え、そんな食べ方も!? 韓国好き直伝「キムチが何倍もおいしくなる」アレンジレシピ3つ
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こんにちは。韓国への留学経験もある、韓国好きのすずです。
韓国に行きづらい今、韓国ロスを解消するためにも、家でほぼ毎日韓国料理を作って食べています。なので、定番食材“キムチ”を使ったアレンジレシピのレパートリーはたくさん!
そこで今回は、スーパーで手軽に購入できるキムチを使ったアレンジレシピをご紹介します。定番のメニューから、日本の韓国料理屋さんではあまり見ないようなメニューまで、ご飯にもお酒にも合うメニューを厳選! 意外と簡単に家でもお店のような韓国料理を楽しめるので、ぜひマネして作ってみてほしいです。
1:実は簡単!韓国スタイルの「本格キムチチゲ」レシピ
スーパーではキムチチゲの素が売られており、それも便利ですが……自分でイチから作るキムチチゲは格別! 味付けの配分さえ覚えてしまえば、いつでも簡単においしいキムチチゲを楽しむことができますよ。
【材料】(1〜2人前)
キムチ・・・ひとつかみ(100g程度)
豚肉・・・100g
長ネギ(斜めにカット)・・・1本
玉ねぎ(繊維に沿って薄切り)・・・小1玉
豆腐・・・半丁
ごま油・・・適量
にんにくのみじん切り(またはチューブにんにく)・・・小さじ1〜2
酒・・・大さじ1
胡椒・・・少々
魚醤(なければ顆粒だしでも可)・・・小さじ3
米のとぎ汁(または水)・・・600ml
砂糖・・・大さじ1
唐辛子の粉(キムチ用)・・・大さじ1
醤油・・・大さじ1
〈作り方〉
(1)鍋にごま油、にんにくのみじん切り、酒、胡椒を入れ、豚肉を中火で炒める。
(2)火が通ってきたら、魚醤とキムチを入れ、さらに炒める。
私は今回いわしの魚醤を使用しました。魚醤がない場合は、カツオだしなどの顆粒だしでも代用可能です。その場合は、醤油で味を調節してくださいね!
(3)全体的に火が通ってきたら、玉ねぎを入れ炒める。
(4)玉ねぎに火が通ったら、米のとぎ汁(または水)を入れて煮立たせる。
(5)煮立ってきたら、唐辛子の粉、砂糖、醤油を加え、味を調整する。
ここで加える唐辛子は、キムチ用の辛味が少ないものをセレクトしましょう。ただ、赤い色をプラスするのが主な目的なので、ない場合は入れなくてもOK!
(6)全体がグツグツと沸騰してきたら、5分〜10分ほど中火で煮込む。
(7)キムチがクタッとしてきたら、豆腐とネギを加え、さらに3分煮込む。
豆腐は崩れやすいので、最後に入れましょう。韓国の豆腐は日本の豆腐と比べると、しっかり硬めの食感。下ごしらえとして、事前に豆腐を下茹でしたり、水分をよく切っておいたりすると、韓国の豆腐を再現できますよ!
私は今回焼き豆腐に重しをして、冷蔵庫で半日程度置いてから、水気を切って使用しました。
(8)豆腐とネギに火が通れば完成!
具だくさんで、白いご飯に合う、ボリュームたっぷりなおかずになります。
辛さがクセになるキムチチゲは、韓国の焼酎やマッコリと相性抜群! 辛いものが好きな人は、食べるときに刻んだ青唐辛子を入れると、さわやかな辛さを感じられますよ。
また、豚肉の代わりにツナ缶を入れてもOK♡ おいしい「ツナキムチチゲ」を味わえます。
2:マッコリのおとも!ご飯が進む「豆腐キムチ」レシピ
「豆腐キムチ(두부김치)」はその名の通り、豆腐とキムチ。しかし、ただのキムチではなく、一手間かけたキムチ炒めが一緒にお皿にのっているのが特徴です。
韓国ではマッコリのおともとしてよく食べられていて、私も本当によく作る定番メニュー! 今回は豆腐キムチの「キムチ」の部分である「キムチツナ炒め」のレシピをご紹介します。おいしすぎて豆腐一丁がすぐになくなってしまいますよ。
【材料】(1〜2人前)
豆腐・・・1丁
ツナ缶・・・1缶
キムチ・・・ひとつかみ(100g程度)
長ネギ(粗い輪切り)・・・半分〜1本
玉ねぎ(粗い角切り)・・・小1玉
ごま油・・・大さじ1
にんにくのみじん切り(またはチューブにんにく)・・・小さじ1〜2
砂糖・・・大さじ1
唐辛子の粉(キムチ用)・・・大さじ1
黒胡麻・・・少々
〈作り方〉
(1)フライパンにごま油、にんにく、ネギを入れて、油ににんにくとネギの香りを移すように、弱火〜中火で炒める。
(2)ネギがしんなりしたら、玉ねぎを加えて、さらに炒める。
(3)玉ねぎに火が通ってきたら、キムチを入れて炒める。
(4)キムチに火が通ったら、砂糖と唐辛子の粉を加えてさらに炒める。
(5)全体的に火が通ったら、ツナ缶を入れる。
今回はノンオイルのツナ缶を使用していますが、オイル漬けでも、ノンオイルでもどちらでもOK!
(6)全体的にしっかり火が通れば完成!
カットした豆腐と一緒に並べて、豆腐の上に黒胡麻を飾るとより本格的な見た目に♡
豆腐は冷たいままでもおいしく食べられますが、寒い季節には一度茹でて熱々にしてから食べるのがおすすめです。
また、豚肉を加えて、満足度を上げてもおいしいですよ! 豆腐だけではなく、ご飯も進む一品です。
しょっぱいと感じる場合は、キムチを少なくするか、一緒に入れる野菜を増やしてみてください。
3:韓国では定番料理!「サバのキムチ煮込み」レシピ
「サバのキムチ煮込み(고등어김치조림)」は日本ではあまりメジャーではありませんが、韓国ではよく食べられている定番メニュー。手軽に作れるので、こちらも私がよく作るメニューのひとつです!
【材料】(1〜2人前)
サバ(またはサバの缶詰)・・・4切れ
キムチ・・・ひとつかみ(100g)
玉ねぎ(薄切り)・・・小1個
長ネギ(斜めにカット)・・・1本
水・・・1〜2カップ(200〜400ml)
食用油・・・適量
にんにくみじん切り(またはチューブにんにく)・・・小さじ2
生姜のみじん切り(またはチューブ生姜)・・・小さじ2
【ヤンニョムのたれ】
コチュジャン・・・大さじ1
唐辛子の粉(キムチ用)・・・大さじ1
味噌・・・大さじ1
酒・・・大さじ1
醤油・・・小さじ2
胡椒・・・少々
下準備として、ヤンニョムの材料はあらかじめ混ぜておきましょう。
(1)鍋に食用油を引いて、キムチ、サバの順番で入れる。
(2)キムチとサバの上から、ヤンニョムのたれ、にんにく、生姜、水を入れ、強火で煮立たせる。グツグツと沸騰してきたら、中火で3分ほど煮込む。
(3)再度グツグツと沸騰したら、玉ねぎと長ネギを加え、中火で10〜15分ほど煮込む。
全体に火が通るように、時々混ぜましょう。このときサバの身が崩れやすいので、気をつけてくださいね!
(4)全体に火が通ったら完成!
味見をしてキムチの酸味が気になるようであれば、砂糖を加えて味を調整してみてください。
ざっくり説明すると、全部の材料を入れて煮込むだけ!の超簡単レシピです。今回は生のサバを使いましたが、サバの缶詰(水煮)を使うと、より手軽に楽しむことができます。
長く煮込んで、柔らかくなったキムチはまた違った味わいでおいしいですよ。
今回は、スーパーで手軽に買える“キムチ”を使ったアレンジレシピをご紹介しました。キムチさえあれば、特別な調味料はなくても本格的な韓国料理がおうちで楽しめます。ぜひ作ってみてくださいね!(文/すず)
【参考・画像】
※文・画像/すず
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