4日間煮込んだ牛タンがゴロゴロ! “カラフルな副菜も◎”久留米で見つけた「気まぐれスパイスカレー」
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こんにちは。FBSアナウンサーの伊藤舞です。
カレー日記98回目は、久留米で発見した「ごろごろ牛タンとカラフル副菜のよくばりスパイスカレー」です。
FBS福岡放送『めんたいワイド』の「火曜カレー部」で取材したお店を詳しく紹介していきます。
久留米の間借りカレー店「KANADEYANCURRY(カナデヤンカリー)」(久留米市螢川町)
西鉄「久留米」駅から歩いて10分ほどの『クレインボイスビル』という建物の2階にある『KANADEYANCURRY(カナデヤンカリー)』。
バー『奏』の店舗でランチタイムに営業している間借りカレー店です。
ホロホロお肉が最高♡4日間煮込む「牛タンカレー」
今回は、メニューの中で一番気になった『嫁の週替わり気まぐれカレー』を注文! 取材時は「牛タンカレー」(1,000円)でした。
ゴロゴロ入った牛タンの量、色とりどりの揚げ野菜やピクルス、副菜の種類の多さに驚きます。
20種類ほど使っているというスパイスはバランスにこだわりじっくり煮込んでいるため、良い意味でスパイス感がなく、まろやかな味わいに。
トッピングされているカスリメティの甘い香りとほろ苦さがいいアクセントになりつつ、赤ワインのコクと牛の旨みがしっかり詰まったルーはあと引くおいしさ!
そして、4日間かけて仕込んだ牛タンは、繊維の奥までしっかりカレーの旨みが染み込み、ほろほろ崩れる柔らかさなんです。
『気まぐれカレー』というメニュー名なので、基本的にはその日に作りたいカレーを作るそうですが、牛タンカレーに関しては4日間の仕込み期間があるので気まぐれとはいかないそう。
牛タンの仕込みから始まり、赤ワインやスパイスで煮込んでいくんですが、ここだけの話、煮込み始めは全くおいしくないそうで……(笑)。3日目から味がまとまり、おいしくなるとのこと。本当に手間暇かけて作られているカレーなんです。
また、「たくさんの種類をちょっとずつ食べたい!」という女性の気持ちを汲み取ったトッピングも魅力的!
カレーと相性抜群の揚げ野菜に、自家製の副菜やピクルス、さらに和風の煮卵はそのまま食べてももちろんおいしいですし、カレーと食べるとよりまろやかに味わえます。
夫婦二人三脚で昨年オープン!スパイス漬けの日々で独学カレー作り
メニュー名に「嫁の……」とある通り、カレーを作る内堀美智子さんは、店舗を間借りしているバー『奏』のオーナーの奥様なんです。コロナ禍でバーの営業が思うように出来なくなったこともあり、2020年からランチタイムにカレー店を始めました。
『カナデヤンカリー』では、ご主人の敦さんはサポートに徹しているそう。
旅先の大阪で食べたスパイスカレーに感銘を受け、スパイスカレー作りに没頭するようになった美智子さん。毎日のようにキロ単位のスパイスが家に届き、最終的には寝室にスパイスを置いてスパイスに囲まれて眠るほど、まさにスパイス漬けの日々を送っているそう。
そんなスパイスカレー愛が功を奏し、オープンから1年、完全独学のオリジナルカレーは多くのカレーファンが食べにくるほどに!
厚切りカツ&本格スパイスカレーで食べ応え十分♡
そんな『カナデヤンカリー』で、もうひとつのオススメが『国産豚の厚切りロースカツカレー』(1,450円)。
カツカレーというと、とろみしっかりの欧風カレーのイメージですが、ここでは自慢のスパイスカレーにトッピング。
カレーにもチキンがゴロゴロ入っていてボリューミーな一皿ですが、サラリーマンはもちろん、女性でもペロッと食べるお客さんが多いそう!
本格スパイスカレー好きはもちろん、辛いカレーが苦手な人でもOK! こだわりが詰まったオリジナルカレー、オススメです。(文/伊藤舞)
<店舗情報>
■KANADEYANCURRY(カナデヤンカリー)
住所:久留米市螢川町2-9 クレインボイスビル2F
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/伊藤舞
※FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
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