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日々の料理時間の短縮にも! “冷凍王子に聞いた”野菜の冷凍保存おすすめテクニック

2021.11.14

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でも、どんなに忙しくたって、毎日テイクアウトやデリバリーをするわけにはいかないし、買ってきたものばかりだと健康も気になるし……結局は日々のご飯作りは欠かせませんよね。

そんなご飯作りが少しはラクになるかも!? 日々の料理時間の短縮にもつながる「冷凍保存術」を“冷凍王子”こと、西川剛史さんに教えてもらいました!

冷凍王子・西川剛史さんに聞いた!冷凍保存おすすめテクニック

『ぐぐっと時短&もっと絶品!決定版 感動の冷凍術』、『西川剛史のおいしすぎる冷凍 レシピ』(いずれも宝島社)など、“冷凍術”を紹介する著書の累計発行部数が17万部を超えるほど大人気の冷凍王子こと、西川剛史さん。

画像:西川剛史

今回は、西川さんに日々の料理時間の短縮にもつながる野菜の冷凍保存術を教えてもらいました。

西川さんおすすめテクニック「ラップ&ジップ」

おすすめテクニックは、「ラップ&ジップ」! その名の通り、野菜を『サランラップ(R)』で包んでから『Ziploc(R)フリーザーバッグ』に入れて、空気を抜いて冷凍するという方法です。

時短によって新たな時間を作り“ゆとり”を産むという意味の「時産」が叶いますよ。

時産

画像:旭化成ホームプロダクツ

特にニオイが強い食材には「ラップ&ジップ」がおすすめとのこと! ニオイ漏れを防ぐだけでなく、食材の鮮度を保つ、冷凍室が整理できて食品ロスを防ぐ、下ごしらえして冷凍しておけば使うときは時短……とメリットがたくさんです。

ここからは、今の時期に食べる機会が多い食材の具体的な保存方法をご紹介します!

「れんこん」冷凍保存術

画像:旭化成ホームプロダクツ

(1)皮をむいて好みの大きさに切り、酢水(または水)に5分ほどさらして水気を拭き取る。

(2)サランラップで使いやすい分量ずつを包み、フリーザーバッグに入れて、なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。

※一度に使い切る場合は、フリーザーバッグに直接入れてもOK!

画像:旭化成ホームプロダクツ

〈使うときは…〉

凍ったままフライパンで焼くなど、加熱解凍。

きんぴら、甘酢づけ、天ぷらなどに使えます。

また、大きめに切って冷凍しておけばホックリ食感が楽しめる煮物に、切らずにかたまりで冷凍しておけば、凍ったまますりおろして、汁物のとろみづけに使うこともできますよ。

「ブロッコリー」冷凍保存術

画像:旭化成ホームプロダクツ

(1)小房に分け、熱湯で30秒間ゆでてザルにあげ、あおいで冷ますか、流水で素早く冷まし、水気をしっかりと拭き取る。

※ゆでる時間はごく短く、必ず30秒以内で!

(2)サランラップで使いやすい分量に包み、フリーザーバッグに入れて、なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。

画像:旭化成ホームプロダクツ

〈使うときは…〉

サッとゆでるか、電子レンジで少し解凍してから。

凍ったままたっぷりの熱湯で10秒ほどサッとゆで、水気を切れば使えます。余熱でも火が通るので、本当にサッとゆでるのがポイント!

炒め物や煮込みなどに使うときは、電子レンジで冷たさが残るくらいに解凍してから使うのが良いそうです。

「大根」冷凍保存術

画像:旭化成ホームプロダクツ

(1)皮をむいて3~4cmの厚さで輪切りにして、サランラップで1つずつか、用途に合わせて使いやすい大きさに切って1回に使う分ずつを包む。

(2)フリーザーバッグに入れて、なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。

画像:旭化成ホームプロダクツ

〈使うときは…〉

凍ったまま煮込み料理などに使い、加熱解凍。

“大根おろし”にしてからの保存もおすすめ! 目の細かいおろし器できめ細かくすりおろすのがポイントです。

大根おろしは、電子レンジや流水解凍すると、苦味や辛味が出ることがあるため避けたほうが良いのだそう。

画像:旭化成ホームプロダクツ

「りんご」冷凍保存術

画像:旭化成ホームプロダクツ

(1)食べやすい大きさに切って芯を除き、サランラップで1切れずつ包む。

※皮はむいてもむかなくてもOK!

(2)フリーザーバッグに入れて、なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。

画像:旭化成ホームプロダクツ

〈使うときは…〉

室温で10分ほどおいて半解凍の状態にしてから。

解凍しすぎず、シャーベットのような状態まで解凍するのがおいしく食べるコツです。

『紅玉』や『ジョナゴールド』のような調理向きの品種であれば、凍ったまま調理し、ジャム、コンポート、焼き菓子などに使えます。

難しいことは一切ないので、これだったら今日から取り入れられそう! 買ってきたとき、時間に余裕があるときに少しだけ頑張って冷凍保存をしておけば、きっと日々の料理時間が短縮できるはずです。(文/ARNE編集部)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※冷凍生活アドバイザー・西川剛史
旭化成ホームプロダクツ

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