愛ある控えめ価格! 久留米の人気店で自然と絶品パンを大満喫【古後大輔のふくおかパンライフ#100】
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今回は、秋のおでかけにぴったり! 自然豊かな久留米へのパン旅をご紹介!
絶品パンの旅へ!きれいな空気と大自然と一緒にパクリッと頬張りたい「haruta bakery(ハルタベーカリー)」(久留米市善道寺町木塚)
絶好のパン日和の青空のもと、今回訪れたのは、以前からずっと気になっていた久留米市の人気ベーカリー『haruta bakery(ハルタベーカリー)』。
オープンしたのは2019年10月。ほっこりする響きが特徴的な店名は、オーナー・湯川シェフの息子さんの名前から。
『道の駅くるめ』のすぐそばで、大通りから山手側に入ったこの場所は、静かで空気がとっても澄んでいます。
田園風景の中にバゲットが横たわっているかのような、かわいらしいお店のロゴマークのように、店の南側には耳納連山の山々と、田畑と森が重なり合う、自然豊かな風景が広がっています。
湯川シェフは関西出身。パン職人として仕事でたまたま赴任することになった福岡で暮らすうちに、この久留米の土地と出会い、念願だった自分の店を持つことになったんだとか。
オープンデッキで購入したパンを頬張るのも『haruta bakery』の楽しみのひとつ。
店内には勝手を知った常連らしきお客さんが次から次へと入って来ては、お目当のパンをどんどんトレーにのせていきます。まだ開店3年目ながら、すでに地域に愛されている証です。
湯川シェフのおいしさへの愛情と温もりがいっぱい!日々進化するふっくら&ほっこり“ご褒美パン”
『haruta bakery』のモットーは、湯川さんの息子さんはじめ、幼い子でも、安心して食べてもらえるパンづくり。店頭に並ぶパンは、小麦(一部フランス産小麦使用)、バター、卵、牛乳など、どれも国産や産地、素材や製法にこだわったものばかり。
日々通ってもらえるように価格は極力抑えつつ、でもおいしく食べてもらうための工夫やアイデアが満載!
湯川シェフの理想のおいしさへの飽くなき探究心と、食べ手への愛情と温もりがたくさん詰まった“ご褒美パン”です。
今回購入したのはこちら!
パリパリッ!サクサクッ!『クロワッサン』はここに来たなら外せない一品。
特に、見た目からしておいしそうな、バイカラー・クロワッサン『チョコクロワッサン』(220円)はマストです。
北海道産『よつ葉』の発酵バターとフランス産ヴァローナ社のチョコレートが贅沢に入っています。
きな粉好きなら絶対に食べておかねばならないのが『きなこのクロワッサン』(190円)。
この組み合わせ、この価格、最高です!
歯切れがいいモチモチ具合がちょうどいい、ベーグルの種類も豊富! こちらは甘栗とくるみを練りこんだ『甘栗とくるみ』(220円)。
ふわふわ食感のフランスパンに、甘さ控えめの北海道産粒あん、北海道産『よつ葉』のバターの濃厚な味わい、この三者の塩梅が絶妙な『あんバターフランス』(270円)。
ぜひ、バターを徐々に溶かしながら食べてみてください。
柔らかいあんぱんが好きな人は『塩バターあんぱん』(170円)を。
同じく甘さ控えめの北海道産粒あんと北海道産『よつ葉』バターを使用。高加水のふんわり&しっとり生地で包んでいます。
飼料にお茶を混ぜ、奥八女で元気に育てられた『田川さんちの茶でたまご』とオーガニックバニラビーンズを使ったゴージャスな『クリームパン』(170円)。それでこの値段とは……「愛」のなせる技!
明太フランスもあるけど、今の気分はこちらの『明太じゃがバター』(200円)。
香ばしく焼き上げられた全粒粉生地に、『やまや』の明太子を使った自家製明太バターソースとホクホクのジャガイモがゴロリと入っています。二つに切って、アルミホイルで包んで、オーブンで好みの温度に温めて食べると旨さ倍増!
バケットはこちらの北海道産小麦『キタノカオリ』を使った、モッチモチの『キタノカオリバケット』(220円)をセレクト。
ほんのり黄色い断面が食欲をそそります。噛むほどに滲み出てくる甘みに要注目!
『haruta bakery』は『くるめ緑化センター』周辺ということもあって、『平田ナーセリー』などガーデンショップがたくさん集まっているので、パンを購入したあとは、お気に入りの観葉植物や花を見つけにお店巡りをしてみるのもオススメです。
みなさんも、ぜひ秋のパン旅をお楽しみください!(文/古後大輔)
<店舗情報>
■haruta bakery(ハルタベーカリー)
住所:久留米市善道寺町木塚302-1
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文/古後大輔
※画像/シティ情報ふくおか
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