸島産ほうれん草とベーコンの『キッシュ』(310円)や、糸島産トマトにバジルぺーストとベーコン、糸島産ナス&トマトにウインナー、チーズカレーという夏味全快の『ピザ』(320円)も絶品!

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

『東福製粉』の糸島産小麦、『白糸酒造』の酒粕、『糸島みるくぷらんと』の伊都物語、『またいちの塩』の天然吹塩と、材料は糸島の名物素材が主役。

糸島という土地が持つブランドそのままが詰まった全国的な人気を誇るご当地食パン『ITOSHIMA(イトシマ)』(1,000円)。

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

惣菜パンからデザート系まで!『ブランジュリ・ノアン』のおすすめメニューをピックアップ

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

『明太フランス』(360円)

明太子がたっぷりと混ぜ込まれた明太バターソースを「これでもか!」と全身にまとった香り豊かなフランスパン。

ガリガリと香ばしいクラスト(パンの表面)にも、モッチリなのにサクサクッとした軽さがあるクラム(パンの内側)の奥深くまで、明太バターソースがたっぷりと塗りこまれ焼き込まれた、やみつきになる逸品。

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

『パン・ド・ロデブ』(ハーフ280円)

加水率110%という超高加水のプランスパン。

まずは袋を開けた瞬間に広がる、その豊かな香りにびっくり。頬張れば、ゴツゴツとヒビ割れした地面のような見た目のクラスト(パンの表面)からは想像がつかないほど、その食感はし〜っとり! フ〜ワフワッ!

噛むほどにモッチモチと旨味が溢れ出てくる。

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

「くるみとクランベリー」(380円)

具材となるドライフルーツの水分で、ずっしりと重くなりがちなフルーツパン。

高加水の生地を使えばなおさらのところを、保湿、旨味、軽さの三拍子をうまく調律しているところに職人のこだわりを感じる。甘さ控えめのベリーにアクセントとして加えているクルミの顔出し具合も絶妙!

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

「あんバター」(220円)

あんバターサンドにおいて、まずもって大切なのはあんことバターのさじ加減。

だがしかし、最も重要なのはその二つのつなぎ役であるパンの歯切れの良さと口どけの良さなのだと、頬張った瞬間に実感した。甘さ控えめのつぶあんに北海道産バターの効かせ具合ももちろん最良。

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

『ナポリタンドッグ』(420円)

伝統的で上品な顔つきのパンが数多く並ぶ中に、キッシュやピザパン同様、時折こんなやんちゃで豪快な調理パンというか惣菜パンが平然とした表情で並んでいるのも『ブランジュリ・ノアン』の魅力のひとつ。

特製ナポリタンたっぷりにウインナー&チーズ付き。おいしくないわけがない組み合わせだ!

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

「ラムレーズンバターサンド」「抹茶とくるみのバターサンド」(各250円)

白いラムレーズンバタークリームにはホワイトチョコ入り。緑色のバタークリームには八女産の抹茶とくるみ入り。

サクサクとした食感から一変、口の中に入った瞬間からクリームと一緒にホロホロと溶けてゆく味わいがこれまた贅沢。

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

画像:シティ情報ふくおか

※価格は全て税別です。

(文/古後大輔)

〈店舗詳細〉

Boulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)
糸島市篠原西1-9-10
詳細はBoulangerie NOAN(ブランジュリ・ノアン)

【参考・画像】

※古後大輔

※シティ情報ふくおか

この記事は公開時点での情報です。

<こんな記事も読まれています>
【550円】福岡が誇る!極上の朝ごぱん
たまらん~!福岡パンの新境地「中華風味」
超巨大!福岡で見つけた「肉肉しいパン」